2012年のアルバムです。フォークトロニカの手法による変なアクセントのスタイルとドラムンベースの精神を継承したハイパーサウンドが交互にやってきます。元々エイフェックスツィンやオウテカなどへのオマージュでラップトップミュージックに入り込んだDavid Edwardsは、楽器もその頃に覚えて好きな
音楽 を再構築しようとして始めたのがこのMinotaur Shockです。だからどこか他のアーティストには無いテイストを持っています。
1. Janet
2. Ocean Swell
3. Through The Pupils Of Goats
4. Too Big To Quit
5. Westonbirt
6. Lending Library
7. Quint
8. Saundersfoot
9. Adventure Orchard
音楽 的には80年代、90年代のポストロックに影響を受けていて、曲の作り方もその辺の感じになっています。しかしドラムンベースやブレイクビーツの手法も真似ていて、加えて楽器の演奏には長けていないので、ラップトップに頼る感じになりますが、そこで恐縮する事なく、大胆にその可能性を展開しているので、ポップなのにハイパーエレクトロなスタイルを作り出しています。
そのやり方にも長けてきて、フォークトロニカなスタイルもありながらの更にそこにも拘らない、その先を見つめた内容になっています。サンプリングミュージックとして、流行りなど気にせず好きな事をやった結果として、このサウンドにたどり着いています。個性的だけどさほどクセも無く、とても聴きやすい
音楽 になっていると思います。常に明るい感じが良いと思います。
Ocean Swell
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