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[20151101]

Mess of Blues
(1998/07/14)
Jeff Healey

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2008年のアルバムで、彼の遺作となりました。癌の治療を受けながらも最後はブルースでという思いで久しぶりのブルース演奏が楽しめます。カバー曲ばかりですが、ライブでの演奏とスタジオでの演奏が半々です。不屈の思いで創り上げた作品ですが、リリースされる直前に亡くなりました。追悼の意味も込めてアルバムはヒットしました。そして彼の業績も再評価される事となりました。

1. I'm Torn Down
2. How Blue Can You Get
3. Sugar Sweet
4. Jambalaya
5. The Weight
6. Mess O' Blues
7. It's Only Money
8. Like A Hurricane
9. Sittin' On Top Of The World
10. Shake, Rattle & Roll

やはり大人しいジャズでの演奏より、アグレッシブなブルースギターが最高です。オリジナル曲を作る意欲は減退していたようですが、ブルースへの愛情は止む事が無く、闘病しながらの演奏には鬼気迫るものがあります。元々癌により失明していました。そして最後も癌により41歳という若さで亡くなっています。ブルースフィーリングによるギタープレイは圧巻で天性のものがあります。

この後も残された音源がリリースされていきますが、素晴らしい演奏が残されています。彼のプレイはライブで目の当たりにするのが一番だと思います。生で見るのはもう出来ませんが、幸いに映像は残されているので、映像で圧巻の演奏を楽しめます。ラップはいまだにやっている人がいますが、ブルースはもっと昔から愛されています。今でもブルースは古いながらも愛されています。この辺りはもう理屈では無く、生理的なものだと思います。どんなに聴き飽きているブルースでも今でも聴けば気持ちよくなります。音楽は数字でも無く、理屈でもなく、生理的に楽しむものだと思います。

I'm Torn Down
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[20151101]

Adventures in Jazzland
(1998/07/14)
Jeff Healey

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2004年のアルバムです。前作同様ラグタイムからスウィングジャズ、スタンダードなどのカバーを演奏しています。ジャズも彼にとってのルーツミュージックなのでしょう。見事に演奏しきっています。ビッグバンドでの演奏ですから、ギターはさほど重要ではなく、彼の歌が主役になってきます。

1. Bugle Call Rag
2. My Honey's Lovin Arms
3. Emaline
4. I Never Knew What A Gal Could Do
5. If I Had You
6. Three Little Words
7. My Blackbirds Are Bluebirds Now
8. Someday Sweetheart
9. Keep Smiling At Rouble
10. Mine, All Mine
11. You're Driving Me Crazy
12. Poor Butterfly
13. You Brought A New Kind Of Love To Me
14. Indiana
15. Little Buttercup

インディーズレーベルに移っているからこそ出来る内容だと思います。アメリカでは既にジャズは死に絶えていて、黒人の若者はヒップホップばっかりで、ジャズは観光客相手に演奏される程度になっているのが現状です。若手が育たないのです。それでもアメリカの音楽学校ではジャズは必須科目であり、ジャズ理論が分かっていないと現代のポップスも理解出来ませんから学生はジャズを演奏する機会も多いと思います。

しかし、本来なら貧しい黒人の若者が一攫千金の夢を持って始めるのがジャズです。楽器を買うには金がかかりますがので裕福な黒人家庭出身も多いですが、黒人でフェラーリを乗り回すマイルスは黒人の憧れだったと思います。それが世代を経てヒップホップの方が楽器が出来なくてもやっていけるのでジャズには見向きもしない若者が増えているのが現状です。そうした中、あえてジャズに挑むHealeyは勇敢だと思います。

Bugle Call Rag
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[20151101]

Among Friends
(1998/07/14)
Jeff Healey

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2002年のアルバムです。ここからソロ活動に入るのですが、The Jazz Wizardsというビッグバンドをバックにジャズギターを演奏しています。いきなり方向転換ですが、スウィングジャズやジャズスタンダード曲をカバーしています。ディストーションも無し、チョーキングも無し、ジャズギターに徹しています。歌も歌っていますが、歌はいつもの感じです。

1. I Would Do Anything For You
2. Bright Eyes
3. Pardon My Southern Accent
4. Out Of Nowhere
5. Lost
6. Star Dust
7. Where Are You
8. A Cup Of Coffee, A Sandwich, And You
9. Wrap Your Troubles In Dreams
10. I Wish I Were Twins
11. My Buddy
12. Save Your Sorrow For Tomorrow
13. Midnight Blue
14. Limehouse Blues
15. I'll See You In My Dreams
16. Blues In Thirds

ギターを膝の上に置いてギターを弾くのは変わりません。右手は普通にピッキングしますが、左手はピアノを弾くみたいに親指も使った演奏になっています。これだとチョーキングはしにくいと思いますが、ブルースロック時代は見事なチョーキングを披露していました。弾きにくいと感じるのは、普通に弾いている人の勝手な思い込みなのでしょう。しかし、チョーキング無しのジャズギターには適していると思います。

グリッサンドも多用しますが、これも普通に弾いている人から見れば驚異です。普通は親指をネックにかけて安定させているのでグリッサンドもやり易いですが、ピアノのように演奏してグリッサンドするのは不安定です。それでもこの奏法に慣れている彼にとっては当たり前のように決めてきます。ジャズギターはチョーキングがない代わりにスライドさせたりする事が多いのですが、それも見事に演奏しています。

I Would Do Anything For You
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[20151101]

Get Me Some
(1998/07/14)
Jeff Healey Band

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2000年のアルバムです。Jeff Healey Bandとしては最後のアルバムになります。かなり売り上げが落ち込んでいきましたので、ブルースロックバンドとしては終止符を打つ事になりました。しかし、この一番売れていない最後のアルバムが一番出来がいいです。時代に関係のないブルースロックを演奏してきましたが、90年代のスタイルとブルースロックの折り合いを付けるようなシンプルながら的確なアレンジになっています。

1. Which One
2. Hey Hey
3. Love Is The Answer
4. My Life Story
5. I Tried
6. The Damage Is Done
7. Feel Better
8. Holding On
9. I Should Have Told You
10. Macon Georgia Blue
11. House Is Burning Down
12. Runaway Heart
13. Rachel's Song

リバーブも抑えめなサウンドはタイトでリズムが明確になり、ブルーススタイルでも時代遅れな感じがしないように聴こえます。そして硬派なブルースロックのイメージも保たれ、一番いい形で仕上がっています。これから面白くなっていきそうな予感がしますが、一度落ちた人気はなかなか回復するのは難しく、この時点で既に過去の人になっています。日本ではもっと早くから過去に人になっていましたが、作品はどんどん良くなっていると言う皮肉な、よくある話になっています。

Jeff Healeyのボーカルも歳を重ねる事によって、渋い曲に適した感じになっています。演奏よりも楽曲の完成度を優先しているのがいい結果になっていると思います。それでも素晴らしい演奏をこなしているので迫力が失われる事にはなっていません。実にいい状態の出来映えなのです。このスペックでヒットを飛ばしていたら、もっと評価の高い存在になっていたに違いありません。時代を超えた見事な素晴らしい名盤であります。

Which One
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