

2016年のアルバムで現在までの最新作になります。アメリカのアーティストJefre Cantu-Ledesmaとのコラボレート作品になっています。電子音と日常的な雑踏を組み合わせたフォークトロニカ的なアンビエント作品になっています。現代
音楽的な要素が強く、楽器の演奏は日常音とセッションしているように行われています。
1. O
2. B
3. J
4. E
5. TS
6. ME
7. LA
8. NC
9. OL
10. IQUES
先に録音されている日常の雑踏ありきでレコーディングされていると思います。それに電子音やピアノなどを重ねていく事で調和された作品に仕上げています。実験的な色合いが強く感じられますが、明確なアイデアに裏打ちされた計算された内容になっていると思います。闇雲に音源を重ねているようなランダムさは感じられません。
鳥のさえずりのストローク。何かがこすれる音。それらと調和するように楽器を演奏していますから調和が生まれるという新しい発想です。単なるカットアンドペーストの手法で作られる現代
音楽とは違います。日常の音も
音楽として捉えているのです。日常の音の中にも
音楽が溢れているという観点から生まれているものと思われます。調和した秩序のある世界観。アヴァンギャルドだとは思いません。
Full Album