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[20180807]

Hannah
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。B-CORE DISCレーベルに移籍して更に世界を目指すようになりました。バンドとしても熟成してきて表現力も増してきました。アシッドフォークのスタイルに、ロック的なサイケデリック感を足してきました。生ストリングスを入れたり、アコースティックな部分で音の厚みをつけるようになっています。

1. Trenco Una Branca
2. Blue Eyed Tree
3. Hannah
4. That Black Hole
5. Howlin' Zombie
6. Boirina
7. 1979
8. Taüt
9. Winedrops
10. La Pols I El Punyal

楽器編成も増えてドラマティックな演出が可能になっています。しかし、基本はギター1本で歌えるフォークソングですから、音のメリハリをしっかりつけたアレンジ、構成を考える幅が広がっています。ヘタウマ時代が嘘のように見事な演奏を披露しています。それは素晴らしい成長の軌跡でありますが、ヘタウマな感じを残していた方がロック的でカッコよかったとも思えます。少し勿体無い感じがします。そういうバンドって最近いませんから。

演奏が上達したら今度は曲の良し悪しが評価されてきます。個性という意味ではまだ足りませんが、こんなスタイルのバンドって少ないので評価すべきところが多々あります。今回はデジタルサウンドは少なめで、ほぼ生演奏になっています。それだけ自分たちの演奏力に自信を持ってきたのでしょう。それでこの完成度ですから素晴らしい進化だと思います。

Trenco Una Branca
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[20180806]

Himalaya
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。レーベルも変わって世界をターゲットにした内容になっています。大きな変更は、英語で歌ったり、生ドラムが入っていたり、エレキギターも多様するようになりました。そして男女共に歌が巧くなってしまっています。バンドは成長するものなので、いつまでも下手でいるわけにはいきません。許されるのはストーンズだけです。普通は成長、上達しなければなりません。これはしかたない通過点なのです。

1. Himalaya
2. Marbre I Or
3. Stomping
4. La Mort I El Riu
5. El Curandero
6. Kent Forest
7. La Cabanya
8. Les Fulles Fan D'Ocells
9. Àcid Nítric
10. Buttercups
11. Tu No Has De Patir Per Res
12. Bleach

曲調も一般に認識されているフォークソングに近いものになっています。アシッドでサイケデリックな雰囲気は薄れています。明らかに世界的に売れようとする意思は感じます。初期の頃の混沌とした感じに非常に期待していました。自分たちのやりたい事は出来ていると思いますが、個性は明らかに薄れています。それでも音楽的な完成度を追求するようになっています。

変化、成長する事は必要な事ですが、初心を忘れない事も大事な事だと思います。初心がつまらないものならいりませんが、少なくとも私に期待感を抱かせた部分は膨らませて欲しいと思います。メンバー変更やメンバーが増えていたりすると、もう元には戻れないかもしれません。しかし、音楽的には厚みが出来て完成度も高くなっています。今後どういう風に化けていくのか見守るしかありません。

Himalaya
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[20180805]

Hau O Hiu
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。前作のようなサイケダークフォークの雰囲気を残しつつも、カントリーのような少しだけ洗練された感じになっています。ヘタウマな歌の切ない感じがダウナーなオルタナ系の雰囲気を持っていますが、フォーク、カントリーなスタイルを強めに出すようになっているので、不思議な空間となっています。

1, Araund
2. Desuka
3. Where Is He Now
4. Noi Coix
5. Kid Pie
6. Cau
7. El Cel Blanc Del Nord
8. Portes
9. Hospital Per Animals
10. Monster
11. 1, 2 I 3
12. You Lasting Patience
13. Apple Seeds
14. Coses Per Col·leccionar

前作は自宅で録音したような空気感がありましたが、ここからはスタジオで録音出来るようになっています。スタジオのようなデッドな空間の方がエフェクターのかかりが綺麗で良かったりするのですが、前作のような手作り感は薄れています。演奏も少し上達してきているでしょうか、歌も演奏も下手な感じが逆に良かったのですが、演奏がまともになってくると個性が死んだように感じてしまうのはロック病でしょうか。

男性ボーカルも女性ボーカルもヘタウマだった前作に比べると、男性ボーカルは下手なままですが、女性ボーカルは増えたのか、代わったのか、巧くなっているので全体的な統一感が薄れているように感じます。下手でもファーストアルバムに注ぎ込んだ情熱は素晴らしい奇跡を生み出すものですが、彼らのファーストはまさしくそんな感じでした。そこから一歩進んでいますので、必要なアクセスを踏んでいるのでしょうが、少ししっくりこない感じがします。

Where Is He Now
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[20180805]

Plou Massa Poc
(1998/07/14)

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スペインのバンドAnímicの2006年のファーストフルアルバムです。エレクトリックダークフォークなスタイルのインディーズらしいバンドです。ボーカル、ギターのFerran Palau、ギターのNúria Monés、ベースのZuma、キーボードのLouise Sansom、プログラミングのJuanjoの5人組です。

1. Plou Massa Poc
2. DIY
3. Coses Per Col·Leccionar
4. Las Cosas... Sin Embargo
5. Hau O Hïu
6. Hiu Hïu
7. Cançó Fonda
8. Kafka

ドラムレスですが、プログラミングされたサンプリングが多少のビートを刻みます。全体的には淡々としたフォークソングですが、一般的なフォークソングとも雰囲気が違います。全体的に締めるのはバンドによる生演奏であり、プログラミングは装飾的な役割になっています。淡々とした牧歌的な雰囲気を、ヘタウマな歌が綴っていきます。

味のある下手さ加減が特徴的で、それがカラーになっているので、演奏が下手でも気にならなくなってきます。自宅で録音したようなローファイさ、楽器も様々なものを使っており、変わった音色の楽器もあるようですが、下手さ加減がいい感じで味わいを出しています。こういう強者がいるからインディーズは面白い。

Coses Per Col·Leccionar
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[20180804]

Ice Capped At Both Ends
(1998/07/14)

Diamond Watch Wrists 商品詳細を見る


イギリスのデュオDiamond Watch Wrists の2009年の残された唯一のアルバムです。超絶なドラマーZach HillとギターとボーカルのGuillermo Herrenが組んだデュオで、1回限りのプロジェクトにまっています。サイケデリックな雰囲気で、ボーカルの弱い感じは後期コーネリアスを思わせます。生演奏の多重録音でプログラミングは少なめです。

1. My Last Time In This Place
2. Polite Passage
3. One Second Early Late
4. Onward Push Me Out
5. Diamond Falling Off My Grill
6. Dot Org Green Consumer
7. Start Wrong
8. Simple Love Notes(5 Years Later)
9. Speculative Forensic Investigation
10. Epidemic Episodes of Epidemics
11. Taped Up Swagger(High School Version)
12. Ending

プログラミングが少なめなのはZach Hillのドラムテクニックが凄いからであり、まるでブレイクビーツやドラムンベースのようなドラムパターンを生で演奏してのけます。これだけでプログラミングは不要になります。しかし二人で作っているので多重録音が必要になってきます。浮遊感のあるサイケデリックな曲調、アコースティック楽器とノイズっぽい音源はサンプラー、もしくは意図的に雑に録音した音源かと思われます。

サイケデリックな雰囲気を醸し出していますので、ローファイだったり、ノイズが入っていてもお構いましです。それどころか意図的にノイズを録音しているような感じがします。サンプリングに取り込んだ音源と思われますが、それらを生で録音しているようです。生演奏でもデジタルな雰囲気を錯覚させられます。しかし、ドラムが生演奏というのが大きく、それだけでループでは生み出せない独特のグルーヴを持っています。

Dot Org Green Consumer
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[20180804]

Satélite 99
(1998/07/14)

Ana D商品詳細を見る


スペインのシンガーソングライターAna DíazことAna Dの97年の残した唯一のフルアルバムです。スペインではポップシーンにおける革命とまで評価されていました。シャンソン、ボサノヴァ、エレクトロニックフォーク等、様々な要素が交わっていますが、スペイン語なのでブラジルっぽい感じます。トロピカーナをもっと洗練させたような軽やかさがあります。

1. 1,2,3,4
2. Los Amantes
3. Más
4. Me Quedo Contigo
5. Selenio 2034
6. Carnaval
7. Galaxia
8. Satélite 99
9. Todo Comenzó
10. Naufragio
11. Lo Mismo Que Tú
12. Slenio 2035
13. Va El Amor
14. Velero Lleno De Estrellas Y Bahias
15. Recordando
16. Polenesa

オリジナル曲とカバー曲が入っていますが、スタンダード曲もかなり洗練された雰囲気になっていて統一感があります。ほぼ生演奏ですが、リズムボックスは昔のリズムボックスの音色ですが、シーケンサー機能がある、細かい設定が出来るものを使っています。ですから懐かしい感じもしますが、70年代には存在しなかったような印象を受けます。これは明らかにテクノの時代を経てたどり着いたトロピカーナなのです。

ブラジルじゃないからトロピカーナという表現は適切ではありませんが、分かりやすい表現だと思います。新しいことをやってやろうと意気込んで力んでいる感じもありませんので、ボサノヴァの軽やかな伝統をしっかり受け継いでいます。単なる懐古主義でもありませんし、新しい要素を取り入れる事に躊躇いもない潔さもあります。音色的にレトロなものが選択されていますが、不思議なくらいに古臭さを感じさせないマジックを持っています。

Los Amantes
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[20180803]

Ursel
(1998/07/14)

My First Trumpet商品詳細を見る


2018年のアルバムで現在までの最新作になります。ビニール盤で111枚限定でリリースされていましたが、ダウンロード販売もされています。この人の作品はほとんどCD化はされていません。もうそういう時代になりつつあるのかもしれません。CDで再現出来るサンプリングレートには限界があります。ダウンロード販売も音質を上げると重くなるのでダウンロードに時間がかかってしまいます。ハイレゾなどというのが出ていますが、まだまだダウンロード販売にも課題が残されています。CDよりも音質が良くなければ、さほど価値のないものだと思います。

1. Höllenkoffer
2. Zuddel
3. Karpfentanz
4. Lampenwald
5. Geklüft
6. Pfand
7. Shakshuka
8. Linha do Douro
9. Go Noi
10. Fluche
11. Lemonade
12. Zugspitze
13. Omni Mitte
14. Ljubica

ビーッグビートのようなサンプリング処理の特徴を活かしながらも、ポップでロック寄りな世界を見事に表現した、My First Trumpetとしての完成度の高い内容になっています。ニューウェイヴが登場する前のクラウトロックに影響された頃の、シンセの使い方にインテリジェンスが感じられた頃のスタイルを現代的に再構築しているように感じられます。当時のデヴィッドボウイやブライアンイーノが現在のテクノロジーを手にしていたら、きっとこういう事をやっていたのではないだろうかと、そういう想像を駆り立てる内容になっています。

現在のブライアンイーノは勿論現在のテクノロジーを手にしていますが、こういう音楽は作っていません。あくまでもソロになりたてだった頃のイーノの感性、未知なるものに向かっていく若い感性である事が重要です。それをやってしまっているMy First Trumpet、そこを評価出来ていない世論のなんと未熟な事か、それほど世間に知られていないという状況ではありますが、こういうものにロックの未来を託せない、先を見る力のない音楽業界には何の期待も持てません。

Linha do Douro
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[20180802]

Oke
(1998/07/14)

My First Trumpet商品詳細を見る


2016年のアルバムです。初めて限定販売じゃなくリリースされていますが、カセットとダウンロードのみの販売です。電子音やサンプリングっぽい感じを前面に出したフォークトロニカを意識した内容になっています。曲自体はポップでロック的ですが、アレンジにはテクノ感を出すようになっています。インディーズといえど、テクノ感がないと売れないと理解したのでしょう。

1. Ursi Ii
2. Adat Clock
3. Die Fabrik
4. Pya
5. Baklava
6. Zürich
7. Agadir
8. Wagen Fünf
9. Formular
10. Cheesecake
11. Gorbi
12. Pak Choi
13. Borkweg
14. Eis Essen

シンセを使うにしても70年代っぽい感じであり、ニューウェイヴ以前の過渡期だったロックの面白かった時期の雰囲気があり、ロックとテクノの折り合いをつけるのは適している感じがします。サンプリングによるドラムパターンの作り方も独特ですが、巧みになっています。ロック寄りという事でダンス系ではないところが好感が持てます。昔のロックファンはディスコ系を毛嫌いするところがあります。今はそういう時代ではありませんが、好まれると思います。

前作から6年のインターバルがありますが、その間にプログラミングの技術も身につけているようです。バンドマンでしたから、プログラミングの細かい事は必要無いような感じでしたが、バンドでないソロ作品ですから、バンドで出来ない事をやる面白みを覚えて来たようです。それでも生演奏した方が手っ取り早いですから、それが元になっています。そこをどこまで分解していくかがキモだと思います。

Ursi Ii
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[20180801]

Bene
(1998/07/14)

My First Trumpet商品詳細を見る


これも2010年の作品でEPサイズで100枚限定販売されていました。アコースティック楽器が目立ち、曲調はポップでスキャットなコーラスが入ったりして、ブリットポップな感じのフォークトロニカになっています。軽めにサイケデリックだったりして、これをデジタルっぽく感じさせないようにデジタル処理されています。

1. Uhno
2. Currly
3. Japanese Run
4. Ohrka
5. Umziehen
6. Laipzik
7. Hnng
8. Droege
9. W#llwa
10. Hitze

バンドっぽいアレンジでのブリットポップ、アコースティック楽器の多用、生演奏も含まれていますが、ループされていてHDDレコーディングの特性を活かした内容になっています。曲は短めで10曲ありますが、ビニール盤時代なら普通にフルアルバムサイズです。CD時代だとEP扱いというのも不思議な感じですが、これをあえて同時期に2枚別々に100枚限定でリリースしていました。現在はダウンロード販売のみです。

ドイツらしからぬアナログな温もりを感じさせるサウンドになっています。ロック寄りなので機械的なテクノ感が薄めです。フォークトロニカという分野なら売れる作品だと思いますし、もっと大々的にリリースしてもおかしくないと思いますが、テクノ感が弱いのが原因でしょうか、逆に新鮮で良いと思います。歌がないポップロックというのも新鮮だと思います。

Umziehen
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