2011年のアルバムです。Heads Upレーベルから移籍してインディーズレーベルを渡り歩く事になります。これまではJay Beckensteinが単独でプロデュースしていましたが、バンドでプロデュースしています。ツアーで訪れた世界中の街並を表現した世界旅行しているみたいなコンセプトアルバムになっています。ですからエキゾチックな雰囲気が満載です。
1. Carbe
2. Khuda
3. Sweet Ole Thang
4. Falling Walls
5. Shinjuku
6. Chileno Boys
7. Samba For Two
8. Cancao De Ninar
9. Antigua
10. Last Call
11. Dancing On Table Mountain
各メンバーが曲を提供するようになって、バンドとしての結束も強まっています。Shinjukuなんて日本の歓楽街もテーマになっています。世界の街の雰囲気をよく表現していますので、いつものフュージョンスタイルにこだわっていません。民族
音楽 の要素はこれまでも取り入れていましたが、ここまで大胆に取り入れているのは新しい試みだと思います。Amherst Recordsというインディーズレーベルからのリリースですが、貫禄のあるメジャー級の作品であり、このバンドの人気が落ちている事も無く、売り上げも落ちていません。
民族
音楽 といっても、必ずしもその場所の伝統的な旋律を奏でている訳ではありません。あくまでもその場所から受け取ったイメージを表現していますので、お国柄がそのまま出ている訳ではありません。訪れた場所はその国の中心地でしょうから、都会的なミックスされた文化なのです。世界中のシティーミュージックと言う事でしょう。ですからバンドらしさも表現しながら厚みを増した
音楽 になっています。名盤です。
Carbe
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