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[20151205]

Stories Without Words
(1998/07/14)
Spyro Gyra

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87年のアルバムです。トロピカルなリズムを復活させていますが、80年代のイージーリズニングな音楽になっています。フレーズもシーケンスのような単純なものになっているのも特長です。流石にリズム構成はロックバンドには真似出来ないものですが、80年代サウンドというのは、ロックもジャズも一緒くたにしてしまっています。どちらとも言えないのです。80年代サウンドとしか言いようがありません。

1. Cayo Hueso
2. Serpentine Shelly
3. Del Corazon
4. Early Light
5. Nu Sungo
6. Chrysalis
7. Joy Ride
8. Pyramid

デジタルシンセはアナログシンセのように機嫌が悪くなったりしませんし、プリセットボタン一つで任意の音色が呼び出せますし、音も綺麗なので重宝されていましたが、当時のデジタルシンセは音が細く、そのまま使うには個性がありません。かなり音を作り込んだ方が良かったのですが、音が綺麗なので、そこまで神経を使えるミュージシャンが少なかったのです。特にフュージョンバンドに至っては演奏重視ですから、そこまで気がまわりません。

その結果軽薄なサウンドが出来上がってしまいます。このバンドはアナログシンセでも綺麗な音を出していましたから、デジタルシンセはとても使い安かったと思います。ですからプリセット音をそのまま使っています。まったく手を加えて工夫をしようという発想自体持っていません。と言う事は、同じシンセを持っている素人でも同じ音を出せるのです。プロとして、もっとありがたみのある音楽を作って欲しいと言うのが、楽器を演奏するものからの意見だと思います。

Cayo Hueso
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[20151205]

Breakout
(1998/07/14)
Spyro Gyra

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86年のアルバムです。何を血迷ったのか、PVまで作ってMYVも利用して売れようと企んでいます。80年代サウンドに迎合してフュージョンと言うより、インストロックバンドのようになっています。サックスもホーンセクションのような演奏をしてみたり、いくら流行りとはいえ、ここまでこびを売る必要があるバンドではなかったと思うのですが、バブルが人を狂わせていたのでしょうか。

1. Bob Goes To The Store
2. Freefall
3. Doubletake
4. Breakout
5. Body Wave
6. Whirlwind
7. Swept Away
8. Guiltless

ロック界からEddie Jobsonがシンクラビアの手ほどきで参加しています。所謂サンプラーの導入です。80年代後半はサンプラーの廉価版が出回った事で、サンプラーサウンドが軸になっていきます。サンプラーで個性的な音を作る事も出来ますが、このバンドと言うか、フュージョン界では既存楽器をシュミレートした使い方をしています。つまり、足りない楽器をサンプラーで補おうというやり方です。

サンプラーさえあれば人件費の軽減にもつながるという発想です。この発想自体、良い音楽を作ろうと言う主旨から外れています。どうしてもサンプラーの音が必要だから使うという主旨では無いのです。ですから聴いている方は軽薄になった印象しか残りません。やれば出来る子なのに機械が代わりにやってくれるからやらないというネガティヴな発想なのです。当時は最先端の音ですから騙せますが、流石に今の耳で聴くと何やってんの?となってしまいます。

Full Album
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[20151205]

Alternating Currents
(1998/07/14)
Spyro Gyra

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85年のアルバムです。今回はゲストミュージシャンは起用せず、バンドメンバーだけで演奏しています。サウンドは完璧に80年代サウンドになっていて、アレンジもコンパクトにまとめられています。これも時代なのでしょう。ジャズ界にも80年代サウンドが蔓延していきます。復活したマイルスも時代に乗り遅れないように80年代サウンドを取り入れるようになりましたから、フュージョン界でもたがが外れたように軽薄なサウンドに変わっていきます。

1. Shakedown
2. Alternating Currents
3. Taking The Plunge (For Jennifer)
4. Binky's Dream No. 6
5. PG
6. Heartbeat
7. Mardi Gras
8. I Believe In You
9. Sunflurry

リズムアクセントのこだわりはまだフュージョンとしての雰囲気を残していますが、出始めのデジタルシンセのチープな音色、デジタルリバーブの多用、シーケンサー、時代を感じさせる音ばかりです。これまではジャズ界では演奏力こそが個性を発揮出来る武器でしたが、エフェクターで均一化された音は演奏力が無くてもカバー出来るようになりましたので、演奏力があっても目立たなくなってきます。

よっぽど個性が強くない限りは、この均一化されたサウンドの中で自己主張するのが難しくなっています。聴き易い演奏が魅力だったこのバンドにとっては個性を埋没させる結果になっています。時代の音をもて遊んでいるうちに自分達の音を見失っています。演奏力は持っていますから、作品としてはおかしくないのですが、バンドとしての存在感が感じられない内容になっています。

Shakedown
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[20151205]

City Kids
(1998/07/14)
Spyro Gyra

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83年のアルバムです。アルバムタイトルからして80年代らしいダサさが出ています。参加メンバーは前作同様ニューヨーク系のスタジオミュージシャンが集結しているので、素晴らしい演奏なのですが、当時出始めていたデジタルリバーブを多用し過ぎています。デジリバは音が綺麗なので、当初は必要以上にかけがちでした。この作品もその典型的なあからさまなかけかたになっています。

1. City Kids
2. Serpent in Paradise
3. A Ballad
4. Nightlife
5. Islands in the Sky
6. Conversations
7. Silver Linings
8. Haverstraw Road

ドラムにはSteve Gadd、Steve Jordanがかっこいいドラムを披露していますが、デジリバについているゲートリバーブ機能をかけすぎて、今聴くとダサく聴こえます。リバーブとノイズゲートを利用したゲートリバーブサウンドを簡易に再現出来る機能なのですが、いかにも作り物な音であり、それをこれみよがしに多用すると、せっかくの名演が台無しに聴こえます。

全体的に素晴らしい演奏と曲になっているのですが、所謂80年代サウンドになっていて、出始めのデジタル環境、デジリバ、デジタルシンセなど、当時のスタジオの最先端の音を駆使しているのですが、出始めの音をそのまま大胆に使いまくっているので時代の背景を色濃く反映している為、今聴くとダサいというか古くさく感じます。時代を象徴する音は曖昧に使った方が良いと言う教訓を感じさせる作品です。

City Kids
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