2018年のアルバムで現在までの最新作になります。80年代サウンドから変異してプライマルスクリームのような、ロックとハウスをミックスした90年代のデジタルロックになっています。時代を遡って模倣する事を楽しんでいるのか、あくまでもロックたらんとしてシンセを活用し、イギリスへのオマージュを掲げたスウェーデンのデュオであります。
1. Sometimes
2. Nowhere
3. Handshake
4. Sure
5. Wasted
6. Let's not
7. Bad vibe
8. Sorry
歌い方も90年代風に変わって、明らかにイメージチェンジを試みていますが、あくまでもレトロモチーフに徹しています。このまま歴史を辿るだけの作業を行うのか、自分たち独自のサウンドは追求しないのか、あまりにも時代が近づいてきたら新鮮味も無くなってきますから、もっと新しい要素も加えていかないと厳しいと思います。
基本はネオアコの曲作りであり、ネオアコの存命処置を行っているのでしょう。まだまだ90年代初期の模倣ですから、ネタはいくらでもあると思いますが、次はブリットポップか、とか想像がついてしまいます。模倣に終わらないようにするのが存命の要だと思いますので、新しい発送も取り入れて行ってほしいと思います。
Sometimes