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[20150405]

Bert and JohnBert and John
(2008/03/12)
Bert Jansch

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66年のアルバムで、Bert Janschと共にトラッドギターの改革を行っていたJohn Renbournとコラボレートした作品です。このコラボレートが後のPentangleの結成へと繋がっていきます。同じ志しを持った二人は互いに刺激しあい、トラッドギターに新しい革命を興しました。ギターとギターとのコールアンドレスポンス、ジャズの要素をトラッドに吹き込んだのです。

1. East Wind
2. Piano Tune
3. Goodbye Pork Pie Hat
4. Soho
5. Tic-Tocative
6. Orlando
7. Reds Favourite
8. No Exit
9. Along The Way
10. The Time Has Come
11. Stepping Stones
12. After The Dance

Charles MingusのGoodbye Pork Pie Hatをカバーしているので明白ですが、二人がこの作品で演奏しているのはアコースティックギターでありますが、その奏法はジャズギターであります。2台のギターの響き、アンサンブル、John Renbournのギタープレイは流麗ですので、Bert Janschのゴツゴツしたプレイと共鳴して、スリリングな緊張感を生み出しています。空気が張りつめているのに美しく響くギターの音色が心地良いです。

同じ志しを持っていながら、二人のギターは別の進化をしているので、化学変化が起こっています。この化学変化をより明確にしたのがPentangleと言うバンドでした。イギリスのトラッドブームの中でもこの二人は異色なのであります。トラッドフォークをまったくの別物に生まれ変わらせました。ですからロックファンにとっても魅力的な音楽となりました。若い人がトラッドフォークを始めるきっかけを作ったのです。トラッドフォークをただの古くさい音楽だと思っている人はしょんべんをちびります。

East Wind
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[20150405]

Jack OrionJack Orion
(2008/03/12)
Bert Jansch

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66年のサードアルバムです。初期の代表作になります。プロデューサーはBill Leaderです。トラディショナルな曲のカバーが多いのですが、かなり個性的なアレンジになっています。彼の目的なフォークギターの改革であり、新しいギター奏法を追求した結果、カバー曲での演奏が分かり易いとカバー曲を多く演奏しています。それがまるでオリジナル曲のように独特な曲に生まれ変わっているのです。

1. The Waggoners Lad
2. The First Time Ever I Saw Your Face
3. Jack Orion
4. The Gardner
5. Nottamun Town
6. Henry Martin
7. Blackwaterside
8. Pretty Polly

フォークソングですから、スリーコードであり、アルペジオによる演奏となりますが、そのアルペジオの構築が独特なのです。前作ではテンションコードのように響かせていました。それにインド音楽、シタールのような奏法を加えてサイケデリックな響きを持たせているのです。これが後のジミーペイジに影響を与えます。特にBlackwatersideをそのまんまパクったツェッペリンのBlack Mountain Sideは有名です。初期の頃のツェッペリンにはこうしたサイケな響きを持った曲があったのです。

ギターの奏法を新しく生み出すのは、新しい科学的な発見と同じくらいの価値があります。新しい奏法を生み出す事で他のギタリストとは違うと差別化を計って、当時は個性的なギタリストが多く誕生しました。80年代以降、シンセの時代になってからギタリストの個性が無くなっていきますので、バートヤンシュはとても貴重なギタリストなのであります。こうした革新的な事がジャズやロックだけでなく、フォーク界にも生まれたのが60年代後半の激動の時代でありました。歴史的な名盤です。

The Waggoners Lad
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[20150405]

It Don\'t Bother MeIt Don\'t Bother Me
(2008/02/26)
Bert Jansch

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65年のセカンドアルバムです。今回のプロデューサーはNathan Josephです。ファーストとは明らかに音の鮮明さが違っています。何よりもギターの奏法が変わっています。フォーク調の曲に変わりはありませんが、開放弦を利用した独特のボイシングによるギタープレイは、ジミーペイジがアコースティックギターを演奏する時に参考になるような奏法がここで始まっています。

1. Oh My Babe
2. Ring-A-Ding Bird
3. Tinker's Blues
4. Anti Apartheid
5. The Wheel
6. A Man I'd Rather Be
7. My Lover
8. It Don't Bother Me
9. Harvest Your Thoughts Of Love
10. Lucky Thirteen
11. As The Day Grows Longer Now
12. So Long (Been On The Road So Long)
13. Want My Daddy Now
14. 900 Miles

テンションコード、分数コードというジャズ的な音構成をフォークギターに応用しています。ギターでのコードの押さえ方にはいくつかのパターンが存在します。チューニングを変えれば更にその幅は増えていきます。どう押さえるかは、弾き易い事がまず第一に考えられます。コード進行の流れで、楽にフォームチェンジ出来る事が最優先になります。それ以外に優先されるとすれば響きです。よりイメージに近い響きを出せるフォームで押さえる事が重要です。そこで独特な押さえ方が考えられるのです。

コードブックに載っている押さえ方は誰でも使用しますから、オーソドックスな響きになります。しかし、独特な押さえ方を考え出せば独特な響きを生み出せるのです。60年代後半から70年代始めにかけては、その独特な響きを追求するギタリストが数名しました。代表的なのがキースリチャードですが、このバートヤンシュもその代表的なギタリストなのです。ファーストではまだオーソドックスな押さえ方でしたが、このアルバムから独特の響きが生まれ始めています。

Oh My Babe
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