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[20160115]

Masque
(1998/07/14)
The Mission

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92年のアルバムです。プロデューサーに Mark Saunders を起用しています。これまでのプログレッシヴな感じにデジタルロックの要素を加えています。当時のイギリスの風潮でロックにデジタルサウンドを取り入れるのが流行っていました。彼らも敏感にその流れに反応しています。もはやゴシックと言うよりオルタナです。

1. Never Again
2. Shades of Green, Pt. 2
3. Even You May Shine
4. Trail of Scarlet
5. Spider and the Fly
6. She Conjures Me Wings
7. Sticks and Stones
8. Like a Child Again
9. Who Will Love Me Tomorrow?
10. You Make Me Breathe
11. From One Jesus to Another
12. Until There's Another Sunrise

90年代になるとディスコがクラブになります。ヒップホップ系のDJが毎週末にイベントを繰り広げてブレイクビーツやビッグビーツに発展していくのですが、そういう時代背景をロックも背負っていく事になります。80年代とは違うデジタルサウンド。U2がいち早く取り入れますが、このバンドもU2の影響が強いようです。ゴスはゴスで流行っていきますが。このバンドは違う方向に進んでいきます。

基本的には曲調は変わりませんが、それをデジタルロックなアレンジに変えることでバンドが新しい時代に突入した事を告げています。サウンドの厚みや迫力は増しています。これが凝り過ぎに感じさせないようなポップさも持っています。バンドはどんどん進化していきますが、売り上げは落ちていきます。それだけゴスのイメージが強いからでしょう。バンドとしてはどんどん面白くなっています。

Never Again
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[20160114]

Grains of Sand
(1998/07/14)
The Mission

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90年のアルバムです。同年に発売されたCarved in Sandとタイトルが似ている事から続編のような意味合いがあるかもしれません。内容としては日本のビジュアル系と言うよりはデヴィッドボウイの流れを汲むニューウェイヴの発展系であり、ゴシックな感じはどんどん薄まっています。イギリスのニューウェイヴはグラムロックの延長上にありますから、ごく自然な流れだとは思います。

1. Hands Across The Ocean
2. The Grip Of Disease
3. Divided We Fall
4. Mercenary
5. Mr. Pleasant
6. Kingdom Come (Forever And Again)
7. Heaven Sends You
8. Sweet Smile Of A Mystery
9. Tower Of Strength (The Casbah Mix)
10. Butterfly On A Wheel (Troubadour Mix)
11. Love
12. Bird Of Passage

アコースティック楽器を使ったり、エスニックな感じがあったりするのはツェッペリンの影響でありますし、キンクスやジョンレノンのカバー曲があったり、ポップな曲をやるのもいとわなくなっています。デヴィッドボウイのヒーローみたいなHands Across the OceanはXTCのAndy Partridgeが関わっています。ブリットポップとまではいきませんが、イギリスの伝統的なポップ感覚を出すようになってゴシックロックのダークな鎧を脱ごうとしています。

ポップになっているのに、暗さが無くなっているのに比例して売り上げは落ちていきます。イメージしているものと違ったものには手を出しにくいファン心理でしょう。バンドとしてはやりたい事をやるようになったと思いますが、時代はよりダウナーな暗いものを欲しがるようになっていきます。彼らに影響を受けたバンドがそうしたものを提供するようになり、このバンドが違う方向に進むようになった結果ですが、音楽的には幅が出て面白くなったと思います。

Hands Across The Ocean
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[20160113]

Carved in Sand
(1998/07/14)
The Mission

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90年のアルバムです。プロデュースはTim Palmerです。ゴシックは昔からインディーズでは盛んでしたが、メジャーとして成功したバンドはゴシックの雰囲気を保ちながら、他の要素を取り込みながら成功していきます。このバンドも前作からプログレなハードロック調の展開をみせるようになりました。ゴシックの影響を受けながらも、やりたい事をやり始めたのです。

1. Amelia
2. Into The Blue
3. Butterfly On A Wheel
4. Sea Of Love
5. Deliverance
6. Grapes Of Wrath
7. Belief
8. Paradise (Will Shine Like The Moon)
9. Hungry As The Hunter
10. Lovely

ゴシックのダークな雰囲気は90年代のオルタナバンドへも多大な影響を与えています。このアルバムも早くもオルタナの雰囲気を持っています。それと同時に日本のビジュアル系に近い曲作りになっています。日本人好みの曲になっていると思います。ダークでありながらポップになっていると思います。重さが後退したとも言えます。こうしてどんどん純粋なゴシックバンドでは無くなっていきます。

ゴシックは90年代になって盛り上がってきますが、このバンドは変化していき、独自の世界観を生み出していきます。それでもマイナー調のダークな感じは貫いています。そこを無くしたらもう別のバンドになってしまいます。歌い方も変化が感じられます。日本のビジュアル系に逆に影響を受けたのか、定かではありませんし、かなり聴き易い曲になっています。オルタナ化したと言うのが正解でしょうか。

Full Album
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[20160112]

Children
(1998/07/14)
The Mission

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88年のアルバムです。一番売れた彼らの代表作になります。プロデューサーにはツェッペリンのJohn Paul Jonesを迎えてスケールの大きな演奏になっています。それはもはやネオサイケでもゴシックでも無いくらい独自の世界観を創り出す事に成功しています。Black Mountain Mistなんてツェッペリンの曲をもじったような曲もあります。ハードロックの系列でもあるんですね。

1. Beyond the Pale
2. A Wing and a Prayer
3. Heaven on Earth
4. Tower of Strength
5. Kingdom Come
6. Breathe
7. Child's Play
8. Shamera Kye
9. Black Mountain Mist
10. Heat
11. Hymn (For America)

All About Eveの女性ボーカルJulianne Regan が数曲デュエットで参加しています。アコースティックギターによる6thを多様したアレンジはツェッペリンをかなり意識しています。ボーカルは低音ですからツェッペリンを感じさせないオリジナリティーを感じます。HM/HRにはハードロックの遺伝子を感じませんが、70年代ハードロックファンはこの類いのバンドにこそ期待をしていました。

かなりツェッペリンを意識したアレンジが多く、その為のJohn Paul Jonesの起用だったのでしょう。ツェッペリンの様式美をゴシックで再構築するという荒技をやってのけています。ですから、これまでの彼らのスタイルからよりエモーショナルで大きなスケールの展開を見せています。パロディーっぽい部分でやっていたふしもありますが、完全にものにしていますからパロディーを超えた完成度になっています。見事な名盤です。

Beyond the Pale
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[20160111]

The First Chapter
(1998/07/14)
The Mission

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87年のアルバムです。EPとしてリリースされていたものをアルバムとしてまとめたものになります。その為、カバー曲が多く、Neil Young やPatti Smith の曲がゴシックとしてアレンジされている事で、ゴスの定義が明確になっています。既にアルバムの内容と同じくらいのサウンドになっていますが、こちらの方が実験的な部分があって面白いかもしれません。

1. Like A Hurricane
2. Gleaming Dome (Incidental)
3. Over The Hills And Far Away
4. Easy Coast Lament (Incidental)
5. Naked And Savage
6. Serpents Kiss
7. Dancing Barefoot
8. Crystal Ocean (Extended Version)
9. Vagilante Man (Incidental) (Bonus Track)
10. Garden Of Delight (Extended Version) (Bonus Track)
11. Wake (Rsv) (Bonus Track)
12. Like A Hurricane (Extended Version) (Bonus Track)
13. Bridges Burning (Slaughterhouse Version) (Bonus Track)
14. Serpents Kiss (Live) (Bonus Track)
15. Wake (Live) (Bonus Track)
16. Dancing Barefoot (Live) (Bonus Track)
17. Shelter From The Storm (Bonus Track)

アルバムとして出されている曲はオリジナリティーに溢れていますが、こちらは彼らのルーツが垣間みれるような遊びの部分があって、本来はこういう部分は隠しておいた方がカリスマ性が増すと思いますが、そこまで自分達のキャラに固執していなかったのでしょう。既にゴスなスタイルも確立されていますし、オリジナルアルバムの流れで語っても良いと思います。

ネオサイケバンドとして語るならば、かなり迫力があって実力も備わったバンドだと思います。日本で言う所のビジュアル系のような安定感もあります。そこまで絶望感のあるダークさでは無く、どこかカッコつけている所があって、そこがロックバンドらしいと思いますし、デビュー当時からかなり期待が膨らむ実力がひしししと伝わってきます。

Like A Hurricane
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[20160111]

God's Own Medicine
(1998/07/14)
The Mission

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All About Eveに多大な影響を与えたのが、同じくイギリスのバンドThe Missionです。彼らの86年のデビューアルバムになります。サウンドとしてはU2やエコバニ系のネオサイケサウンドでありますが、ダークな雰囲気からゴシックロックと後に表現されます。プロデュースはTim Palmerで、デビュー当時から高い人気を誇っていました。

1. Wasteland
2. Bridges Burning
3. Garden Of Delight (Hereafter)
4. Stay With Me
5. Blood Brother
6. Let Sleeping Dogs Die
7. Sacrilege
8. Dance On Glass
9. And The Dance Goes On
10. Severina
11. Love You To Death (Guitar Instrumental Intro)
12. Love Me To Death
13. Island In A Stream
14. Wishing Well (Previously Unreleased)
15. Wasteland (Anniversary Mix)
16. Severina (Aqua Marina Mix)
17. Stay With Me (Extended)

メンバーはボーカルとギターのWayne Hussey、ベースのCraig Adams、ドラムのMick Brown、ギターのSimon Hinkler の四人組です。ニューウェイヴの進化形としてネオサイケが発展してくるのですが、この頃には既に多くのイギリスのバンドがこのスタイルを構築してきましたので、土壌は出来ていました。その中で、宗教的な意味合いを持ったキャラが西洋では分かり易く受け入れ易かったと思います。日本ではいまいちでしたが、その宗教的な暗さがゴスなんですね。

ゴスと言えば普通はゴシックメタルを想像しますが、ニューウェイヴ系だとこうなるのです。低音で歌う感じがよりダークな雰囲気を盛り上げます。キュアーなどと共に当時のイギリスでの人気は高かったのです。日本ではビジュアル系と言われるアーティストに影響を与えていると思いますが、一般的な人気にはなりませんでした。日本でのゴスは日本独自で発展していきます。

Full Album
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[20160111]

Ultraviolet
(1998/07/14)
All About Eve

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92年のアルバムで、ラストアルバムになっています。バンドでプロデュースしてデジタルサイケロックになっています。最後になってやっとゴスらしきサウンドになっています。前作を反省してからか、かなりダークな雰囲気を大事にするようになっています。時代もオルタナからダウナーな感じが売れるようになっているので、その意識もあると思います。かなり時代には敏感なバンドだったと思いますが、デビュー当時の雰囲気と違うので、どんどん売れなくなっています。

1. Phased
2. Yesterday Goodbye
3. Mine
4. Freeze
5. Things He Told Her
6. Infrared
7. I Don't Know
8. Dream Butcher
9. Some Finer Day
10. Blindfolded Visionary
11. Outshine the Sun

デジタルの使い方も90年代らしいものになっていますが、ニューウェイヴバンドとしての表現の仕方であり、ダークな雰囲気の演奏とは違う次元でJulianne Reganの歌声が透明感を持っているので絶望感は感じません。基本はネオサイケなバンドだったんだと思います。それをプログレッシヴにプロデュースされた事で注目を浴びましたが、仰々しい演奏が出来るものでもなく、ネオサイケバンドとしてはかなり卓越した演奏力だったと言うのが実状だと思います。

売れる為には固定観念をつけられた方が早い訳ですが、若いバンドに固定観念を押し付けるのも無理がある話で、もっと自由にやって良かったと思います。最後の最後に、その自由な感じが出てきたかなと思いますが、これにてバンドは解散となります。現在は再結成して活動していますが、新作としてのアルバムは無く、ライブを中心に活動しています。再結成してもレーベルと契約出来ない事もあり、インディーズからはシングルをリリースしていますが、面白いバンドが少なくなっているにもかかわらず、冒険出来ないレコード業界の体質は今後も良くなる事は無いでしょう。

Full Album
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[20160111]

新年最初の場所が始まりました。昨年は北の湖理事長が亡くなりましたので、新しく元北勝海の八角親方が理事長となりました。その初日でいきなりの天覧相撲となり、解説で付き添った理事長もかなり緊張した事でしょう。初日は稀勢の里意外、上位安泰となりました。稀勢の里は取り直しでも負けましたが、最初の取り組みも先に落ちているにもかかわらず、ビデオ判定で同体とものいいがつき、取り直しとなりましたが、結果は同じでした。

初日上位の結果
○日馬富士 上手投げ 栃ノ心
勢 突き落とし 白鵬○
○鶴竜 叩き込み 嘉風
稀勢の里 押し倒し 安美錦○
松鳳山 極め出し 照ノ富士○
○琴奨菊 突き落とし 宝富士
碧山 引き落とし 豪栄道○
○栃煌山掬い投げ 逸ノ城
○琴勇輝 掬い投げ 魁聖
旭秀鵬 寄り切り 蒼国来○


照ノ富士はまだ足の調子は直っていませんが、何とかしのいで勝ちました。白鵬もきわどい相撲でしたが、白星となっています。まだ初日の緊張もあるようで、誰が調子いいのか分かりませんが、白鵬安泰とは言い切れませんので、楽しみな場所となるでしょう。新入幕の正代は白星スタート、期待が持てそうな力士です。遠藤はまだまだ軽いです。先場所新入幕の御嶽海は初めてマゲを結いました。力強い相撲で、まだまだ伸びていきそうです。

初日幕内
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[20160110]

Touched by Jesus
(1998/07/14)
All About Eve

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91年のアルバムです。ジャケットからも分かるように幻想的な雰囲気が無くなって、サウンドも普通のポップなロックサウンドになっています。プロデューサーもWarne Liveseyに代わり、ギターもMarty Willson-Piper に代わっています。これが大きなサウンドの変化になっているようです。幻想的な雰囲気はPaul Samwell-Smithによるところが大きかったようです。

1. Strange Way
2. Farewell Mr Sorrow
3. Wishing The Hours Away
4. Touched By Jesus
5. The Dreamer
6. Share It With Me
7. Rhythm Of Life
8. The Mystery We Are
9. Hide Child
10. Ravens
11. Are You Lonely

ゲストでDavid Gilmourが参加してギターを弾いています。当時のロジャーウォータースがいなくなったピンクフロイドのサウンドに近い感じもあります。プログレの成れの果てのようなサウンドです。ポップな曲とは大局的なダークな曲もあります。これがゴスと呼ばれる当時の呼称の元になっているようです。しかし、全体的には明るいポップなサウンドになったような印象があります。

ポップになったのに売り上げが落ちていくと言う、イギリスらしいチャートアクションになっています。ダウナーの時代となりますので、暗い方が受けるのです。デジタルロックなアレンジも取り入れるのが早いです。さすがにニューウェイヴ系のバンドは時代の流れを読むのが敏感です。ただ、いろいろやって統一感が無く、彼らの創り上げた世界観が無くなっているのが売り上げが落ちた原因だと思います。

Strange Way
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[20160110]

Scarlet and Other Stories
(1998/07/14)
All About Eve

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89年のセカンドアルバムです。ここでも Paul Samwell-Smith,が全面協力した形でプロデュースしています。より独自の世界観を出してプログレッシブニューウェイヴバンドとして世界的にも知名度が上がっていきます。物語的な展開はプログレッシヴであり、サウンドはゴスといってもいいくらいダークでニューウェイヴ的、つまり、演奏力はあってもプログレのように超人的な演奏をする訳ではありません。

1. Road To Your Soul
2. Dream Now
3. Gold And Silver
4. Scarlet
5. December
6. Blind Lemon Sam
7. More Than The Blues
8. Tuesday's Child
9. Pieces Of Our Heart
10. Hard Spaniard
11. The Empty Dancehall
12. Only One Reason
13. The Pearl Fishermen

プログレッシヴロックは既に死に絶えていましたが、もしそのまま生きながらえていたなら、こうしたサウンドになっていたのではないかと思わせるものがあります。勿論従来のプログレファンを納得させるほどのものではありませんが、死に絶えている時期には満足出来るだけの内容を持っています。ケルト、トラッド、そして教会音楽的な部分がゴス予備軍になっています。

90年代になるとワールドミュージックブームとなり、ケルトミュージックも注目されるようになりますから、そうした方向性も選べる訳です。しかし、このバンドはそれだけでは終わらないイギリスの深い森から流れてくるような音楽を目指しています。もう少しスケールの大きなアレンジをすれば大物に化けた可能性がありますが、そこまでにならないのがニューウェイヴ的なのです。しかし、自分達の音楽性をある程度確立させた名盤となっています。

Full Album
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[20160110]

All About Eve
(1998/07/14)
All About Eve

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イギリスのインディーズから出てきたAll About Eveの88年のデビューアルバムです。プロデュースは元YardbirdsのPaul Samwell-Smithです。サウンドはネオサイケ系ですが、後にゴス系にくくられます。当時はまだゴスと言う呼び方はありませんので、ポストニューウェイヴなバンドという認識でした。デビューアルバムでありながら、既に実力派の演奏を聴かせているところは圧巻です。

1. Flowers In Our Hair
2. Gypsy Dance
3. In The Clouds
4. Martha's Harbour
5. Every Angel
6. Like Emily
7. Shelter From The Rain
8. She Moves Through The Fair
9. Wild Hearted Woman
10. Never Promise (Anyone Forever)
11. Apple Tree Man
12. What Kind Of Fool
13. In The Meadow
14. Lady Moonlight

メンバーは女性ボーカルのJulianne Regan は鍵盤やストリングス、ホーンもこなすマルチプレイヤーです。ギターのTim Bricheno、ベースのAndy Cousin、ドラムのMark Priceの四人組です。80年代らしいネオサイケなサウンドとトラッドフォーク系のプログレッシヴなサウンドの両面を持っていて、女性ボーカルでダークな雰囲気はスージー&バンシーズと比べられ、後にゴスと言う表現になりますが、当時はまだその呼び方はありませんでした。

既にインディーズでも話題になっており、デビュー当時から注目されていました。期待されるだけの表現力は新人ながら貫禄たっぷりです。まだゴスと呼べるだけの暗さは薄いと思います。どちらかと言うとプログレ系のニューウェイヴバンドであり、Paul Samwell-SmithがらみでRenaissanceに近いものがあると思います。コーラスもJulianne Reganの女性の声に統一しているのも特長的です。

Flowers In Our Hair
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[20160110]

The View Is Worth the Climb
(1998/07/14)
Tim Finn

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2011年のアルバムで、現在までの最新作です。トラッドフォーク調のポップソングというスタイルは変わっていませんが、更に良い曲を書くようになっています。もうこのスタイルをものにしたような極みに達しています。フォークトラッドをベースにしながら、あくまでもポップソングとしてまとめあげているので、かなり洗練された、それでいて郷愁を誘うかのような優しさに満ち溢れています。

1 The Everyday
2 The View Is Worth the Climb
3 Going Going Gone
4 All This and More
5 Wild Sweet Children
6 Everybody's Wrong
7 Can't Be Found
8 Opposite Sign
9 People Like Us
10 Certain Way
11 Keep Talking

渋い感じにはなっていませんので、そこが特長だと言えます。普通にポップソングとして聴けます。バンドアレンジはカントリーロックに近いのですが、歌が見事に美しいです。持って生まれたポップ感覚が熟成したかのような曲ばかりで、どの曲もよく出来ています。もう経歴など関係ない所に達しています。

既存の音楽をベースにしながらも、そのどれとも違う、彼の世界として音楽が成立しています。懐かしいようで新鮮な響き、歳を重ねる事で増えていったものもあるでしょうが、無駄なものを排していった研磨されたような音楽だと思います。かと言って年老いた感じはまるで無く、若々しいくらいの瑞々しさを感じます。良い曲ばかりの素晴らしい名盤です。これからも新作が楽しみです。

The View Is Worth the Climb
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[20160109]

The Conversation
(1998/07/14)
Tim Finn

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2008年のアルバムです。少人数のバンド編成でレコーディングされていますので、全体的な統一感はあります。それでも弾き語りを基本としたフォークロック調であります。曲は良いですが、地味ですので、それは売り上げにも響いています。シンプル過ぎるのか、余計な装飾は省いたアレンジになっているので地味ですが、心に響くものがあります。

1. Straw to Gold
2. Out of This World
3. The Saw and the Tree
4. Slow Mystery
5. Rear View Mirror
6. Only a Dream
7. Fall from Grace
8. Invisible
9. Snowbound
10. Great Return
11. Imaginary Kingdom
12. Forever Thursday
13. More Fool Me

レイドバックしている印象もありますが、これが彼の歳相応の音楽なのだと思います。バラード調が多いのも地味な印象になってしまいます。それでもエモーショナルな心情が綴られていて印象派は悪くありません。下手に気取った作品より好感が持てます。これも味わいですし、ヒットしなかったのも分かりますが、アーティストは時には地味でも、こうした必要な作品ってあると思います。

虚栄心をぬぐい去ったような清々しいまでの美しい音楽だと思います。売れているからと言って良い曲とは限りません。特に最近はそう思います。音楽の善し悪しって、どれだけ心を動かされるかだと思います。時の流れにのっかって演奏されますから、どうしても数字として音楽を認識しがちですが、数字としての音楽の解釈では心は奪われません。良い音楽って、もっと違う次元で存在するものだと信じています。

Out of This World
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[20160109]

Imaginary Kingdom
(1998/07/14)
Tim Finn

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2006年のソロアルバムです。普通にポップソングを歌うようになっています。さすがに何もこだわる必要が無い事が分かったようです。何をやってもおかしくない時代になったのですから、ひたすら良い曲を作っていけば良いのです。それか、自分で何らかのテーマを持って作品を創って良いのです。ヒットチャートは気にしなくていいのです。良い曲はいつまでも残っていくのですから。

1. Couldn't Be Done
2. Still The Song
3. Astounding Moon
4. Midnight Coma
5. Salt To The Sea
6. Horizon
7. Dead Flowers
8. Resting (Your Hand Lightly)
9. Show Yorself
10. Winter Light
11. So Precious
12. Unsinkable

基本的にはFinn Brothersの延長線上にあるような、弾き語りを基本としたような曲ばかりです。あえて言うならブリットポップ、フォークロックなのでしょうが、もはや、そういうジャンル分けも必要ないほど良い曲を作っています。ですから売り上げも良くなっています。地元のニュージーランドではいまだに高い人気を誇っています。自信を持って自分のやりたい事をやっていいと思います。

流行りの音楽は無くなった代わりに選択肢が多くなった時代だと思います。音楽を聴く人は増えています。その人達が何を聴くかは分かりません。しかし、その選択肢の中の一つに入れるだけの良い曲を作っていくのが正解だと思います。今やネットで世界中の人が共有出来る感曲が整っています。良い曲を作れば自然と広まっていくものだと思います。しかし、広く広める為には、それなりのプロモーションも必要でしょう。

Couldn't Be Done
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[20160109]

Everyone Is Here
(1998/07/14)
Finn Brothers

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2004年のFinn Brothersのセカンドアルバムであり、それ以降は作品を出していないので最後の作品になっています。Mitchell FroomやJon Brion,、Tony Viscontiによるプロデュースになっています。これもオルタナ色が強く、ファーストよりはロック、ポップな内容になっています。なので前作よりも売れています。

1. Won't Give In
2. Nothing Wrong With You
3. Anything Can Happen
4. Luckiest Man Alive
5. Homesick
6. Disembodied Voices
7. A Life Between Us
8. All God's Children
9. Edible Flowers
10. All The Colours
11. Part Of Me, Part Of You
12. Gentle Hum

二人とも80年代の喧騒から抜け出して吹っ切れたような気分で制作していると思います。とても自然体で等身大の音楽を奏でています。どこかトラッド色もありますが、これは二人の趣向なのでしょう。基本二人の弾き語りをベースにして曲を作っているのは変わっていません。今回は普通にバンド編成にてアレンジされているので聴き易いです。

オルタナや90年代ロックの特長として簡単なフレーズでも印象的に聴かせると言うのがあります。テクニックが必要なフレーズじゃなくても、恥ずかしがらずに全面に出すのです。なのでとても丁寧に聴こえます。70年代だったら、こんなフレーズにこだわるのかと馬鹿にされがちですが、それが許されたのが90年代です。みんな複雑な音楽に疲れていたのでしょうか、生活そのものが単純なものを欲しがるようになったのでしょうか、それが当たり前になる時代になりました。それを守ってやっています。

Won't Give In
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[20160109]

Feeding the Gods
(1998/07/14)
Tim Finn

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2001年のアルバムです。オルタナ風のスタイルが身に付いてきたみたいですが、既に21世紀になっています。それでも地元ニュージーランドではまだ高い人気を誇っていて、そこそこ売れています。90年代っぽいサウンドでポップロックをやれるようになりました。実験性が抜けたので売れるようになったとも思われますが、結構しっくりくる内容になっています。

1. Songline
2. I'll Never Know
3. Subway Dreaming
4. Say It Is So
5. What You've Done
6. Sawdust And Splinters
7. Dead Man
8. Commonplace
9. Waiting For Your Moment
10. Party Was You
11. Incognito In California

歳をとったからといって渋くなる必要も無く、やりたい事をやっていい時代になりました。ロック色が戻ってきているので、ファンには受け入れ易くなっています。やっとCrowded Houseの呪縛から解き放たれたと感じます。売れていたCrowded Houseへのこだわりが無くなり、Split Enz の流れを継承したようなソロアルバムになっています。まだ90年代を引きずっているので、方向性は定まっていないとは思われます。

それでもロック色が戻った事でファンが求めているものに近づいてきていると思います。世界的にはほとんど忘れ去られている存在になっていますから、聴いてくれるファンの納得出来るような内容にするのが正解だと思います。その中で新しい挑戦をすればいいでしょうし、Split Enzファンからすればもっと無茶苦茶やってくれてもいいと思います。こだわりが無くなってしまう時代に入りましたので、本当にやりたい事をやるのが一番いい結果になると思います。

I'll Never Know
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[20160108]

Say It Is So
(1998/07/14)
Tim Finn

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99年のソロアルバムです。プロデューサーはアメリカのカントリー系のJay Joyceです。意図としてはケルトっぽいカントリー、フォークロック調の曲をオルタナ、グランジ的な雰囲気で表現しようとしています。フィンブラザースでの経験もあったと思いますが、ラフな音作りの中にポップな歌が心地良く絡んで、フィンブラザースよりも具体的な表現になっています。

1. Underwater Mountain
2. Shiver
3. Good Together
4. Roadtrip
5. Currents
6. Need To Be Right
7. Twinkle
8. Big Wave Rider
9. Death Of A Popular Song
10. Some Dumb Reason
11. Rest

フィンブラザースよりも面白くなっていますが、レーベル移籍に伴いプロモーションが中途半端だったのか、売り上げは思わしくありませんでした。ハードコアなテクノアレンジもあったり、かなり斬新な内容でありながら曲は素晴らしくポップという素晴らしい内容なので、とてももったいない結果になっています。やっと90年代らしいサウンドになりましたが、90年代も終わろうとしていました。

90年代の特長として、デジタル環境でいかにアナログと向き合うか、と言うのがあります。デジタルの技術も進んで再現出来るサンプリングビットも向上してアナログの質感を浮きだたせる事が可能になったからです。80年代の反省からアナログの音の太さへの渇望もありました。サンプリングもアナログの空気感を表現するのに役立ちました。そうした90年代らしいサウンドになりながらも自分らしいポップソングに仕上げている名盤だと思います。

Underwater Mountain
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[20160107]

Finn
(1998/07/14)
Finn Brothers

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95年のアルバムで、弟のCrowded HouseのNeil FinnとコラボレートしたFinn Brothersのファーストアルバムです。プロデュースはTchad Blakeで、オルタナな雰囲気を持ったブリットポップっぽい内容になっています。ソロでも少し売れてきていましたし、Crowded Houseの流れもありましたので、イギリスでは結構売れました。

1. Only Talking Sense
2. Eyes Of The World
3. Mood Swinging Man
4. Last Day Of June
5. Suffer Never
6. Angels Heap
7. Niwhai
8. Where Is My Soul
9. Bullets In My Hairdo
10. Paradise (Whever You Are)
11. Kiss The Road Of Rarotonga

Split Enzではポップ部門を担当していた二人だけに、ブリットポップな感じやバラードも素晴らしい曲を書いています。完全に80年代のスタイルを捨てさり、アコースティックの響きを大事にしたサウンドはネイキッドなアレンジで、生々しくもあり、単なるポップソングで終わっていない所は流石です。Tchad Blakeの空間の作り方も独特で他のオルタナ作品に比べても見劣りしないくらい個性的です。

基本、二人の弾き語りをベースに最小限の楽器を組み合わせています。ですからスタジオの空気感が生々しく伝わってきます。サイケな感じも派手にならない程度にやっているのでとても90年代的です。ダウナーな感じもしますが、それほど悲壮感が無いのでとても好感が持てます。デリケートでありながら野心的な二人の息のあったハーモニーが独特で、これが売れているのは納得がいきますが、日本ではそれほど売れていません。

Only Talking Sense
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[20160106]

Before & After
(1998/07/14)
Tim Finn

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93年のアルバムです。Crowded Houseに参加していたりしていましたが、Crowded Houseも売れなくなってきたので、ソロ活動を再開します。90年代らしいリズムを取り入れようとしていますが、どうしても80年代っぽさが抜けていません。というよりネオアコっぽい事をやりたかったのかもしれません。結果的にはイギリスでも売れて、一番売れた作品になっています。

1. Hit The Ground Running
2. Protected
3. In Love With It All
4. Persuasion
5. Manny's The Time
6. Funny Way
7. Can't Do Both
8. In Your Sway
9. Strangeness And Charm
10. Always Never Now
11. Walk You Home
12. I Found It

曲ごとに違うプロデューサーを起用していますので、まとまりはあまりありませんが、全体的にはネオアコ、トラッドフォークを洗練させたような雰囲気があります。Crowded Houseの影響はかなり大きいと思います。彼の実力ならもっと違う形も出来ると思いますが、Crowded House路線を気に入っているようです。ですから90年代っぽい感じをやろうとしても、どうしても違う感じになってしまいます。

やはりニュージーランドでは違う時間が流れているかのように、独自の世界感を持っています。それなのにケルトな感じがあるというのも不思議な感じです。だからイギリスでは売れたのでしょう。アダルトな感じとポップな雰囲気を同時に出そうとして独特の雰囲気になっているようにも感じます。これも彼の個性なのでしょうが、今ひとつ焦点が合っていないので、やりたい事がストレートに伝わってきません。

Hit The Ground Running
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[20160105]

Tim Finn
(1998/07/14)
Tim Finn

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89年のアルバムです。プロデュースはMitchell Froom。アナログな響きを大事にしたchad Blakeのミキシングというコンビネーションは当時の新しい感性でした。Jerry Marotta、Tony Levin、David Rhodesといったピーターガブリエル系のミュージシャンの参加など、かなり力が入っています。先にCrowded Houseで成功している弟のNeil Finnも参加しています。

1. Young Mountain
2. Not Even Close
3. Howm I Gonna Sleep
4. Parihaka
5. Tears Inside
6. Birds Swim Fish Fly
7. Suicide On Downing St
8. Show A Little Mercy
9. Crescendo
10. Been There Done That

シンプルに自分の名前をアルバムタイトルに持ってきている所に、新たなスタートを切った心意気を感じます。前作の失敗を感じているのか、アレンジよりも曲を優先したソングライティングになっています。その素材を存分に料理してくれるメンツが揃っているだけに彼のソングライターとしての実力を発揮出来ています。まだ80年代サウンドが残っていますが、きたるべきオルタナの雰囲気も持っています。

Crowded Houseの成功でSplit Enz組のソロ作品にも注目が集まるようになり、Tim Finnの名前も世界的に知られるようになっていきます。ただし、彼の持ち味であるポップさは抑えめなので、内容的には地味に感じるかもしれません。そこは80年代ポップスからの脱却を計っていると思えば許せますが、いかんせん、まだ80年代の音をひきずっているので、分かりにくいと思います。もう少し極端なくらいのサウンドメイクが成されていても良かったと思います。

Young Mountain
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[20160104]

Big Canoe
(1998/07/14)
Tim Finn

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86年のアルバムです。Split Enz解散後にリリースされています。完全な80年代ポップスサウンドであり、当時売れていたオーストラリアのINXSの影響が少なからずあるように感じます。ソングライターとして定評がある彼ですが、80年代ポップスになってしまうと、こんなにつまらない曲を書いてしまうと言う、恐ろしい結果になってしまっています。

1. Spiritual Hunger
2. Don't Bury My Heart
3. Timmy
4. So Deep
5. No Thunder, No Fire, No Rain
6. Searching The Streets
7. Carve You In Marble
8. Water Into Wine
9. Hyacinth
10. Big Canoe
11. Hole In My Heart
12. Are We One Or Are We Two

あらかじめ書いた曲を80年代ポップスにするなら、まだ聴ける曲になっていたと思いますが、80年代ポップスはアレンジから作っていきますから、旋律が出来る頃にはどうしようもなくなってしまいます。ある意味運任せみたいなところがありますので、出来が悪かったら捨てるしか無いと思いますが、アレンジがしっかり出来ていたら、なかなか捨てられるものではありません。

全体がこんな感じだった80年代だったから、曲がつまらないなんて誰も思わなかったのかもしれません。ファーストでは素晴らしい曲を作っていただけに残念な感じがします。ですから、この時点では日本ではほとんど話題にはなっていません。Split Enzの栄光が全く感じられないくらいの駄作です。

Spiritual Hunger
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[20160103]

Escapade
(1998/07/14)
Tim Finn

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Tim Finnも元Split EnzのメンバーでCrowded Houseで成功したNeil Finnのお兄さんになります。このアルバムはまだSplit Enzに在籍していた頃、83年にリリースされたファーストソロアルバムです。Richard Tee などアメリカのフュージョン系のミュージシャンも参加しています。ニュージーランドでは既に人気者になっていましたので、オーストラリア、ニュージーランドでは大ヒットしています。

1. Fraction Too Much Friction
2. Made My Day
3. Not For Nothing
4. In A Minor Key
5. Grand Adventure
6. Staring At The Embers
7. Wait And See
8. I Only Want To Know
9. Growing Pains
10. Through The Years

ソウル系の雰囲気とカントリーロック系の雰囲気を80年代ポップでまとめあげたようなサウンドになっています。Split Enzでは弟と一緒にポップ系を担当していたのが良く分かります。ソングライターとしてもシンガーとしてもその実力を遺憾なく発揮しています。Split Enzでは変わり者集団のイメージがありますが、ソロではイケメンシンガーとしてイメチェンを計っています。

日本ではどうしてもいまいち認知度が低いのですが、結構日本人好みの音楽だと思います。ふざけた所が一切無く、真面目に良い曲を歌っています。どれもヒット性のある曲ばかりで、グループでは出し切れない部分を思いっきりぶつけたような内容になっています。プロモート次第では結構売れていてもおかしくないくらいの出来映えです。Split Enz勢は本当に要注意でみんな面白い事をやっています。

Fraction Too Much Friction
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[20160103]

Ok Alright a Huh Oh Yeah
(1998/07/14)
Schnell Fenster

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91年のアルバムです。彼らの活動期間は短く、これが最後のアルバムになっています。もう少し長く大々的に活動していれば知名度も少しあったのかもしれませんが、活動期間の短さも認知度の低さにつながっています。それでも私にとっては忘れられないバンドの一つであります。こんなにかっこいバンドはそれほど多くないからです。

1. OK Alright A Huh Oh Yeah
2. Happy Feet
3. Fun City
4. Hot Body
5. Fire Ball
6. Heros Let You Down
7. Rebecca
8. Same Boat
9. Buried Alive
10. Vivid Imagination
11. Black Flower

ヒネクレポップの遺伝子はそのまま受け継いでいて、ポップな味付けをしているのにポップに聴こえない中期XTCのような感じがします。一番Split Enzらしさを残しているバンドでもあり、Split Enzでは出来なかったような事もやっています。Split Enzはメンバーも多く多種多様なバンドでしたから、分かれてからのメンバーの動向がそれぞれ特徴的だったと思います。私はこのバンドが一番面白かった。

聴き直してみてもその良さは色褪せておらず、時代を超えても通用する面白さを持っています。ロックの美味しい所をちゃんと把握している人が独自の世界観で曲を作っているような感じで、結構聴いててワクワクしてしまいます。このバンドにはもっと活躍して欲しかったと思います。イギリスに渡って活動すれば希望も見えていたかもしれません。ファースもこのセカンドもどちらも素晴らしい名盤です。かっちょいいー。

OK Alright A Huh Oh Yeah
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[20160103]

The Sound of Trees
(1998/07/14)
Schnell Fenster

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ニュージーランドのひねくれポップ集団Split Enz解散後、ポップ部門を担当していたメンバーはクラウデッドハウスを結成、アバンギャルドな部分を担当していたメンバーで結成されたのがこのSchnell Fensterで、88年のデビューアルバムになります。Split Enzも後期はニューウェイヴでポップな曲を作っていたので、このバンドも結構ポップです。どちらかと言うとネオサイケでグラマラスな感じが漂っています。

1. Whisper
2. Love Hate Relationship
3. Sleeping Mountain
4. That's Impossible
5. This Illusion
6. Lamplight
7. The Sound Of Trees
8. White Flag
9. Long Way Away
10. Skin The Cat
11. Run A Mile
12. Never Stop

メンバーはギターとキーボードのPhil JuddとMichael den Elzen、ベースのNigel Griggs、ドラムのNoel Crombieの四人組です。キュアーのようなけだるいネオサイケグラムみたいな雰囲気がありますが、ポップな愛嬌も持ち合わせています。つまり、売れる要素は沢山持っている良いバンドであります。当時は結構話題になりましたが、成功したのはクラウデッドハウスだけになります。当時はオーストラリア勢も注目を浴びていましたので、売れてもおかしくなかったのですが、一部のファンにのみ受けていたみたいです。

80年代ポップスに飽き飽きしていた私にとっては90年代を迎えるにあたって、この辺りの流れには注目していました。オルタナの前身のような存在だったのです。そろそろロックらしいものの復権を望んでいましたので、彼らには期待していたのですが、キュアーにしても主流にまではなれていません。それでもイギリス勢のような淫美な感じがかっこ良かったと思います。今聴いても問題無くカッコいいです。結構名盤。

Whisper
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[20160103]

Autumn in the Neighbourhood
(1998/07/14)
China Crisis

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2015年んおアルバムです。現在までの最新作です。今はオフィシャルサイトからの販売のみで、市場には出回っていません。レーベル契約が出来ない為、自主制作してネット販売するというのは、今では健全な販売方法かもしれません。それだけレコード会社の力が失われているのです。売れる見込みがないと契約しないのは商売としては当たり前ですが、売れる見込みがある音楽が良い音楽とは限りませんから、多くの良質な音楽が市場に出回らないくらい、現在はプロでなくてもプロフェッショナルな音楽が創れる時代になっています。

1. Smile
2. Down Here on Earth
3. Autumn in the Neighbourhood
4. Because My Heart
5. Bernard
6. Joy and the Spark
7. Being in Love
8. Fool
9. My Sweet Delight
10. Tell Tale Signs
11. Wonderful New World

しばらくアルバムリリースがありませんでしたが、解散していた訳ではなく、現役で活動しています。コンピレーションアルバムなどを販売して食いつないでいたのです。久しぶりの新作ですが、質は全く衰えていません。スタイルとしてはブリットポップという表現が相応しいと思いますが、カントリー、フォーク、トラッドなどオーガニックな感じの音楽性になっています。バンドもGary DalyとEddie Lundonの二人だけになっていますが、昔のメンバーもサポートしています。

繊細なアレンジは熟練の極みに来ていますが、曲想が若々しいです。シンセも新鮮な音色を使っていますが、シンセに頼らない生演奏の味わいが好感が持ています。彼らの最高傑作だと思います。既に大ベテランですが、新作が最高傑作になっていくというのは凄い事です。今後新しい作品が出てきても、それが最高の出来映えになっていく予感がします。それだけ真摯に音楽に向き合っているのが良く分かります。近年稀に見る名盤です。

Smile/Down Here on Earth/Autumn in the Neighbourhood
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[20160102]

Warped by Success
(1998/07/14)
China Crisis

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94年のアルバムです。解散していた訳ではありませんが、売れなくなるとレーベルとの契約がままならなくなってきます。なのでリリースに時間がかかりましたが、インディーズレーベルと何とか契約出来ました。80年代に活躍した多くのバンドが90年代になると同じ目にあっています。

1. Hands On The Wheel
2. Always
3. Everyday The Same
4. Without The Love
5. Thank You
6. Hard To Be Around
7. One Wish Too Many
8. Wishing Time
9. Good Again
10. Real Tears
11. Does It Pay
12. The Way We Are Made

スタイルとしてはライトフュージョンポップのスタイルを追求して、更に素晴らしい音楽を生み出しています。ネオアコな感じも強調して質をよくしています。ただし、完全に流行のサウンドとは違う所にいます。それでもこれでいくんだという強い意思を感じます。それだけ出来が良くなっています。過去の栄光にしがみついているのではなく、きちんと前を向いている音楽です。

こうなると売れる事はさほど問題では無くなってきます。こうした良質な音楽に触れる事が出来た人は幸運だと言えるような作品であり、そうした作品は少なからずあります。ヒットチャートの音楽の質が落ちてくれば落ちてくるだけ、売れなくても良い作品がいくつか存在します。そんな作品は頻繁に探さないと巡り会いませんが、これは正に探すだけの価値がある隠れた名盤です。

Hands On The Wheel
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[20160102]

Diary of a Hollow Horse
(1998/07/14)
China Crisis

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89年のアルバムです。再起をかけて再びWalter Beckerをプロデューサーとして起用、ライトフュージョンな雰囲気のアレンジを又取り入れました。しかし、一度落ちた人気を盛り返す事は難しく、80年代スタイルも下火になってきて、彼らの存在も徐々に忘れ去られるようになっていきます。先に進まなければならなかったのに過去に戻ろうとした事で更に裏目になっていきます。

1. St. Saviour Square
2. Stranger By Nature
3. Sweet Charity In Adoration
4. Day After Day
5. Diary Of A Hollow Horse
6. Red Letter Day
7. In Northern Skies
8. Singing The Praises Of Finer Things
9. All My Prayers
10. Age Old Need
11. Back Home

テクノグループだったのが、いつの間にか洗練されてポップになり、売れましたが、ポップさを押し進めていったら売れなくなり、又洗練された頃に戻っても時代は更に先に進んでいますから、何をやりたいのか分からない状態になっています。洗練さは磨きがかかって非常に音楽としてはいいものになっています。この路線にこだわるのであれば、このまま突き進んでも良いと思いますが、ヒット性は無くなっています。

シャカタクやレベル42などのように踊れるフュージョンならまだ売れますが、このバンドの場合はダンスミュージックを否定するようなニューウェイヴ系ですから、ニューウェイヴもいつの間にか古いサウンドになっている時代には向いていません。ネオアコも下火になり始めていますから、ヒットは無理でも、良い音楽を演奏するバンドとしての存在感だけで勝負するしかありません。

Stranger By Nature
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[20160102]

What Price Paradise
(1998/07/14)
China Crisis

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86年のアルバムです。プロデュースは80年代のヒットメーカー、Clive LangerとAlan Winstanleyのコンビです。Brian McNeillがキーボードで加入してGary Dalyがボーカルに専念出来るようになりました。これにより普通のバンドとして80年代ポップスな作品が完成しています。ヒット性も抜群ですが、何故か売り上げはがた落ちしていきます。普通になり過ぎた為でしょうか、難しいものです。

1. It's Everything
2. Arizona Sky
3. Safe As Houses
4. Worlds Apart
5. Hampton Beach
6. The Understudy
7. Best Kept Secret
8. We Do The Same
9. June Bride
10. A Day's Work For The Dayo's Done
11. Trading In Gold

彼らも何が売れるのか分かり始めたばかりだったと思いますが、イギリスでは下降線となり、そのかわりアメリカで受けるようになっていきます。少し狙い過ぎたのでしょうか、もっとネオアコっぽい感じなら売れていたと思いますが、そこまで行かずに普通に80年代ポップスに留まっています。大きなシングルヒットが出せなかったというのもあります。

音楽的にはより完成度を高めたと思いますが、個性が無くなったようにも感じます。この手のサウンドは沢山ありましたから、このバンドにしか出せない雰囲気を失った事が大きかったのかもしれません。それでも売れるバンドは売れますから、ファンが求めているものとのギャップがあったのかもしれません。作品の出来映えとしてはそれほど悪くはありません。

It's Everything
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[20160102]

Flaunt the Imperfection
(1998/07/14)
China Crisis

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85年のアルバムです。プロデュースにSteely DanのWalter Beckerを起用、洗練された80年代ポップスになって最高の売り上げを記録します。世界的にも知られる存在となりました。Walter Beckerもシンセやパーカッションで参加しています。脱テクノを果たしています。雰囲気的にはネオアコに近いものがあります。

1. The Highest High
2. Strength Of Character
3. You Did Cut Me
4. Black Man Ray
5. Wall Of God
6. Gift Of Freedom
7. King In A Catholic Style (Wake Up)
8. Bigger The Punch I'm Feeling
9. The World Spins, I'm Part Of It
10. Blue Sea

80年代中頃になると実験的な事をしていたバンドがこぞってまともな良い曲を書くようになります。これはロキシーミュージックが名作アヴァロンを制作した影響だと思います。前衛的なバンドがまともな曲を作れば、こんなに良い曲がかけるんだと言う事を証明してみせたからです。良い曲というか、売れる曲を作っても罪悪感が無くなってくるのです。それで売れなくなるバンドもいるのですが、このバンドは成功しました。

日本では多少売れたかな、と言う感じでしたが、その名はしっかりと80年代を代表するバンドとして残されました。細かいアレンジはWalter Beckerによるものでしょうが、彼にとっても良い経験になったと思います。ドラムの音もゲートリバーブを使ったりと、意外な仕掛けが成されています。ライトフュージョンになりかけている部分もありますが、そこはご愛嬌で、80年代ポップスとして解釈出来ます。

The Highest High
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[20160101]

490

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

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