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[20180929]

Ditherer
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。ここから正式にトリオ編成のバンド体制になります。曲もロック色が強くなってインディーズバンドらしさが出てきました。ブリットポップ色もある感じのニューウェイヴ系のコンパクトな感じのロックになっています。いかにもトリオバンドっぽいソリッドなロックですが、随所でエフェクティブな音も入ってきます。

1. We Will Have Vanished
2. Inflatable Ape Pt. 3
3. I Have Been Wronged
4. Hallelujah Daddy
5. What Gives?
6. You Did What You Thought
7. The Last I Knew Of You
8. Ditherer
9. Your Beef Is Mine
10. On The Gallows
11. What's Up Freaks?

途中サイケデリックに即興的な展開になるところはビートルズっぽいので、どこかにブリットポップな意識があります。アシッドというよりサイケデリックな雰囲気、それをニューウェイヴ、オルタナという歴史を経験している若者が作っていますから、60年代サイケとは違うものになっています。単なる過去主義とは違うのです。

かといってオルタナ、グランジとも違うアプローチ、それはブルースっぽい事も平気で取り入れている事です。最近はこんな若手バンドがいませんでしたので、とても新鮮です。流行は気にせず、自分たちが気持ちいいと感じるロックをやる。その気持ち良さはきっと聴き手にも伝わってくるはずです。そこに時代に翻弄されない今が生まれるのです。

We Will Have Vanished
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[20180929]

10th Avenue Freakout
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。ここからバンドとして機能していきます。Tim Glenn、Mark Ericksonが入りトリオ体制ですが、ここではJeremy Ylvisaker、Martin Dosh、Michael Lewisもメンバーとしてクレジットされています。曲はフォークを貴重としたポップロックになっています。

1. Can You Believe It?
2. We're Winning
3. 10th Avenue Freakout
4. The Rabbit
5. Song About A Wedding
6. Holy! Holy! Holy!
7. The Small Burn
8. Hummer
9. O Telescope, You
10. Goody Gumdrops
11. The Poor Fella
12. A Murder
13. The Hully Gully

バンド体制で演奏しているものもあれば、サンプラーを使ったり、ターンテーブルを使ったりしたりしてローファイなインディーロックを展開していますが、ゲストも含めてバンドとしてしっかりとしたパフォーマンスを聴かせてくれます。少しけだるい感じのポップロック、薄めですがアシッド感もあり、ポップロックとしての王道のアレンジもあったりと、メンバーが増えた事により幅が広がっています。

実験性は薄れてきましたが、遊び心は失われていません。基本はAndrew Broder一人で成り立つプロジェクトですから、そこをいかにバンドとしてまとめていくか、バンド体制にこだわらないでいくかというバランスが見事です。バンドになって得する事はライブでの再現力になりますが、ライブを想定しないで制作しているので完成度も高いです。詰め込むものは詰め込む、差し引きするものは差し引く。このバランスにおいてセンスの良い仕上がりになっています。

Full Album
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