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[20150926]

Spiritchaser
(1998/07/14)
Dead Can Dance

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96年のアルバムです。前作で創り上げたサンプラーによる疑似エスニックサウンドをより押し進めた内容になっています。今回は更に生楽器はパーカッションに限定するようなアレンジにより、サンプリング音源の構築に力入れられています。時代的にはブレイクビーツやドラムンベースが流行っていましたので、そうした手法を彼らなりに取り入れて、より自分達のスタイルを強調する作業になっています。

1. Nierika
2. Song Of The Stars
3. Indus
4. Song Of The Disposessed
5. Dedicace Outo
6. The Snake And The Moon
7. Song Of The NIle
8. Devorzhum

エスニック的と言っても場所が特定されておらず、今回においてはアフリカンなリズムが取り入れられており、どの世界に迷い込んでしまったのかさえ分からないくらいに架空の民族音楽になっています。ジャングルの中に迷い込んだのかと思えば教会の中にいたり、とてもヤバい感じの映画の音楽のようであります。見てはならない儀式を目撃した事によって命を狙われる、命を狙ってくるのは人間だけではなく、自然の驚異さえ奪いにやってくる。そんな映画でしょうか。

ある種のミニマルミュージックの複合体のようでもあり、特殊な音源を使ったブレイクビーツの番外編のようなものだとも思えます。エスニックとブレイクビーツを融合したグループもいますが、その極端な形だとも思えます。エレキギターの音源も入っているので、ロック的にも聴こえます。彼らとしてはゴシック的なイメージを払拭したい狙いもあったのでしょう。

Nierika
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[20150926]

Into the Labyrinth
(1998/07/14)
Dead Can Dance

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93年のアルバムです。今回はオーケストラとしての楽器は使わず民族楽器を使用しています。それでも宗教的な旋律を持っているので不気味な感じになっています。それ以外のパートにおいてはサンプラーを活用しています。その為益々時代性も場所の感覚も麻痺した音楽になっています。文化が存在する場所なのか、この世に存在する場所なのかさえも定かではありません。

1. Yulunga (Spirit Dance)
2. The Ubiquitous Mr Lovegrove
3. The Wind That Shakes The Barley
4. The Carnival Is Over
5. Ariadne
6. Saldek
7. Towards The Within
8. Tell Me About The Forest (You Once Called Home)
9. The Spider's Stratagem
10. Emmeleia
11. How Fortunate The Man With None

ワールドミュージック人気が高まっていた時代でもありますので、こうした狙い目はいいと思いますが、民族音楽でもあろうとしていません。サンプラーにおけるエスニックな旋律は民族音楽を超越しています。これまではLisa GerrardとBrendan Perryが創ったベーシックな音源にオーケストレーションを加えるやり方でしたが、今回はそれ以外の音源は打楽器や民族楽器になっているので、シンセの音源があらわになっています。

シンセやサンプラー音源が目立てば現代的な音楽になる所ですが、近代的に感じさせないようなマジックがあります。オーケストレーションない分、ゴシックな雰囲気が控えめになり、肉感的な音楽になっています。絶対的な歌があるので、各楽器の配列、構成の組み合わせがキモでありますが、それが打楽器系の楽器を配列した事により、現代音楽的解釈で曲を創っていた事が浮き彫りになっています。

Yulunga (Spirit Dance)
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[20150926]

Aion
(1998/07/14)
Dead Can Dance

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90年のアルバムです。宗教的な音楽と民族的な音楽が交わって場所も時間も超越した音楽になっています。架空の映画音楽だと思えば映像を思い描きながら聴く事が出来ると思います。急に現代的な手法が入ったりと、クラシック音楽として聴くには無理があります。プログレの一種でしょう。非常に内向的なプログレなのです。

1. The Arrival and the Reunion
2. Saltarello
3. Mephisto
4. The Song of the Sibyl
5. Fortune Presents Gifts Not According to the Book
6. As the Bell Rings the Maypole Spins
7. The End of Words
8. Black Sun
9. Wilderness
10. The Promised Womb
11. The Garden of Zephirus
12. Radharc

前作からサンプラーも使っていますが、今回はサンプラーだとは分からないような使い方をしています。この辺のセンスは独特です。生楽器も使える訳ですからサンプラーに頼らなくてもいい訳です。それでもあえてサンプラーを使う所がプログレッシブな感覚なのです。元々はある時代のある種の音楽を思い描いて作曲しているのでしょうが、出来上がる音楽には特定のイメージを強要していません。ですから聴く方は戸惑ってしまうのです。

バグパイプを使ってアイリッシュな雰囲気も出しています。かといって特定の地方の音楽でもありません。自由に表現をしています。それでもデカダンな様式美を構築していく事が特長と言えます。初期の頃ほどダークではなく暖かみのある音楽になっているのも微妙な変化であり、一つのイメージに捕われていない意思表示だと思います。悪魔的な音楽でも天使の音楽でもありません。天使が地に落ちて悪魔となるように、両面を持った生命の音楽なのです。

The Arrival and the Reunion
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[20150926]

The Serpent's Egg
(1998/07/14)
Dead Can Dance

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88年のアルバムです。Lisa Gerrardの歌声はまるでヘブライ語のような響き、中東的な旋律、古典的な宗教音楽のような様式美を現代に蘇らせています。Brendan Perryの歌はまるでデヴァインコメディーのようにアメリカンポップス的な唱法であり、二人とも非ロック的な歌い方が特長です。この二人の歌を軸に今回は弦楽楽器を中心としてオーケストレーションになっています。

1. The Host Of Seraphim
2. Orbis De Ignis
3. Severance
4. The Writing On My Father's Hand
5. In The Kingdom Of The Blind The One-Eyed Are Kings
6. Chant Of The Paladin
7. Song Of Sophia
8. Echolalia
9. Mother Tongue
10. Ullyses

古典的なゴシック調の旋律がマイナー系の為、陰美な雰囲気をもたらしていますが、彼らの表現している音楽は決してダークな世界を目指しているものではなく、暗黒の闇にこぼれ落ちてくる光の粒を浮かび上がらせるような音楽だと思います。絶望的なくらい救いようの無いダウナー系では無く、スタンスの長い救済の音楽なのではないでしょうか。聴く人によって印象は変わると思いますが、私にはそう感じます。

クラシック音楽としても古典以前の原始的な宗教音楽のような雰囲気があり、それは西洋と言うよりはイスラエル近辺の音楽のようであり、その雰囲気を崩す事無く現代的な手法で表現しています。プログレ的な聴き方をする事も出来ますし、アシッドな気分にもなれます。本当の救済は望めないまでも、希望を望む音楽だと思います。

The Host Of Seraphim
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