1. Is It Still Good To Ya 2. Take Me In Your Arms Tonight 3. I Just Called To Say 4. Can't We Try 5. Feel The Fire 6. Girl You Know 7. Love TKO 8. Let Me Love You
イギリスのパンク勢からすれば脳天気なブルジョア主義の音楽として映っていたはずですが、そのパンク勢の中からソウルミュージック大好き宣言が成されて、80年代はソウルミュージックを基盤としたスタイルが定着していきます。その基盤とも言えるような作品であり、Can't We Try、Love T.K.O."のシングルヒットを出し、アルバムも大ヒットとなりました。贅沢な音楽のようなイメージがありますが、音楽としては素晴らしい内容になっていますので、素直に好きだとカミングアウトするミュージシャンが続出してパンクの時代は終わってしまうのです。
1. Come Go With Me 2. Turn Off The Lights 3. I'll Never See Heaven Again 4. All I Need Is You 5. If You Know Like I Know 6. Do Me 7. Set Me Free 8. Life Is A Circle
Turn Off the Lights、Come Go with Meのシングルヒットを出し、アルバムの売り上げもどんどん伸びていきます。ブラックチャートでは1位に輝いています。しかし、日本ではドリフターズのヒゲダンスのテーマ曲となっているDo Me が有名でしょう。志村けんがソウルミュージックが好きで、ヒゲダンスに使う曲としてこの曲を選曲しました。印象的なテンポとフレーズで、日本人なら忘れられないメロディーになっています。
78年のアルバムです。降下していく他のフィリーソウルグループとは逆にどんどん人気が上昇していくPendergrass。Philadelphia International Recordsにとっても彼頼りになっていました。それだけ会社も力を入れていましたが、彼の作品ではMFBSにこだわらず、必要最小限のメンバーを選抜して音数は少なめでファンクのように随所に的確なフレーズを配す事で、独自のフィリーソウルを築いています。
1. Life Is A Song Worth Singing 2. Only You 3. Cold, Cold World 4. Get Up, Get Down, Get Funky, Get Loose 5. Close The Door 6. It Don't Hurt Now 7. When Somebody Loves You Back
Close the Door、Only You、Life Is a Song Worth Singingのシングルヒットを生み出し、アルバムもうなぎ上りに売れています。フィリーソウルとディスコのいいとこ取りで都会的なアレンジを創り出しています。曲はKenny Gamble と Leon Huffコンビが創っていますので、フィリーソウルらしい曲になっていますし、それを見事に歌いこなすPendergrassとのコンビネーションは巧くマッチしています。
Harold Melvin & the Blue Notesを脱退したTeddy Pendergrassの77年のファーストソロアルバムです。彼はPhiladelphia International Recordsに留まり、ディスコにも対応するようなダンサブルなスタイルで衰退していくHarold Melvin & the Blue Notesに比べて大成功を収めていく事になります。ソウル界の新たなセックスシンボルとして人気を博していきます。
1. You Can't Hide From Yourself 2. Somebody Told Me 3. Be Sure 4. And If I Had 5. I Don't Love You Anymore 6. Whole Town's Laughing At Me 7. Easy Easy Got To Take It Easy 8. More I Get The More I Want
I Don't Love You Anymore、The Whole Town's Laughing at Meのシングルヒットを出し、アルバムもかなり売れています。ソロですから自由に時代に合ったスタイルで、自分を活かしきった内容になっていますので、ファンは彼の方に流れていきます。レーベルも衰退し始めていましたが、彼の御陰で盛り返します。正にフィリーソウルの立役者なのであります。