2010年のアルバムです。現在までの最新作になっています。まだまだ現役なので、これからも新作は届けられると思います。ラーガロックの要素が無くなった分、
サイケデリック というスタイルに専念している為、よりバリエーションが増えています。全体的にアコースティックな要素が多くなっています。プログレになる前のアートロック的な雰囲気になっています。シドバレット時代のピンクフロイドに近いでしょうか。
1. Peter Pan RIP
2. Ophelia
3. Modern Blues
4. Only Love
5. All Dressed Up
6. Cavalry
7. Ruby
8. Figure It Out
9. Barbara Ella
10. When A Brave Meets A Maid
11. To Wait Till I Come
12. Winters Call
サイケデリック に専念した事によって曲が格段に良くなっています。それでも売り上げは伸びておらず、このスタイルを慣れてもらう為には時間がかかるようです。しかし、日本では結構売れています。ジャケットがプログレっぽくていいです。ケルトのようなヨーロッパ的な要素とサイケが融合してプログレッシヴになっています。サイケなのでインドの要素も勿論あります。ユーラシア的なロックだと言えるでしょう。
曲もポップですが、XTCクラスのブリットポップであり、こうしたヒネクレポップも慣れてきてイギリスでは普通のポップスになってもいいと思いますが、世界的にはまだまだもっとシンプルな方がいいみたいです。普通に生活している人が求めている
音楽 って今も昔もそれほど変わっていないと思います。進んで
音楽 と向き合う人はそれほど増えていないのです。ましてやロックの本質を感じている人の人口も昔から変わっていないと思います。ロックもどきをロックだと思っている人は結局歌謡曲適応者であり、良質なロックを届けられるバンドも少なくなっています。何でも選択出来る時代だからこそ良質な
音楽 に巡り会うには相当な努力が必要な時代になっています。
Peter Pan RIP
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