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[20160501]

The Vanilla Disc
(1998/07/14)
James Yuill

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イギリスのミュージシャンJames Yuillの2005年のデビューアルバムです。後にフォークトロニカの手法をとっていきますが、ここでは一人でマルチレコーディングして、全ての楽器を演奏しています。フォークシンガーソングライターであり、デジタルサウンドはほとんど意味をなしていないくらい弾き語りによる歌が中心になっています。

1. Karpet from Kashmir
2. White Crow
3. Lay Me Down to Rest
4. Father Forgive, Father Forget
5. Lonely
6. There Are Rooms
7. Shake
8. Drums For
9. Sunrise in February
10. Gone Away
11. Dying Breeds

曲も歌も素晴らしいので弾き語りだけで問題無いのですが、最近の人はマルチレコーディング出来る人も多く、打ち込みも普通に出来る人が増えていますから、ギターと歌だけしか出来ない人の方が少なくなっています。歌を作るだけならギター1本で事足りますが、アレンジを考えるにあたって音楽ソフトを利用するのは当たり前になっているようです。そうなると他のメンバーを探す必要もありませんし、一人で完結出来ます。

しかし、ギターを弾いて歌を歌うなんて人は山ほどいますから、そこから売れていくのは大変です。インディーズから活動するしかありませんが、そこから又売れるようになるには個性や才能がなければなりません。このアルバムではそこまでの個性を主張出来ていませんが、それだけに純粋に音楽の良さが伝わってきます。アレンジも普通ですが、しっかりと的確な効果を創り出しています。これが70年代ならそれなりに話題になっていた事でしょうが、現在ではプラスαが求められてしまいます。

There Are Rooms
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[20160501]

The Way Out
(1998/07/14)
The Books

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2010年のアルバムです。現在までの最新作になっています。オリジナルアルバムでの鬼エディットは流石です。スピーチのサンプリングが多くなっていて、そこはビッグビートのようですが、アレンジにおけるサンプリングエディットは見事としか言いようがありません。リズムがダンサブルになっているのも変化でしょう。こうなると鬼エディットの凄さも分かり易くなっていると思います。

1. Group Autogenics I
2. IDKT
3. I Didn't Know That
4. A Cold Freezin' Night
5. Beautiful People
6. I Am Who I Am
7. Chain Of Missing Links
8. All You Need Is A Wall
9. Thirty Incoming
10. A Wonderful Phrase By Gandhi
11. We Bought The Flood
12. The Story Of Hip Hop
13. Free Translator
14. Group Autogenics II

リズムを強調するようになったので同時発音数が少なめになっています。それでも多彩なサンプリングのオンパレードです。キーが揃えられているのでコード感もしっかりあります。サウンドコラージュなのに音楽として楽しめると言うのはサンプリングミュージックの課題のような物ですが、ここまで完成度が高いのは今までありませんでした。それは彼らがDJのような立場では無い事が大きいと思います。楽器が演奏出来るのです。演奏を心得ているからこそ演奏する感覚でエディットしているのです。

ノリを大事にするだけならもっとシンプルに編集して終わっているのがこれまでの手法でした。そこに革命を与えたのがフォークトロニカと言う感性です。そして彼らのような新しいセンスが生まれたのです。彼らの場合はフォークトロニカと言う枠組みを超越して、やっと21世紀らしい感性を生み出したと思います。曲として表現するなら生演奏すれば済む事をスマホをいじる感覚で、当たり前のようにサンプリング素材を活かしていくのです。ここまで出揃ったテクノロジーを100%活かしているミュージシャンはいません、彼らもまだ50%くらいしか使い切っていないと思いますが、これからもっと、120%くらい使いこなしてくれる、それだけ意味が無ければなりませんが、そういうミュージシャンが登場して新しい音楽を創り出してくれる事を望みながら、淡い期待を未来に向けていたいと思います。私自身もそうありたいと思っています。

Group Autogenics I
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