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[20181117]

Pop Will Make Us Free
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。今回はポップである事がテーマになっていて、王道のコード進行で曲が作られています。そしてアコースティック楽器の音源の割合も多くなって、フォークトロニカにも適応する内容になっています。ドラムパターンもフロア向けになっているし、極力作り込まないように心がけていると思います。ポップである事は模倣寄りになりがちなので、一番難しい分野でもあります。

1. The Name Of My DJ
2. Cat
3. Coltrane
4. Nothing Else
5. Ladies
6. Fatass
7. Primavera
8. Nothing Else (Reprisal)
9. The Golden Mile
10. Bye Bye

曲の骨格はポップに仕上げていますが、それをそのまま仕上げるほどお人好しでは無い人ですから、細かな部分で多少の抵抗を見せています。完全にストレートになりきれないところが彼の性格を物語っています。しかし可能な限りポップに仕上げていますので、後退しているようにも感じますが、ヒネクレものがポップであろうとするのは挑戦的な事であり、かなり差し引き加減でそのチャレンジ精神を見せてくれています。伝わりにくいと思いますが、足したいところを抑えて我慢している感じが泣けてきます。

オーソドックスになりがちなところを極限的に繊細に作り込んで、なんとかオリジナリティーも浮き立たせています。ここまで抑える意味が分かりませんが、ゆるさが彼の特徴だとするならば、彼にしかできない隙間の作り方だと思います。生演奏のデジタル編集など、ブレイクビーツの延長線上にありながらも新しい挑戦もこなしています。彼なりのフォークトロニカに対する回答になっている作品だと思います。

The Name Of My DJ
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[20181117]

Kingfood
(1998/07/14)

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2002年のアルバムです。前作のダークなイメージから一転してひょうきんで明るい感じに戻っています。ここで彼がやりたかった事はブレイクビーツじゃなくてビッグビートだというのが明確に分かります。ただ、ビッグビートのようにフロアで踊らせ、高揚させる目的で作られていないというスタンスがあります。そこが90年代のスタイルとは大きくかけ離れたものにしています。

1. Class
2. Easy Now
3. Streams
4. Can You Keep A Secret?
5. The Loving Hand
6. Welcome
7. Three Hundred
8. Dog
9. (Bad Twoy)
10. Mahanama

アコースティック楽器を使ったり、サンプリングだけでは無く、実際に演奏しているパートもあり、ブレイクビーツの残党からフォークトロニカの要素を吸収して、新しい時代に自分なりに適応しようとしているのが分かります。曲的にはソウル系になっているので明るい感じ、ダンスの要素も無いわけではありません。新しい事は無いのに組み合わせで独自のスタイルを持っている所以はそこです。

フロア系のファンもコアなテクノファンも惹きつける魅力を持っていると思います。ただストレートではないのでいまいち知名度が無い要因にもなっています。ストレートな音楽をやるなら趣味でやればいいし、たまには息抜きでやってもいいと思いますが、クリエイティヴであるならば、常に挑戦し続ける姿勢を持っていて初めてプロと呼べると思っています。つまり現状プロフェッショナルと呼べるミュージシャンのいかに少ない事かが分かると思います。私個人としてはそういう音楽にお金を払う気にはなりません。しかし現実にはそれとは真逆に挑戦していない音楽の方が売れているという事実が存在しています。

Class
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