2017年の作品です。いつもは1曲45分くらいですが、今回は50分の曲に挑戦しています。ドローンサウンドもいくつかのパターンが続けられており、途中違うテープに入れ替えるという手法を取っているようです。ミックスしている素材もいつもより多いので、カラフルな内容になっています。
1. Instrumental Transcommunications
2. Inter-Frequency Energies
自主制作ですが、200枚限定の販売になっています。それだけ経済的にも余裕が出てきたようです。テープループだからといって、ドローンサウンドばかりじゃなくてもいい訳で、違うパターンもあってもいい訳で、しかも2台のテープをミックスさせる訳ですから、1台には歌やスピークの素材を入れています。
フィールドレコーディングみたいな感じになっていますが、それだとテープループとしての特徴が薄れてくるので、ドローンサウンドも織り交ぜるという、かなりやり方に制限が課せられるテープループの手法ですが、それでもこれだけ複数の作品を作り続けるというのは、マッドサイエンティストに近い変態だと思います。
Tape loop 2