アイスランドのMikael Lindの2004年のファーストアルバムになります。スタイルとしてはドラムンベースです。アイスランドらしさはありませんが、90年代にやり尽くされたこのスタイルを極めようとしているところがアイスランドならではなのかもしれません。新しい事は何もやっていませんが、エディットを極めています。
1. Cupboard XYZ
2. Broken
3. Heatwave
4. Dab 22
5. Norwegian Hairdressers
6. Wait A Little Longer
7. New Shoes
8. Already Useless
9. Kramiz
10. Liksome Typ
11. Adjusted 700
12. Stök
13. En Stilla Höstdag
サンプリング音源を加工してつなぎ合わせ、柔らかめの電子音と組み合わせる。スクエアプッシャーが初期の頃にやっていたスタイルの再構築のようになっています。時代が違いますからPCの性能も良くなっていますし、
音楽 制作ソフトも進化しています。環境が良くなった上での再構築ですし、敬意をもった上での再構築ですから極められた感じがします。
細分化したエディットはドリルンベースのようですが、そこまで攻撃的ではありません。クールにポップに雰囲気作りされたスクエアプッシャーへのオマージュのような気がします。ノイズ系の電子音にディストーションをかけてコンプレッサーで圧縮したようなサウンド、こういう事が手軽に作れる時代になったからこその作品だと思います。
live in Edinburgh
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