2012年のアルバムで現在までの最新作になります。ほぼ一人で演奏、プログラミングしていますが、これまでよりも出てくる楽器が増えています。大きな違いはリズムはそれなりの音源を使うようになっている事です。だからと言って普通のアレンジと違うところは、やはりギターで考えられたアレンジを軸にしているところです。
1. To The Woods
2. Know More
3. Karaoke Superstar
4. Blink
5. Keep Calm Carry On
6. Everything Is...
7. Pale Imitation
8. Hotel Oblivion
9. Sign Of Life
10. Shiver #7
11. Malice In The Garden
プログラミングはキーボードで打ち込むにしても、アイデアはギターで作られているので、それが反映した構造になっています。ギターと鍵盤楽器ではボイシングが違いますので、同じ曲でも違った雰囲気が出来上がります。ギターバンドでない限り、現在のヒットチャートはほぼ鍵盤によるボイシングで作られています。そこが昔のロックファンが現在のヒットチャートに馴染めないところでしょう。
Yoavの場合は今風のアレンジでもギターのボイシングで作られているので、普通のヒット曲とは違う雰囲気になっていると思います。後、白玉コードが少ないのも特徴です。重なる音も少ないので多くの空間が生まれるのです。だからディレイやリバーブの成分が大事になってくるのですが、そこはデジタルエフェクターで計算の上で施されています。80年代あたりからデジタルエフェクターが常用され、数値で計算して使われるようになりました。聴いた感じはビートに合っているわけですから、とても聴き心地が良くなります。しかしそこが気持ち悪く感じるのが70年代までのロックファンなのです。つまり、Yoavは昔からのロックファンに少し親近感を感じさせながらも、現在のロックファンに向けた
音楽 を作っています。
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