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[20150923]

Dead Can Dance
(1998/07/14)
Dead Can Dance

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オーストラリア出身のDead Can Danceの84年のファーストアルバムです。オーストラリアでは売れない時期を過ごし、イギリスに渡って4ADと契約、当時流行っていたネオサイケやインダストリアルとして世に認知されます。このバンドが変わっているのはメンバーが担当する楽器が定まっていない事です。全てのメンバーが何でもこなすので、その時によって使用している楽器が変わっていきます。

1. The Fatal Impact
2. The Trial
3. Frontier
4. Fortune
5. Ocean
6. East Of Eden
7. Threshold
8. A Passage In Time
9. Wild In The Woods
10. Musica Eternal Garden Of The Arcane Delights
11. Carnival Of Light
12. In Power We Entrust The Love Advocated
13. The Arcane
14. Flowers Of The Sea

ダークなサウンドは今で言うゴシックに分類されるかもしれませんが、一つのジャンルに捕われていないのがこのバンドの特長で、形容の仕方が無いので売り込みも難しく、謎多きバンドとして注目はされていましたが、商業的には成功したバンドとは言えません。それでも80年代初期の刺激的なバンドの一つでありました。このアルバムではまだパンク、ニューウェイヴの雰囲気を持っています。

オルタナという形容は80年代からあったもので、90年代のそれとは違う感じだったのですが、こうしたバンドはオルタナと言う言われ方もしていました。ネオサイケという表現が一番分かり易かったと思いますが、ネオサイケはエコバニのようなスタイルに限定され始めますので、それとは違うサウンドは区別されるようになっていきます。こうしたバンドが作品を残せたのもインディーズレーベルが力をつけてきたからであります。良い時代でした。

The Fatal Impact
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[20150923]

Milk and Kisses
(1998/07/14)
Cocteau Twins

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96年のアルバムです。これがラストアルバムになっています。本当は解散前に最後のレコーディングをしていましたが、解散が決定して未完成のアルバムはそのまま没となっています。今後それを完成させてリリースするつもりは無いと言っているので、これが最後のアルバムになっています。曲調はポップですが、サウンドがダークなサウンドに戻っています。ダウナー系が流行っていましたので、ダークな方が売れる時代になっています。

1. Violaine
2. Serpentskirt
3. Tishbite
4. Half Gifts
5. Calfskin Smack
6. Rilkean Heart
7. Ups
8. Eperdu
9. Treasure Hiding
10. Seekers Who Are Lovers

最後まで自分達のスタイルにこだわっています。完全なバンド体制では無かったからこそ、それを補うように創り出された個性的なサウンドは最後まで貫かれました。鍵盤楽器が使われないのにシンセに負けないサウンドを生み出していました。考え方一つなんですね。パンクが登場してきてそれまでの既成概念が覆されたのですから、当たり前の事にこだわる必要は無いのです。それを実証してきたのがこのバンドです。

バンドを募集して一番集まりにくいのがドラマーです。特に腕のいいドラマーに巡り会えるのは幸運としか言いようがありません。しかし、腕のいいドラマーに会えなかったとしても、彼らの時代にはドラムマシーンが手に入ったのです。それを機械的に使うのではなく、アンサンブルの一つとして代用して、シンセが無くてもエフェクトを多用する事でギターだけでも様々な音色が生み出せます。そして一番の重要な要素としてElizabeth Fraserという無二のボーカリストがいた事がこのバンドの最大の幸運だったのであります。

Violaine
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[20150923]

Four-Calendar Café
(1998/07/14)
Cocteau Twins

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93年のアルバムです。曲は普通の曲を創るようになっていますが、ギターだけで様々な音色を創り出すという手法のままで、ノイジーでもありませんのでシューゲイザーでも無くなっています。ドラムは相変わらずリンドラムによる打ち込みです。そろそろサンプリングでも使えばいいのに、お金もあるはずですからパソコンで打ち込めばいいのにと思いますが、このバンドの主役はギターであり、シンセではありませんからパソコンはドラムだけあればいいので必要ないのでしょう。

1. Know Who You Are At Every Age
2. Evangeline
3. Bluebeard
4. Theft, And Wandering Around Lost
5. Oil Of Angels
6. Squeeze-Wax
7. My Truth
8. Essence
9. Summerhead
10. Pur

Elizabeth Fraserのボイスオーケストレーションもポップで分かり易いものになっています。彼らに影響を受けたミュージシャンがブレイクビーツなどに姿を変えて登場してきていますから、彼らの手法も斬新では無くなってきています。それがポップフィールドに歩み寄っているのですから、もはや特異でもありません。ただ何が違うかと言うと鍵盤でなくギターでこれだけのサウンドを創っているバンドは他にはいなかったのです。

Elizabeth Fraserのコーラスワークも真似出来るものではありません。フォロワーは数々登場してきていますが、全く同じようなサウンドは誰も創れないのです。どんなに普通の曲を創っても、この唯一無二の構成は揺るぎないのです。過激な音も少ないので聴き易くなっています。そういう意味では売れる作品になっていますが、主流になれる音楽ではありません。そえrならもっと特別な音楽をやればいいと思ってしまうファンもいる事でしょう。

Know Who You Are At Every Age
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[20150923]

Heaven or Las Vegas
(1998/07/14)
Cocteau Twins

商品詳細を見る


90年のアルバムです。前作からポップフォーマットでの作曲が行われていましたが、それがより顕著になった作品になっています。彼らの作品の中でも一番ポップなアルバムです。売り上げも一番売れています。時は90年代に向けてシューゲイザーなど、ノイジーなギターとヒップホップを取り混ぜたようなスタイルが登場していました。勿論それらは彼らの影響を受けたフォロワーによって生み出されたものですが、このバンドもブレイクビーツのドラムパターンを使うようになり、ほぼシューゲイザーとシンクロした形になっています。

1. Cherry-coloured funk
2. Pitch the baby
3. Iceblink luck
4. Fifty-fifty clown
5. Heaven or Las Vegas
6. I wear your ring
7. Fotzepolitic
8. Wolf in the breast
9. Road,river and rail
10. Frou-frou foxes in midsummer fires

80年代のファンク的なアレンジも使っていて、彼らにとっては売れている音楽に歩み寄ろうとしていたのだと思いますが、自分達のスタイルを崩す事無く歩み寄っているので、シューゲイザートも80年代ポップスとも違う音楽に仕上がっています。これが彼らの精一杯のポップソングなんだと思います。ケイトブッシュとテクノとシューゲイザーが共存したサウンドとも言えますが、この頃売れていたエンヤには無い発想など、個性的な事に変わりはありません。

ギターシンセを使っていると思われますが、ギターだけでこれだけの万華鏡のような音を紡ぎ出すのも凄い作業だと思います。シンセによって主役の座を奪われたギターにもまだまだ無限の可能性がある事を示してもらっています。DTMも鍵盤で打ち込む事が当たり前になっていますが、ギターで打ち込む事も出来ます。ギターと鍵盤では指の抑え方に限界がありますから違ったボイシングになります。ギターならではのロック、その復権を希望しながらこの名盤を堪能したいです。

Cherry-coloured funk
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