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[20180129] |  | |
身体、気力ともに充実していた栃ノ心が平幕で初優勝しました。足を怪我していた事もあり、上半身を鍛えていたと思われ、まわしをつかんだら負けない力がつき、足の怪我も良くなり、充実した練習の成果が見事に花開きました。前半トップを走っていた鶴竜は後半連敗してしまいました。同じく前半調子が良かった御嶽海も後半になると、前に出る圧力が無くなってしまいました。そんな中、栃ノ心は最後まで気力が失せる事なく、見事な初優勝です。平幕なので殊勲賞と技能賞も取りました。
上位の成績 鶴竜 11勝4敗 白鵬 2勝3敗10休 稀勢の里 1勝5敗9休 高安 12勝3敗 豪栄道 8勝7敗 御嶽海 8勝7敗 玉鷲 6勝9敗 阿武咲 4勝6敗5休 貴景勝 5勝10敗 北勝富士 4勝11敗 逸ノ城 10勝5敗 琴奨菊 7勝8敗 嘉風 4勝11敗 千代大龍 8勝7敗 栃ノ心 14勝1敗 優勝
貴景勝も今場所は引いたりして、前に攻める気持ちが無く負け越し。体重200kを超えた逸ノ城はぶつかってから相撲をしっかり取れるようになり二桁勝ちました。体重が増えた方がいい感じです。前に出ようという気持ちもあり、そこからセオリー通りに動けるというのがいいと思います。後は細かい対応も出来るようになるともっといいと思います。
新入幕の阿炎と竜電は二桁勝って敢闘賞を受賞。休場していた照ノ富士は再出場してきましたが1勝もできず、十両陥落となります。遠藤は9勝ですが、相撲内容は悪くありませんでした。柔らかさは持っていますが、力強さを身につける必要があるかもしれません。栃ノ心を見ているとそう思ってしまいます。
千秋楽幕内全取組
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