75年のアルバムです。絶頂期の作品ですが、Philadelphia International Recordsからは最後のアルバムになります。看板ボーカリストのTeddy Pendergrassもこのアルバムを最後に脱退します。つまり、黄金期を締めくくる作品になっています。それだけ内容も充実していて、他の黒人グループと同じようにメッセージ性のある曲をやっています。デビュー当時に比べてもパワフルでセクシャルになっています。
1. Wake Up Everybody 2. Keep On Loving You 3. You Know How to Make Me Feel So Good 4. Don't Leave Me This Way 5. Tell the World How I Feel About 'Cha Baby" 6. To Be Free to Be Who We Are 7. I'm Searching for a Love 8. Don't Leave Me This Way [Tom Moulton Mix]
Wake Up Everybody、Tell the World How I Feel About 'Cha Baby、Don't Leave Me This Wayの3曲のシングルヒットを出して、アルバムもかなり売れています。彼だの最高傑作と言っても良いくらいです。ディスコブームに対抗したフィリーソウル独特のパーカッションを活かしたリズムの作り方が特徴的で、単なるダンスミュージックにしていない所が凄いです。曲調もA.O.R.のような洗練された感じも少し出てきて、完全に洗練されていない所がカッコいいです。