2016年のアルバムで現在までの最新作になります。ポップな曲調になっています。バンドだけの演奏にこだわらずに管楽器なども含めたジャズっぽい感じのポップソングになっています。大人のロックって感じです。こういう事をさらりとやってのけるところが凄いところです。アナログな楽器だけでこれだけ多彩な音色を作れるというのも最近では珍しいものです。
1. Deliver
2. Please
3. Who Would I Be Holding Tight
4. Tipsy King
5. Hangover
6. Pissing In The Wind
7. I'm A Wolf
8. Climbing Up A Dream
9. Lazing On
ただポップな曲を作るだけではなく、発想のセンスがずば抜けています。普段から相当優れた
音楽 に慣れ親しんでいるからこそ出来る事だと思います。いい
音楽 を作るならいい
音楽 を聴いていないと出来ません。いい加減な
音楽 を聴いていてら、妥協したような
音楽 しか作れないのです。食事も一緒で、お金が無くても手の込んだ本当に美味しい料理を普段から食べる事で、それが
音楽 にも反映します。妥協しなくなるのです。
だから音楽を作るのは生活環境も含めてお金がかかります。音楽だけで無く芸術全般に言える事ですが、良いものに触れる事で自分の作品にも反映してきます。だけど今も昔も芸術家は貧乏人が大半です。良いものを求めるなら一番報酬が必要な職業なのです。だからほとんどの人がこの程度でいいやと思っているような音楽を世に送り出しています。この人はは収入には困っていないのか、それともそれ以上に心が豊かなのかわかりませんが、妥協の無い音楽を作っていますし、過剰な事もやっていない、優れたセンスを持ったミュージシャンだと思います。
Deliver
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