2012年のアルバムで、現在までの最新作になります。前作ではバンド系でロック的な内容でしたが、今回は初期の頃のようなバンドスタイルにはこだわらず、楽器にこだわらない作風でのロック寄りなスタイルに成っています。自分の持ち味を活かしながら進化した姿を現しています。
1. Featherbrain
2. Noah
3. I Sing You
4. The Bigger Me
5. My Devils
6. Too Good To Be Good
7. Sms
8. The Time And I And What We Make
9. You Gonna
10. Erik
ロック的というのにもこだわっていないかもしれません。ロックも様々なスタイルを貪欲に吸収しながら進化してきましたから、いろんなスタイルを包容しながら、結果ロック的になっています。ある意味自分のスタイルを確立させた作品だと言えます。それなのに、この続きが作られていないのが不思議です。何らかの事情があるにしろ、まだまだいくらでも作品を作り出せるような余力を感じさせています。
このアルバムで完全燃焼したとは思えません。もっと先にも行けそうなくらいの勢いを感じます。勿体無い事です。本当に才能がある人を育てていくような環境が整っていないのも現実でしょう。彼女が結構年齢がいっているというのもあるでしょう。しかし、これだけ生命力が溢れているような作品を作り上げた人に、そんな心配はご無用だと思います。それだけエネルギーが溢れている名盤です。
Featherbrain
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