1. Harbor Lights 2. Talk Of The Town 3. Long Tall Cool One 4. China Doll 5. Fields Of Gray 6. Rainbow's Cadillac 7. Passing Through 8. The Tide Will Rise 9. What A Time 10. Pastures Of Plenty
90年のアルバムです。三枚目ですが、and the Rangeと言うバンドでは最後のアルバムになっています。この後はソロで活動していきます。ギターのPeter Harris が脱退して四人組になっていて、その分ゲストミュージシャンを複数迎えてレコーディングされています。前作まではヒットしていましたが、この頃になると徐々に忘れ去られていきます。ソロになった事もあまり知られていないでしょう。
1. A Night On The Town 2. Carry The Water 3. Fire On The Cross 4. Barren Ground 5. Across The River 6. Stranded On Easy Street 7. Stander On The Mountain 8. Lost Soul 9. Another Day 10. Special Night 11. These Arms Of Mine
1. Look Out Any Window 2. The Valley Road 3. I Will Walk With You 4. The Road Not Taken 5. The Show Goes On 6. The Old Playground 7. Defenders Of The Flag 8. Jacob's Ladder 9. Till The Dreaming's Done
カントリー、フォーク、A,O,R,などの影響を受けています、アメリカには同じようなシンガーソングライターが沢山いると思いますが、成功しているのはほんの一握りです。Huey Lewis との出会いが大きかったと思います。大きなヒットは一つだけでしたが、聴き込めば良い曲ばかりだと言う事がよく分かります。ヒット曲は一度聴いただけその良さが分からなければなりませんが、何度か聴いてその良さが分かる曲が多いものです。一度聴いただけで良さが分かる曲はWay It Isだけでした。
Bruce Hornsby and the Rangeの86年のデビューアルバムです。Bruce Hornsbyはアメリカンミュージックの伝統を受け継ぐシンガーソングライターで、Huey Lewisの力添えでレコードデビューしました。バンドのメンバーはキーボード、ボーカルのBruce Hornsby、ギター、マンドリン、バイオリンのDavid Mansfield 、アコースティックギターのGeorge Marinelli 、ベースのJoe Puerta、ドラムのJohn Moloの5人組で、プロデュースにも参加しているHuey Lewisはハーモニカやコーラスでも参加しています。
1. On The Western Skyline 2. Every Little Kiss 3. Mandolin Rain 4. The Long Race 5. The Way It Is 6. Down The Road Tonight 7. The Wild Frontier 8. The River Runs Low 9. The Red Plains
カントリーロックにアメリカらしいジャズ理論の作曲法を加えて70年代初期に新感覚のカントリー系フォークソングなどを作曲するシンガーソングライターが登場しましたが、その流れを汲むシンガーソングライターだったBruce Hornsbyが結成したバンドです。カントリーミュージックは日本人が思っている以上にアメリカでの人気は根強く、そこにモダンなアレンジを加えた音楽は世界的にも通用する音楽になり得ます。そして大ヒットしたアルバムタイトル曲のThe Way It Isによりデビューしてすぐに成功を収めます。
当時のMTVの影響力は凄まじく、無名だった人でも良い曲を流せばストレートにリスナーの耳に届きます。カントリー系であっても80年代に通用する曲、いや時代を超えて親しまれる名曲The Way It Isは多くの人の心に残されたと思います。ほぼこの1曲のみが知られていますが、この後に続く彼の活動に後押しを与えられるだけの成功となりました。主役がキーボードという80年代らしい構成、ルーツミュージックの類いは流行に関係なく人々の心に響くものを持っています。それをヒットさせるだけの新しい感覚も持ち合わせていたという幸運な作品となりました。