2008年のアルバムです。コーラスワークを重視してビーチボーイズ寄りになっています。より現代的になっているので、どちらかというとWondermintsっぽいです。ストリングスを入れたり、スタジオエフェクトを駆使するあたりはスマイルやペットサウンズあたりを意識しています。でもやっぱりWondermintsです。
1. Blue Penguin
2. Oh, Mojave
3. Tane Mahuta
4. There Are Birds
5. It's Mwangi In Front Of Me
6. Remember
7. Ole Rinka
8. Adventure Tour
9. Kenya Dig It?
10. Morning Sun
サイケデリック ミュージックって別名気持ちいい
音楽 ですから、これも
サイケデリック ミュージックと言ってもいいと思います。癖もなく爽やかで心地よい
音楽 ですが、ストレートなポップソングで終わらないひねくれ具合もある意味アナクロです。70年代はビートルズロスから、こういうバンドが山ほどいました。でもポップソングで凝りすぎると売れないんですね。ほどほどがよいのでしょう。
このバンドは適度にほどほどですから売れてもおかしくありませんが、音がレトロ過ぎます。現代的な部分も多少は必要かと思います。シンセもアナログっぽいですし、ハードディスクレコーディングではない雰囲気も意図的にレトロな世界をイメージしています。ビーチボーイズもビートルズも早くからシンセサイザーを取り入れていますが、そういう感じの使い方になっています。凝っていますが凝りすぎないファジーな感じが心地よいです。
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