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[20171105]

Favourite
(1998/07/14)
Pinkie Maclure

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95年のアルバムです。この後は様々なコラボレートを経てPumajawの結成につながってきますので、純粋なソロアルバムとしてはこれが最後になります。民族音楽にも近いヨーロッパの大衆音楽を引用してエキゾチックな世界観を作り出しています。ニューウェイヴの影は残っておらず、それでも90年代を生き抜く上での感性を磨いています。

1. Hedonistic
2. The Rain Is Out
3. Heartsease
4. Garden Of Delights
5. You Become Moonlight
6. Risque
7. Rose Flavour Tale

自分の歌、歌唱力をよく理解しているからこそ、このスタイルに行き着いていると思います。年輪というのもあるかもしれませんが、これだけ色気と逞しさを兼ね備えたシンガーというのはそれほどいるわけではありません。かなり稀有な存在だと思います。場末のキャバレーで歌っているような歌姫がロック感覚で歌うなんてかっこ良過ぎます。

今じゃ酒やタバコで枯れた声で歌うシンガーはほとんど見かけません。それほど健全でアカデミックなシンガーが多くなっていると思います。それって本当に健全なのでしょうか。綺麗な声で楽譜通りに歌う。それは当たり前の事かもしれませんが、気持ち悪くってしょうがありません。カラオケの採点で満点を取るようなシンガーはつまらなくってしょうがありません。人間が歌う限り、感情、肉体によるエネルギーが譜面を超えた領域に持っていく、それこそが感動的な歌となると思います。そういう歌が歌える数少なくなってきているシンガーだと思います。

Hedonistic
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[20171105]

Unman
(1998/07/14)
Pinkie Maclure

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Pumajawの女性シンガーPinkie Maclureの86年のソロファーストアルバムです。思いっきり80年代のパンク、ニューウェイヴしています。すでに抜群のエモーショナルな歌唱力を持っていますが、それでパンキッシュに歌っていますので迫力があります。シンセなどもレトロな音源を使っていて、80年代サウンドを忠実に再現しています。

1. Blue Chevrolet
2. Subliminal Seduction
3. Voice Of The Silent Majority
4. The Habit
5. Different World
6. Poem
7. Red Tape

ヒステリックに歌う感じはニナハーゲンやトーヤなどの影響を感じます。ダブやフランジャーのかかったギターなど、ニューウェイヴそのものでありますが、真似事と言うより、オリジナリティもありますので説得力を持っています。サンプラーも使っていますが、これも80年代ならではの使い方をしています。当時としてもかなりとんがった感じになっています。


バンド演奏になっていますが、メンバーもニューウェイヴのセオリーに徹していて、まるで90年代に何も起こっていないかのごとき演奏になっています。しかも演奏が達者だし、歌唱力も抜群なので、80年代の作品の中でも完成度が高いです。ゴスとも違いますので、現在の耳で聴くとかなり新鮮に感じると思います。かなりかっこいいです。

Blue Chevrolet
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[20171104]


(1998/07/14)
Ferri

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2014年のアルバムで、現在までの最新作になります。エレクトロニクスの部分が多くなっていますが、内容は壮大なオーケストレーションになっています。電子音、サンプリング、ドリルンベースなリズム。エレクトロニクスの手法を駆使しながらも、ポストクラシカルな曲調。コーラスアレンジも凝っていて、アクのないビュークのような感じになっています。

1. Ash
2. Sacrifice
3. Starry
4. Lost Sanctuary
5. Subliminal Affirmation
6. Rusty Chandelier
7. Tom
8. Butterfly Illumination
9. Eternal Return
10. Forepassed
11. We Are All In Unison

静と動のコントラスが見事で、ダイナミックでドラマティックな構成になっています。惜しいと思うの歌声です。独自の歌唱法でいいのですが、線が細いというか、ハイトーンでも力強さを加えるほどの歌唱力が身についていないので、ダイナミックなアレンジに負けてしまいます。歌唱力の成長がこれからの課題になってくるかと思います。個性的なので、これでいいと言われることが多いと思いますが、表現力を身につけるには。それなりの年輪が必要だと思います。

エレクトロニクスの部分は世界的にも通用するレベルに達してるので、後はそれに負けない歌だと思います。本気で声楽を極めていない事がここにきて裏目に出ています。ロック的に歌ってしまっては個性がなくなりますし、声を武器にするにはまだまだ力不足です。歌唱力が無理なら色気を出せるほどの人生経験が必要でしょう。ドリルンベースも新しい訳ではりませんし、そこにクラシカルな歌が入るという事が売りなのだから、このスタイルを完成させるには後は歌の魅力のみだと思います。

Sacrifice
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[20171104]

A Broken Carousel
(1998/07/14)
Ferri

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日本の女性シンガーソングライターRena MorizonoことFerriの2011年のファーストアルバムです。アメリカにて6年間、ミュージカル、声楽、クラシック・モダン・コンテンポラリーダンスを学んだ経歴があり、ポストクラシカルな作風とエレクトロニクスの混じりあった作風に成っています。歌唱も声楽を学んだ事もあり、ロックな歌唱とは違います。これがアンビエントなサウンドと溶け合っています。

1. Kono Saki Ni Aru Mono
2. Fading Sigh
3. Slow Circulation
4. Tomorrow Comes After Today
5. Zoetrope Featuring Cellz Cellar
6. Porte
7. Alegria
8. A Trapped Moment Of Imitations
9. Requiem
10. Vindur
11. Light
12. Secret Longing (Serph Remix)
13. Labyrinthine Split Second (Matryoshka Remix)

踊りと音楽をビジュアルに思い浮かべながら作曲しているそうで、そこにはクラシックな手法が使われたり、あらゆるテクノ手法も躊躇なく使われています。イメージを描いていくのに手段を選ばない事で、忠実に自分のイメージを描いているようです。プログラミングも生演奏もこだわりなく使い分けているのも、イメージを大事にしているからだと思います。

声楽を習ったと言っても、その道を極めていないレベルであります。極めていないからこその味わいがあります。ロックは自己流だからこそ面白いところがあり、学校などで教わって作られたロックなんて誰も聴きません。アカデミックである事を嫌うのがロックでありますから、極めていない分ロック的な立ち位置にもいられていると思います。かといってロックやジャズ的な歌唱ではない事が彼女の個性に成っています。サウンドがどんなにアグレッシヴでも綺麗に歌い上げる。そのコントラストが面白いと思います。

Fading Sigh
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[20171103]

NOMMO
(1998/07/14)
小山絵里奈

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2008年のアルバムで現在までの最新作になります。レーベルがrhythm zoneからcommmonsへ移籍していますが、限定配信リリースという変わった形態に成っています。どちらも日本のメジャーレーベルですが、世界的に見ればインディーズみいたなものです。世界で支持されるような才能を持っていますが、いまいち世界への発信がうまくいっていないみたいです。

1. KAI
2. MARIMBON
3. 儀式菓子
4. 白銀
5. PARTY
6. 月雫
7. eardrum
8. デメララ
9. Little Things
10. ユートピアとくま
11. 幻ゲーム
12. UNBORN

プロデュースからミックスまで全て一人で手がけています。昔の名前で出ている大人達の手垢がついていないピュアな状態になっていると思います。ハンドメイドのカリンバを制作して、それを使った曲などを配信していますが、後ろ盾を失ったせいなのか、これ以降は地味な活動に甘んじています。映画音楽やCMの曲を担当したりしてマイペースに活動していますが、自分の世界観を作り上げるのはいいのですが、それを外世界に発信していくには、もっと違ったブレインが必要なのかもしれません。

独自の世界観を持っているので、それを壊さないように大事に扱われているようで、それが彼女の才能に歯止めをかけているようにも感じます。芸術は生き物だと思います。それは成長、進化してこそ途中の作品にも意味があると思います。ずっと同じレベルを維持するのも大変なものでしょうが、前に進まなければ外界の人に作品は届かないと思います。欲望も又その起爆剤になりますので、私欲を抑える必要はありません。全ての感情がその糧となるのです。もっと貪欲に音楽と向き合ってほしいと思います。

KAI
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[20171102]

VIVIDROP
(1998/07/14)
小山絵里奈

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2007年のファーストフルアルバムです。坂本龍一はエグゼクティヴ・プロデューサーで関わっており、ミックスも手がけています。しかし、全て彼女に自由にやらせている感じです。一番わかりやすいのがジャズスタンダードのカバーMY FAVORITE THINGSでのアレンジが彼女のやりたい事がはっきり形になっていると思います。カリンバとエレクトロニクスによるジャズを童謡風に表現する、現代版矢野顕子です。

1. 驟雨
2. 此花咲耶姫
3. ハ→ト
4. ピエロ
5. MY MUSICAL
6. MY FAVORITE THINGS
7. MONSTER'S BIRTHDAY
8. 空中遊園
9. 花唄
10. you &
11. 音里
12. 梔子
13. 夕焼け

デビュー作は時間が無い中持っている曲だけで構成されていたので、じっくり時間をかけて制作されているだけに、彼女の全体像が見えてきます。感性的には矢野顕子的な日本独特のありがちな女性シンガーという感じですが、その時代の人達は持っていない現代的な感性が坂本龍一には新鮮に映ったのかもしれません。その新鮮な部分を活かす為にも坂本龍一はあまり関わらない方がいいかもしれません。

無名の新人がデビューするには大きなバックボーンが付いているのは大きいと思います。そして自由に制作させてもらっているので、彼女の個性は十分に発揮されていると思いますが、坂本龍一の名前があって、このサウンドならありがちというイメージが先行してしまいます。海外のそんなイメージを持っていない人にとっては新鮮に聴こえるでしょう。そういうターゲットを広げていく為にも昔の名前で出ています的な大人達が関わらない環境で活動した方が伸びると思います。

MY FAVORITE THINGS
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[20171101]

INLY
(1998/07/14)
小山絵里奈

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日本の女性シンガーソングライター小山絵里奈の2007年のファーストミニアルバムになります。坂本龍一のラジオ番組のオーディションにDance with Tarantulaという曲を送り、坂本龍一がその才能に驚き、その場で電話をしプロになることを説得して、坂本龍一をエグゼクティヴプロデューサーに制作されたデビュー作品になります。

1. 音里-インリ-
2. Dance with Tarantula
3. 妖精より
4. ディナー
5. 白熱

スタジオでは録音しない、自宅でのラップトップでのレコーディング、ハウスミュージックの手法にこだわった、全て彼女の演奏、プログラミングによる楽曲になります。鍵盤楽器、カリンバ等は生演奏になっています。歌も歌っており、いかにも坂本龍一が好きそうな感じの童謡とジャズが混じったような感じの曲になっています。

しかし坂本龍一はエグゼクティヴプロデューサーですから、音楽的にはあまり口を挟んでいないと思われますから、彼女が一人で作り上げた世界になっているようです。日本には昔からよくいるタイプのシンガーソングライターですが、さすがに新しい感性も持っています。今では珍しいタイプなのかもしれませんが、レトロな感じがしないでもないです。

Dance with Tarantula
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