2011年のアルバムです。トリオによる演奏が中心になっていますが、ストリングスやホーンとは別にエレクトロニクスも表立って使うようになっています。基本のフォークブルースを進化させていった先はフォークトロニカ的な表現も含むようになっています。脱エレクトロニクスの衝動からフォークブルースのアコースティックなスタイルになりましたが、プログラミングも拘らずに使うようになり、いよいよ本格的に自分のスタイルを固めてきたようです。
1. Perfect Darkness
2. Fear Is Like Fire
3. Yesterday Was Hard On All Of Us
4. Honesty
5. Wheels
6. Warm Shadow
7. Save It For Somebody Else
8. Who Says
9. Foot In The Door
10. Berlin Sunrise
エレクトロなサウンドも加わる事により売上も伸びてきます。ちょうど東日本大震災の年でもあり、東日本大震災救済コンピNIHON KIZUNAにタイトル曲を提供しています。日本にも少なからずも関わってくれているのです。曲も歌詞もより完成度が高まって、フォークっぽいロックな内容になっています。それはソウルもジャズも様々な要素を含みながらもテクノの手法も含むようになり、より表現の幅を広げています。
ある意味オルタナなフォークバンドって感じです。どんなに楽器パートが増えていっても歌の存在感が際立っていますので、それだけ曲の完成度、質が高くなっています。あくまでもブルースフォークという軸はブレることなく進化しています。洗練され、磨かれ、ダイヤのような輝きを放っています。こう言う人がインディーズに甘んじている時代でありますが、メジャーとの格差は知名度のみで、内容は凌駕していると言えます。
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