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[20150606]

Invisible MenSurvival
(1998/07/14)
O'Jays

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75年のアルバムです。プロデュースは前作と同じKenny GambleとLeon Huffで、このコンビネーションでヒット作を連発しています。Give the People What They WantとLet Me Make Love to Youのシングルヒットを出しています。ソウルミュージックはもはや黒人だけが楽しむ時代は終わり、白人も気軽に楽しむ時代になっていきます。白人ソウルミュージックグループも誕生するようになり、やがてディスコブームに吸収されていきます。

1. Give the People What They Want
2. Let Me Make Love to You
3. Survival
4. Where Did We Go Wrong
5. Rich Get Richer
6. How Time Flies
7. What Am I Waiting For
8. Never Break Us Up

かなりファンク色が強く打ち出されています。ですから白人が踊るにはまだ難しい複雑な16ビートになっています。それでも白人に受け入れらていますから、当時の彼らの人気は凄かったと思います。激しいファンクビートから、メロウなバラードまで、ロックファンの知らない所でソウルミュージックは大いに盛り上がっていました。ですからロックファンにとってはボウイのヤングアメリカンは衝撃的だったのです。ロック界にも影響をもたらす事で、ロックも大きく融合して80年代サウンドに向かっていくのですが、そのレアグルーヴはここにあります。

ソウルミュージックはスリーコードが基本ですが、ファンクはワンコードが基本です。この時代のソウルミュージックはツーコードで成り立っていて、たまに別のコードに移って雰囲気を変えていきます。この手法は80年代に大いにもてはやされます。コードがあまり移動しないと言うのは踊りながら演奏するので、あまりポジションを動かしたくないという流れからきています。それでもしっかり変化を感じさせる曲に仕上げている所が黒人のセンスの凄さです。これは当時のロックにはなかった感覚であり、ヨーロッパ圏では考えられない構成なのです。本能的な感性と音楽理論に裏打ちされたアメリカの音楽はもの凄いポテンシャルを持っているのです。

Give the People What They Want
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[20150606]

Invisible MenShip Ahoy
(1998/07/14)
O'Jays

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73年のアルバムです。プロデュースはKenny GambleとLeon Huff。前作での成功は止まらず、ヒットを連発していきます。黒人チャートのみならず、白人チャートでも11位の売り上げを記録します。Anthony Jacksonがベースで参加していますが、ほとんどがMFSBによる演奏になっています。ニューソウルのテンションを効果的に使った曲作りから、ファンクなどの躍動感のあるリズムを取り混ぜた独特のサウンドを創り出しています。

1. Put Your Hands Together
2. Ship Ahoy
3. This Air I Breathe
4. You Got Your Hooks in Me
5. For the Love of Money
6. Now That We Found Love
7. Don't Call Me Brother
8. People Keep Tellin' Me

ロック界はハードロックやプログレなどブリティッシュロック全盛期でありましたが、アメリカでは独自にこうしたダンスミュージックが盛り上がっていました。ジャズにしてもロックンロールにしても、元はダンスミュージックであり、理屈抜きに腰を動かす音楽、本能的な音楽にニューソウルのようなおしゃれ感覚が加わった音楽は、瞬く間に白人と黒人の垣根を取り除いていく事に貢献しています。完全に取り払われるまでにはヒップホップの流行を待たなければなりませんが、その前兆はこの時にありました。

アルバムタイトル曲は9分くらいあって、単なるダンスミュージックでは無くなっています。それくらい彼らも創作意欲が沸き上がっていたのでしょう。成功する事は多くの可能性をもっと拡げていく事になります。Philadelphia International Recordsは多くのミュージシャンを世に送り出し、レーベル以外も含めてフィリーソウルの全盛期を迎えていく事になります。前作での成功は彼らに大いなる自信をもたらして、より豊かな音楽を創り上げています。これも名盤です。

Put Your Hands Together
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[20150606]

Invisible MenBack Stabbers
(1998/07/14)
O'Jays

商品詳細を見る


72年のアルバムで、フィラデルフィアソウルの始まりとなる歴史的名盤であります。黒人音楽がほとんど根付いていなかった街にギャンブル&ハフがPhiladelphia International Recordsを設立、自分達のスタジオシグマ・サウンド・スタジオで録音されたソウルミュージックを総じてフィラデルフィアソウル、通称フィリーソウルと呼ばれ、一大勢力へと発展していきます。Mother Father Sister Brotherというスタジオミュージシャンによって演奏され、華麗なストリングスを加えたアレンジは世界的に広がっていきました。

1. When the World's at Peace
2. Back Stabbers
3. Who Am I
4. (They Call Me) Mr. Lucky
5. Time to Get Down
6. 992 Arguments
7. Listen to the Clock on the Wall
8. Shiftless, Shady, Jealous Kind of People
9. Sunshine
10. Love Train

プロデュースはGamble & HuffとBunny Siglerで、彼らこそが仕掛人でした。ソウルの神様ジェイムスブラウンがファンクを提唱した事で、彼らもファンクの要素を取り入れていますが、豪華絢爛なソウルミュージックを生み出しています。Back StabbersとLove Trainが大ヒットとなり、苦節10年のこのトリオにやっと報われる時が来ました。ここからは大ヒットを連発して息の長い活動をしていく事になります。他に992 ArgumentsとTime to Get Downもシングルヒットしています。

ソウルトレインというテレビ番組が流行って、ディスコブーム前のソウルブームの全盛期に入ります。黒人を中心の流行でしたが、白人も果敢にダンスフロアに足を運び、それがサタデーナイトフィーヴァーという映画まで生む事になります。ニューソウルからフィリーソウルへ時代は大きく変わっていきます。グラムロックを捨てて、デヴィッドボウイはこのスタジオでヤングアメリカンを録音してアメリカを拠点に活動するようにもなります。それくらい影響力を持っていました。歌はそれほど変わりませんが、アレンジがかなり豪華になっています。歴史的名盤です。

When the World's at Peace
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[20150606]

Invisible MenSuper Bad
(1998/07/14)
O'Jays

商品詳細を見る


71年のアルバムです。まだフィリーソウル誕生前ですが、既にレアグルーヴの対象になるくらいのスタイルを完成させています。ただ、まだレーベルが定着していなかったというのもあって、大きなヒットには結びついていません。ブラックミュージックでは人気も出始めていましたが、世界に知られるまでにはいたっていません。従来のソウルとニューソウルが混じりきっていない感じなのですが、そこが又味わいがあると思います。

1. Now He's Home
2. Little Brother
3. Crossroads Of Life
4. La-De-Da
5. Peace
6. Shattered Man
7. Your Turn This Time
8. Just To Be With You
9. Gotta Get My Broom
10. Never Can Say Good-Bye

まだ黒人差別は続いていましたが、キング牧師などの運動は多少なりとも黒人文化の自立に一役買っていたと思います。ですから70年代に入ってからは黒人音楽、黒人映画といった分野が発展していく事になります。あくまでも黒人向けに創られているものですが、白人の耳にも入る訳ですから、集団でいる時には差別しても、個人的には黒人音楽に親しむのはブルースの時代からありましたが、白人も消費者になれば大きなヒットになりますから、微妙なところで白人のエリアと黒人のエリアを行き来する少数の人達によって、その差は徐々に縮められていきます。

アメリカ以外ではそれほど差別意識はありませんから、黒人音楽も良いものは日本でもヒットするようになっていきます。特に黒人アクション映画はB級映画扱いでしたがファンを増やしていきました。そういう時代真っ直中の音楽であります。今ならもっと素直な気持ちで楽しむ事が出来るでしょう。あくまでも黒人向けに創られていますから、媚を売ったところは全く無く、黒人音楽は独自に発展していく事になります。

Now He's Home
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