2015年のアルバムで、現在までの最新作になっています。サウンドはよりスラッシュメタルサウンドを強化していますが、歌い方は淡々としたシンプルなもので、フレージング唱法になっています。ギターはヘヴィメタしていますが、これまでのサウンドとは違っています。リバーブ成分は抑えめで、中低音を強調したものになっています。エフェクターを変えたのでしょうか。
1. Autonomous Zone
2. Dawn of the Hive
3. New Cold War
4. Euphoria
5. New Jerusalem
6. War On Freedom
7. Big Buzz
8. Delete
9. I Am the Virus
10. Into the Unknown
インダストリアルな雰囲気もあり、今までやってきた事が一つにまとまり出したようにも感じます。こうなるとヘヴィメタっぽさもパロディーのように聴こえます。もうかなりの熟練バンドですから、そうした遊び心もあっていいと思いますし、シリアス過ぎるより
音楽 としては面白いと思います。と言う事でかなり売り上げが上がりました。ほぼ全盛期のような売れ方です。結構聴き手も正当な評価を下しているのがこのバンドの売れ方から分かります。最近では珍しいチャートアクションです。
個人的にはギターのフレージングがもっとどうにかならないかと思ってしまいます。デビュー当時から簡単なフレージングを破壊的に演出するやり方ですので、テクニックが無いのは分かりますが、それをごまかす為にヘヴィーな音にしているとしか感じませんので、センスのいいフレージングを少し加えるだけで印象は違ってきます。長年やっているので、少しは成長して欲しい所です。それだけで見違えるほど良くなると思います。今後もこういうサウンドなのでしょうから、演奏力の工夫が出来るバンドになって欲しい所です。
Autonomous Zone
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