2004年のアルバムです。Animal Collectiveと並行してソロアルバムも制作していきます。こちらでは不協和音は封印して普通にポップな曲を演奏しています。今回はほとんどギターでの弾き語りを録音しています。それもデモテープレベルの音質です。宅録しているような感じなのですが、しっかりプロデューサーもミキサーも加わっています。
1. Untitled
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8. Untitled
9. Untitled
ギターの弾き語りから徐々に様々な楽器が加わっていく展開ですが、Animal Collectiveとは違ってほのぼのとした作風になっています。ポップと言っても結構ひねくれていて、一般的な完成度を求めないという趣旨で作られているようです。この家内手工業的な作風、録音状態も良くはありませんが、しっかり聴こえる音像にしているところはミキサーの手腕なのでしょう。
歌も何を言っているのか聴き取れないような歌です。マイクも家にある安物を使っているのでしょう。しかも曲に全くタイトルをつけないというところも変わっています。言葉にもこだわっていないのでしょう。タイトルをつけることでイメージを固められることを嫌っているのか、曲を作る上での自分のイメージも重要ではないのでしょう。即興的なフレーズの集まりなのかもしれません。
Full Album