2008年のアルバムです。今回はゲストが多数参加した生演奏になっています。ジャズやクラシック、マーチングバンド等様々なスタイルを
サイケデリックに表現しています。生演奏なのに実験的という挑戦的な内容になっています。20名のコラース隊によるゴスペル風コーラスや、陽気でトロピカルなカリプソなど既存の
音楽を利用した楽しい作品になっています。
1. All My Friends
2. Are Animals
3. Summerheat
4. RR Vs. D
5. All Myself
6. Two Seasons
7. Prelude
8. The Waltz
9. Sleep
かなりの演奏力のある人達を招いて演奏しています。打ち込みのようなシーケンス的な演奏も生でやっています。アメリカのルーツミュージックをリバイバルさせるミュージシャンもいますが、基本地味になりがちでありますが、こんなに陽気なルーツミュージッックの方がリアルだと思います。様々な人種の坩堝であるアメリカのリアルな躍動感があります。
トーキングヘッズがアフリカ
音楽から南米
音楽まで手を出していましたが、その精神をアメリカ発掘で表現しているような感じです。トーキングヘッズの場合はファンクを融合させた事によって成功しましたが、そこまでのポップ感覚は持っていないようで、かなり実験的で
サイケデリックな雰囲気になっています。だから売れるのは難しいかもしれませんが、素晴らしい
音楽に仕上がっていると思います。
All My Friends/Are Animals