75年のアルバムです。プロデュースは前作と同じKenny GambleとLeon Huffで、このコンビネーションでヒット作を連発しています。Give the People What They WantとLet Me Make Love to Youのシングルヒットを出しています。ソウルミュージックはもはや黒人だけが楽しむ時代は終わり、白人も気軽に楽しむ時代になっていきます。白人ソウルミュージックグループも誕生するようになり、やがてディスコブームに吸収されていきます。
1. Give the People What They Want 2. Let Me Make Love to You 3. Survival 4. Where Did We Go Wrong 5. Rich Get Richer 6. How Time Flies 7. What Am I Waiting For 8. Never Break Us Up
1. Put Your Hands Together 2. Ship Ahoy 3. This Air I Breathe 4. You Got Your Hooks in Me 5. For the Love of Money 6. Now That We Found Love 7. Don't Call Me Brother 8. People Keep Tellin' Me
アルバムタイトル曲は9分くらいあって、単なるダンスミュージックでは無くなっています。それくらい彼らも創作意欲が沸き上がっていたのでしょう。成功する事は多くの可能性をもっと拡げていく事になります。Philadelphia International Recordsは多くのミュージシャンを世に送り出し、レーベル以外も含めてフィリーソウルの全盛期を迎えていく事になります。前作での成功は彼らに大いなる自信をもたらして、より豊かな音楽を創り上げています。これも名盤です。
72年のアルバムで、フィラデルフィアソウルの始まりとなる歴史的名盤であります。黒人音楽がほとんど根付いていなかった街にギャンブル&ハフがPhiladelphia International Recordsを設立、自分達のスタジオシグマ・サウンド・スタジオで録音されたソウルミュージックを総じてフィラデルフィアソウル、通称フィリーソウルと呼ばれ、一大勢力へと発展していきます。Mother Father Sister Brotherというスタジオミュージシャンによって演奏され、華麗なストリングスを加えたアレンジは世界的に広がっていきました。
1. When the World's at Peace 2. Back Stabbers 3. Who Am I 4. (They Call Me) Mr. Lucky 5. Time to Get Down 6. 992 Arguments 7. Listen to the Clock on the Wall 8. Shiftless, Shady, Jealous Kind of People 9. Sunshine 10. Love Train
プロデュースはGamble & HuffとBunny Siglerで、彼らこそが仕掛人でした。ソウルの神様ジェイムスブラウンがファンクを提唱した事で、彼らもファンクの要素を取り入れていますが、豪華絢爛なソウルミュージックを生み出しています。Back StabbersとLove Trainが大ヒットとなり、苦節10年のこのトリオにやっと報われる時が来ました。ここからは大ヒットを連発して息の長い活動をしていく事になります。他に992 ArgumentsとTime to Get Downもシングルヒットしています。
1. Now He's Home 2. Little Brother 3. Crossroads Of Life 4. La-De-Da 5. Peace 6. Shattered Man 7. Your Turn This Time 8. Just To Be With You 9. Gotta Get My Broom 10. Never Can Say Good-Bye