

2015年の作品で現在までの最新作です。リミックスを含む新曲4曲のミニアルバムになっています。ということは近いうちに新作がリリースされる予感ですが、とりあえずはこのEPでまた新境地をひらいたCuusheを楽しむことができます。エレクトロファンク、やダークなシンセポップ、80年代テクノを現代的に再構築したようなサウンドに成っています。
1. Tie
2. Shadow
3. Daze
4. We Can’t Stop
5. Daze (Populous Remix)
6. We Can’t Stop (Dntel Remix)
7. Shadow (Nite Jewel Remix)
柔らいパッドサウンドが特徴的でしたが、今作ではシンセサウンドも輪郭がしっかりしていて、一番大きな特徴としては言葉がはっきり聴き取れるくらい発音が良くなっていることです。海外に移住した事で英語がうまくなったか、歌は弱々しいままですが、歌のレベルを上げてはっきり聴き取れるようなミックスにしています。これまでのぼかしたような感じではなくなっています。すべての音が明確に存在感を放っているのです。
エレクトロニカというよりシンセファンクのようなシンセポップになっています。リズムが跳ねるようになっているのです。これが大きな変化です。初期の頃のシンセポップ、テクノポップな雰囲気いい形で現代的にまとめるようになっています。電子音ではなく、レトロなシンセサウンド、だけど古臭さを感じさせないようなアレンジ、海外に出た事で視野が広がったと見れいいでしょう。これからが楽しみです。
Tie