2005年のアルバムです。オーストラリアのレーベルRoom40 からのリリースになります。海外での活躍が目立つようになってきます。徐々にエレクトロなサウンドも増えてきました。プロデュースはイギリスの作曲家Lawrence Englishで、ほとんどの曲を彼が書いています。Tujikoは作詞と歌が中心で、ほとんどのトラックもLawrence Englishが作っています。
1. Niagara Hospital
2. Tablet For Memory
3. I'm Not Dreaming, King
4. Switch Of The Sun In You
5. Shayou (Setting Sun)
6. Tennisplayer Makes A Smile
7. Magpies And Mornings
ギターやドラムの生演奏などもあり、Tujiko Norikoが一人で作り上げる世界とは違う感じになっています。ある意味脱YMOをするきっかけになっています。彼女が作る曲は
サイケデリック な雰囲気がありますが、Lawrence Englishが手がける曲は容赦なくTujiko Norikoには無かった作風になっています。これも一つのコラボレートになっています。
実験的なサウンドスケープ、電子音は多用していますが、エレクトロニカのようにビートを意識した作りではありません。歌よりも朗読のような感じの曲では前衛的なフリージャズのようでもあり、結構攻め込んだ内容になっています。即興的にペインティングしていくかのような演奏。テクノにありがちなループという概念を取り払って尚且つエレクトロな印象を与えるような、挑戦的な作品です。
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