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[20150425]

Geese & The GhostGeese & The Ghost
(2008/04/22)
Anthony Phillips

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Genesisの初代ギタリストAnthony Phillipsの77年のファーストソロアルバムです。バンド脱退後、クラシックギターの習得に精を出して、自分の音楽を追求してやっと出された作品ですが、時期としてはプログレは落ち目になり、パンクが誕生していた頃です。その為売り上げはぱっとしませんでしたが、行き場の無くなっていたプログレファンにとっては救世主のような名盤であります。現在ではボーナスCDがついていますが、1枚目だけで充分満足出来る作品です。

disk:1
1. Wind Tales
2. Which Way The Wind Blows
3. Henry: Portraits from Tudor Times(i) Fanfare (ii) Lutes’ Chorus (iii) Misty Battlements (iv) Lutes’ Chorus Reprise
4. (v) Henry Goes to War (vi) Death of a Knight (vii) Triumphant Return
5. God if I Saw Her Now
6. Chinese Mushroom Cloud
7. The Geese and the Ghost - Part i, Part ii
8. Collections
9. Sleepfall: The Geese Fly West
disk:2
1. Master of Time (demo)
2. Title Inspiration
3. The Geese and the Ghost - Part One (basic track)
4. Collections link
5. Which Way the Wind Blows
6. Silver Song (basic track)
7. Henry: Portraits From Tudor Times (basic track)(i) Fanfare (ii) Lute’s Chorus(iii) Lute’s Chorus Reprise (iv) Misty Battlements
8. Collections (demo)
9. The Geese & The Ghost - Part Two(basic track)
10. 10 God If I Saw Her Now (basic track)
11. 11 Sleepfall (basic track)
12. 12 Silver Song (unreleased single version, 1973)

Genesisのメンバーもバックアップし、プロデュースにはMike Rutherford も参加しています。彼はベースでも参加し、Phil Collinsはボーカルで参加しています。他にTom Newmanも参加しています。メロトロンやクラシック、古典音楽の雰囲気を持った牧歌的な雰囲気はプログレ作品の中でももっともプログレらしい名盤に仕上がっています。プログレはここに極められています。これこそがプログレッシヴロックであり、プログレファンが求めている音楽なのであります。

初代ギタリストと言う事で、Genesisが売れていた頃にはいませんでしたから、一番知られていないメンバーかもしれませんが、このアルバムで一気に知名度が上がりました。流石Genesisのメンバーだったと思わせる素晴らしい仕上がりです。しかし、この作品も彼の知名度と同じで広くは知られていません。プログレファンだけが愛聴しているに過ぎません。隠れた名盤と言うには結構知られていますが、ロック史の中でも最高のランクに値する歴史的名盤なのであります。素晴らしい。プログレはこうでなければ。

Full Album
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[20150425]

Palermo SnowPalermo Snow
(2011/01/25)
John Renbourn

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2011年のアルバムで、彼の遺作になっています。クラシックギター、ジャズギターの手法で演奏されています。ジャズ的なギターと言うのは久しぶりであり、クラシック曲も、まるでジャズギタリストが演奏しているみたいです。ここにきて新しい方向性を示すとは、最後まで挑戦者であり続けました。久しぶりの作品でもあり、これまでと同じような作品にしていないところが素晴らしい。

1. Palermo Snow
2. Dery Miss Grsk
3. Bella Terra
4. Cirque D'hiver
5. Ugly James
6. Sarabande
7. Cello Prelude In G
8. Weebles Wobble (But They Don't Fall Down)
9. Little Niles
10. Blueberry Hill

黒人音楽の要素が全く無い古典音楽を全面に出していたのに、ジャズという黒人音楽を演奏する事で、これまでと全く違うアプローチになっています。しかし、ここから読み取れるのは、彼は古典音楽の中でしっかりとジャズ的なアプローチをギターで行っていた事が明確になっています。彼の発想はジャズやロックに会ったのだと分かります。だからこそ古典音楽でも退屈しない音楽になっていたのです。

アコースティックギターが主でしたが、彼が行ってきた演奏は革新的なものであり、多くのギタリストに影響を与えてきました。その発想力は最後まで耐える事無く研ぎすまされています。2015年に心臓発作の為に亡くなります。その人生はギターの追求に捧げられ、彼の残した作品に駄作はありません。それだけ真摯に音楽に向き合っていました。偉大なる音楽家であります。

Ugly James
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[20150425]

トラヴェラーズ・プレイヤートラヴェラーズ・プレイヤー
(1998/07/25)
ジョン・レンボーン

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98年のアルバムです。これもコンセプトアルバムのように統一感を持った作品になっています。彼が提唱してきたバロックフォークをより円熟させたような素晴らしい演奏になっています。バロック音楽だけではなく、トラッド、ケルトの雰囲気も出しています。テーマとしてはこれまでと同じものですが、アレンジがより洗練されて無駄のない動きになっています。

1. Bunyan's Hymn (Monks Gate)
2. When The Wind Begins To Sing
3. Wexford Lullaby
4. I Saw Three Ships/Newgate Hornpipe
5. Planxty Llanthony/Loftus Jones
6. Fagottanz
7. At The Break Of Day
8. Travellers' Prayer
9. South Wind/Feathered Nest
10. Estampie

ギターテクニックを織り交ぜるような演奏ではなく、いかにして美しい響きを持たせるかに比重が置かれているように感じます。ですから一つ一つの音が繊細で美しいアンサンブルになっています。まるでおとぎの世界に迷い込んだかのような世界観があります。そしてその世界の人々の暮らしが映像として脳裏に展開されていきます。

古典音楽の作品があったとしても、ここまで明快な世界観を持った作品は他には無いでしょう。非ロックな作品ではありますが、ロックファンが聴いてもまったく退屈しないと思います。それだけ説得力を持った音楽になっています。今の時代、どれだけ説得力を持った音楽が存在する事でしょう。現在の音楽シーンに放り込んでも、まったく引けを取らない音楽であります。彼が行き着いた究極のバロックフォークの名盤です。

Bunyan's Hymn (Monks Gate)
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[20150425]

The Lost SessionsThe Lost Sessions
(1996/07/29)
John Renbourn

商品詳細を見る


96年のアルバムです。録音は73年で、Pentangle解散後にレコーディングされた未発表音源になります。なのでロック色が強く、カントリーロックやフォークロックのようなアレンジになっています。ファズギターなども入っており、ロックファンにとっては、こうした音源をリリースしていれば、もっと売れていたと思えるでしょう。

1. Just Like Me
2. Sleepy John
3. Riverboat Song
4. Green Willow
5. Seven Sleepers
6. To Glastonbury
7. Floating Stone
8. O Death
9. The Young Man's Song

フォークギターだけではなく、エレキギターの奏法においても斬新な切り口を持っています。歌声も若いです。Bert Janschよりも歌は巧いと思います。スリーコードの曲ばかりですから、バンド演奏になるとオーソドックスな感じがします。曲は良いですが普通です。それでもアレンジ、演奏に置いては非凡なパフォーマンスでありますから、聴き応えがあります。これが未発表になっているなんてもったいない話です。

普通にポップすを演奏してもこれだけの作品を残せていたのですから、この路線で勝負する事も出来た事でしょう。しかし、彼は彼にしか出来ない音楽を選んだのです。一番意外なのはファズやワウを使ったサイケなサウンドです。それはギターだけではなく、ベースにかけられていたり、サイケロックなのに歌はフォーキーという、まるでフリッパーズギターのようなサウンド。当時としてもかなり斬新なものであります。

Full Album
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