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[20150424]

Ship of FoolsShip of Fools
(2008/03/12)
John Renbourn

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88年のアルバムです。コンセプトアルバムのような感じですが、オリジナル曲とトラッドのカバー曲が半々です。バンド編成での演奏で、タブラではなく、普通のドラムが使われています。ですからオリエンタルな雰囲気はしなくなっていますが、古典音楽が現代的な演奏になっています。つまりフォークソングに近いのですが、フォークソングとも呼びにくい雰囲気があります。

1. Searching For Lambs
2. Sandwood Down to Kyle
3. Bogey's Bonnie Belle
4. Lark In The Clear Air
5. The Martinmass Wind
6. Cobbler's Jig/Maltese Brawls
7. I Live Not Where I Love
8. The Verdant Braes Of Screen
9. Ship Of Fools
10. Travellers' Prayer

アメリカのカントリーやフォークソングはA.O.R.と融合して新しい現代的な音楽へと進化して行きました。イギリスでもそういう事を行っても良いと思うのですが、彼らはそうはしていません。あくまでもトラッドの雰囲気を守りながら現代的な演奏にしているのです。ここはヨーロッパの保守的な考えによるものだと思いますが、伝統を守りながら若い世代でも楽しめる音楽として演奏しています。

伝統的な音楽を好む若者がイギリスにどれくらいいるのかは知りませんが、伝統音楽は今も愛され続けています。古いままの演奏だったら廃れていったかもしれませんが、彼らのような活動が現在でも伝統音楽を伝える役割を果たしています。ワールドミュージックの一つでもありますが、ケルトミュージックが広く親しまれるようになったのはエンヤの登場によるものが大きく、John Renbournの作品は少し地味かもしれませんが、やっている事はかなり革新的です。

Full Album
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[20150424]

Nine MaidensNine Maidens
(2008/03/12)
John Renbourn

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85年のアルバムです。全曲オリジナル曲で、コンセプトアルバムになっています。ギターのみの演奏に多少パーカッションが加わっています。ギターは多重録音されて、エレキギターもナチュラルトーンで演奏されています。これも古典音楽風ではありますが、かなり現代的な解釈で創られています。

1. New Nothynge
2. Fish in the Well
3. Pavan d'Aragon
4. Variations on My Lady Carey's Dompe
5. Circle Dance
6. Nine Maidens: Clarsach/The Nine Maidens/The Fiddler

古典音楽でのギター演奏もクラシックギターと同じく、和音と旋律を同時に演奏して行きます。ギター一本だけでも成立するのですが、それを二本ないし、三本以上のギターを重ねる事で一本のギターだけでは不可能な和音構成を生み出す事が出来ます。つまりはギターオーケストレーションなのであります。ベースラインもギターで演奏され、それ以上の音は邪魔だと思えるくらい充実した音楽で完成されています。

ギター一本で出来る音楽を分解して複数のギターで演奏するので、結構めんどくさい行程を踏まえる訳ですが、完成された音楽の響きを聴けば、その喜びに代えられるものはないでしょう。ギタリストならではの作品であり、他の誰よりもギタリストたる作品を創り上げています。ギターは弦楽器であり、演奏法によっては打楽器のようにもなります。そういう意味ではピアノ類と同じよような楽器なのです。音階は3オクターブ程度ですが、ピアノのように出来ない事も、ピアノでは出来ないような事も出来ます。それだけ突き詰められる可能性を持った楽器なのです。

Full Album
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[20150424]

Enchanted GardenEnchanted Garden
(2005/05/31)
John Renbourn

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80年のアルバムです。この頃はJohn Renbourn Groupとして充実していた時期で、ジャズメンが様々なセッションを立て続けにリリースするように次々に作品を出しています。新曲もありますが、トラッドのカバー曲が多く、それをインド音楽と古典音楽を混ぜ合わせたようなスタイルで演奏しまくっています。

1. A) Pavane 'Belle, Qui Tiens Ma Vie'; B) Tourdion
2. The Truth From Above
3. Le Tambourin
4. The Plans Of Waterloo
5. The Maid On The Shore
6. Douce Dame Jolie
7. A Bold Young Farmer
8. Sidi Brahim

東洋からやってきた音楽職人達はスペイン、を通ってジプシーと呼ばれるようになります。北側を通って行ったものはボヘミアンと呼ばれるようになります。それが土着の音楽と融合しながらやがてブリテン島に辿り着いてケルトミュージックを形成するようになっていきます。ですからケルトとインド音楽が結びついてもまったくおかしくないのです。音楽職人達には楽譜は存在しておらず、師匠から弟子へと受け継がれて行きます。その中には多分にアドリブを含む事を当然としています。

そうした系譜のあるトラッドミュージック。それがアメリカに辿り着いてカントリーになり、黒人音楽と結びついてロックになって行きます。ここには黒人音楽が入る前のロックミュージックがあるのです。職人音楽家は地元の人から金をもらわなければなりませんので、地元に根付いている音楽も取り入れて進化して行きます。そうした音楽の細胞の一つ一つを分解しては結びつけて現代的な音楽へと進化させています。

A) Pavane 'Belle, Qui Tiens Ma Vie'; B) Tourdion
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[20150424]

So Early in the SpringSo Early in the Spring
(2008/03/12)
John Renbourn

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79年のアルバムです。日本に来日した時に即興的にレコーディングされた音源になっています。カバー曲などが多いですが、ほとんど準備もされていない状態でのレコーディングで、これだけの作品を残せるのですから凄いものです。カバー曲にしても日頃から沢山のレパートリーを抱えているのが分かります。ライブも無制限ならいつまでも続けられるのでしょう。

1. So Early In The Spring
2. Lindsay
3. The Mist-Covered Mountain Of Home/The Orphan
4. To Glastonbury
5. The English Dance
6. The Bank Of Sweet Primroses
7. Blues Run The Game
8. Great Dreams From Heaven
9. Peacock Rag
10. If You Haven't Any Hay
11. The Young Man That Wouldn't Hoe Corn
12. Buckets Of Rain

自分の世界観をしっかりと持っていて、それがトラディショナルと親密に結びついているので、カバー曲だけでも自分の世界観をしっかりと表現出来ています。遠い昔に創られた曲はシンプルなものだったかもしれませんが、それがこれだけ物語を膨らませて表現されている所が彼の凄さだと思います。音楽とは演奏するもののフィルターを通していくらでも増殖されていくものだと思います。

クラシック音楽は譜面通りに演奏する事を義務づけされていますが、演奏者、指揮者によって微妙に表現が違っています。譜面通りに演奏しても全く同じような演奏は再現出来ないのです。機械、打ち込みではないのではないのですから、微妙にタイム感が違ってきます。それがライブでの醍醐味でもありますが、John Renbournは演奏家である前にミュージシャンでありますから、自分ならではの表現を行う上で自由なのであります。その自由な部分はロック的であり、ジャズ的でありますから、オリジナル曲を知っている人でも感嘆出来るのです。

So Early in the Spring
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