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[20190407]

Waver The Absolute
(1998/07/14)

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2016年の作品です。10年ぶりの作品で、昔ならとっくの昔に忘れ去られているところですが、プロデュース業とかで忙しく、オリジナル作品としては久しぶりの力作になっています。以前のように曲によって様々なスタイルに取り組んでいますが、全体的にエレクトロニカサウンドが主流になっています。サンプラーも使っていますが、以前のようなブレイクビーツな使い方ではありません。

1. The Letter
2. Valence
3. Waver The Absolute
4. Look Ahead See Behind
5. Mosquito Theme
6. Open Secret
7. The Children
8. Hold The Phone
9. Daft Shaft
10. Ornamental Hermit

ノイズ系、アンビエントなサウンドが多く、アコースティックな響きは少なめになっています。かれの特徴としては曲はしっかり作るというスタンスが他のテクノアーティストとは一味違うところです。一般的なテクノ系の人はサンプリング素材や電子音を活かす為に曲に仕上げていくという流れになりますが、この人の場合は、まず曲があって、そこに適切な音を割り当てていく流れになっているので無駄がありません。

この手法はテクノ界ではご法度なところが昔はありましたが、もうそんな時代でも無いのです。どちらにしても常に新しい音への追求心が必要で、似たような音ばかり使っているヒットチャート系の楽曲にはない苦労があります。どこかで聞いた音、どこかで聴いた雰囲気というのはポップ性に必要な要素ですが、それも彼は持ち合わせています。つまりポップ感覚も持った挑戦者なのです。ここが一番のポイントです。

The Letter
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[20190406]

Cut Out Shape
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。これまでのブレイクビーツのようなリズムを強調したスタイルでは無く、サンプラーによるカットアップをより大胆に使った作風になっています。アコースティック楽器の使用など、フォークトロニカの手法を使いながらも、独自の作風を構築しようとしています。

1. Cut Out Shape
2. Runaway
3. Sun With Teeth
4. Sanctuary
5. Halfmoon Rockstruck
6. Memory End
7. Grey Sky Bright
8. Dot the Lines
9. Kill the Moonshine
10. The Mast
11. Knot in the Wheel

ブレイクビーツやドラムンベースのドラムパターンもやりすぎた結果飽きられるという事になっていきます。しかし、違うパターンでかっこいいビートを生み出すのは難しく、フォークトロニカが熟成されるにつれビートを追求しなくなっていきます。その中で、それまでに無いパターンで孤軍奮闘している姿がここにあります。

しかし、これだという決定打が無いので、リズムだけで無く、リズム楽器じゃないものも組み合わせて独自の世界を作り出しています。ブレイクビーツなどの精神は継承しつつも、他とは違う事をやろうとする強い意志が、彼にしか作れないスタイルをもたらそうとしています。フレーズサンプリングを多用する事によってビッグビート的になるところもありますが、誰とも違う、しかし馴染みやすい彼ならではのサウンドとなっています。

Cut Out Shape
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[20190406]

Nonument
(1998/07/14)

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2002年のアルバムです。アコースティック楽器を多用したファンク系ブレイクビーツになっています。フォークトロニカの手法を自分なりに取り入れた形になっています。今回はゲストも参加していて、トランペット、チェロ、ボーカルなどが加わっています。ジャズ、ファンク系の楽曲はちゃんと作曲したブレイクビーツになっています。

1. Secropia
2. The Fourth Day
3. Homegrown Cultures
4. Renzo Piano
5. Water
6. The Accidental Triumph
7. Leap Year
8. Fresh Kills
9. Unica Zurn
10. Three Sided

抽象的なテクノでは無く、明確なフォルムを作り上げているという意味では、過去のブレイクビーツ系にはなかったもので、新しい時代を感じさせます。90年代のテクノは偶発的に出来上がるサンプリングミュージックを良しとしていた向きがあります。ちゃんと作曲されているものはダサかったのです。現代音楽的な発想だったと思います。しかし、その手法を受け継ぎながらしっかり曲も作り上げるというのが私SAMARQANDの手法なのですが、同じような発想を持っているミュージシャンがいると安心します。

多勢と無勢という対比がありますが、人がやっていないような事をすると変わり者扱いされます。しかし、芸術家で変わり者じゃ無い人がいるでしょうか。アーティストで多勢に加担するというのはおかしな事なのです。それは単なる商売人なのです。そういうエセアーティストが氾濫してるのが現状です。こういうおや?って思わせてくれる人が活躍する時代が来なければ救われません。しかし古今東西、商売人でもなければ売れないというのも事実です。

Secropia
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[20190404]

Musicforafilm
(1998/07/14)

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アメリカのミュージシャンXian Hawkinsの一人プロジェクトSybariteの2000年のファーストアルバムです。ブレイクビーツ、ドラムンベース系のエレクトロニカになっています。90年代を席巻していたブレイクビーツ系は後半失速していき、エレクトロニカやフォークトロニカに方向転換していきます。その残党という感じでしょうか。

1. Ashs
2. Afterlife
3. Serial
4. Soliq
5. Ever Circling Skeletal Family
6. Rocks In Your Head
7. Mochi Swt
8. Serena
9. Demiser
10. S_Watch
11. Suspiral
12. The Dome Is All Lenses
13. Nearend
14. Evrgrn

プログラミングだけで無く、ギターを弾いたりしています。全体的にエレクトロニカですが、曲によって表情が変わっていきますので、多くのアイデアと表現力を持ったアーティストだと思います。ローランドのデジタルワークステーションVS-880で録音編集しているとクレジットされています。PCでは無くマルチレコーダーのハードディスク版です。テープのマルチレコーダーで録音していた私にとっては、天地がひっくり返るような驚きでした。

PCも触った事がなかったので、デジタル音源だけで無く、歌やギターを演奏したものがどこに録音されて、巻き戻したり再生したり出来るのか理解出来ませんでした。楽器店で仕組みを質問すると馬鹿にしたような表情をされた事があります。あれはきっと説明出来ない、面倒臭いという表情だったのか、今では当たり前の事でも衝撃でした。録音されたものはどこにあるのか、目視出来ませんので全く理解出来ない私はAKAIのサンプラーを買って、せっせとアナログレコーダーに録音していたのでありました。そういう時代からは少し進んだ内容ではありますが、VS-880を使っているというアマチュア感が親近感を生みます。

Ashs
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[20190403]

Xtreme Now
(1998/07/14)

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2016年のアルバムで現在までの最新作になります。ディスコ作品を作って売れた事で気を良くしたのか、その路線から80年代ポップ、ポストパンクな作風になっています。インド音楽系は潜めてアフリカンビートの部分は継続したシンセポップなので、Adam and the AntsやBow Wow Wowのようなジャングルビートになっています。

1. Bahia
2. Your Life In The End
3. Now Is The Time Of Emotion
4. Slip Into Nevermore
5. Fake Til You Feel
6. Believe In Something Fun
7. Xtreme Now Energy
8. Fantasy
9. Sochi
10. Would You Die To be Adored
11. Shitopia

ジャングルビートの模倣では無く、彼女達のノリでいつものなんちゃって感満載なので、オリジナリティーは持っています。しかし、80年代の雰囲気に溢れています。レディーガガが80年代リバイバルで売れているので、彼女達が売れない道理はありません。ポップグループが分解して派生したRip Rig & Panicのようなポストパンク感もありますが、ポップに徹してる分売れる要素はあると思います。

歌はいつものフレージングのリフレインなので、ポップというよりテクノ系の感覚を持ち、初期の頃の混沌としたサイケデリック感から分かりやすいポップ性に近づけた事により、どこかで聴いたような普通のシンセポップのようになっていますが、このハッチャケ感は普通では無いかもしれません。無茶苦茶やりながらも彼女達の真面目な性格が見え隠れする作品になっています。

Bahia
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[20190402]

Top Ten Hits Of The End Of The World
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。世界の終わりのトップテンヒット曲を放送するといううコンセプトで、10組のバンドを装い10曲揃えています。何故か全曲ディスコ調というぶっ飛んだ発想になっています。なのでどれもダンスミュージックであり、歌はフレーズの繰り返しですが、ポップな曲になっています。

1. Blade Of Austerity
2. Those Who Live For Love Will Live Forever
3. No Way Back
4. So Destroyed
5. Receive
6. Radhamadhava
7. Fire Sacrifice
8. Welcome To The Now Age
9. Exercise Ecstasy
10. We Will Fall In Love Again

曲によっては彼女達の定番インド音楽、アフリカンビートになっていますので、自分達もヒット曲の中に含まれている事でしょうか。ディスコ調という事で電子音、打ち込みが多く、そこに彼女達のパーカッション、歌がのっかっていく、いつもの感じではありますが、四つ打ちディスコが全体のテーマとなっています。こうなってしまっては世も御仕舞いだという皮肉もあるのでしょうか。

デビュー当時から常にあるイメージとしてはグラムロックのようななんちゃって感ですが、今回はなんちゃってディスコになっています。コンセプトがあればいつもと違う事も出来ますが、やっている事はいつもの感じになっています。ただ儀式的なカルトな感じは無く、ポップで馬鹿騒ぎして踊れる作品になっています。こういう事を本気で出来るのが彼女達の強みでしょう。

Full Album
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[20190401]

Trust Now
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。特徴だったインド音楽、アフリカンビート、デジタルサウンドがこれまで混沌としていたものが、シンプルにまとめられた、彼女らなりに洗練されたアレンジになっています。これはプロデューサーのScott Colburnが右とにまとめ上げた結果だと思います。サイケ的な演出だったカオスな演出をやめて、特徴のみを明確化した事により、ポップで聴き易い作品となりました。

1. Rest In Peace
2. Summer Of Love
3. Trust
4. Portaling
5. Incarnation
6. Golden Silence

ポップにまとめ上げても、今までやってきた事が全て詰まっていますから違和感はありませんし、個性が損なわれている訳でもありません。見事な到達点だと思います。オペラティックな歌い方も旋律を明確にする事により、ポップフォーマットに中に組み込まれ、知名度を広める事に成功しました。儀式的な部分はよりロック的な解釈になっています。

彼女達の世界観を壊さずにポップにしたという事では成功でしょう。しかし、ここから彼女達の世界観を壊していくくらいの破壊力を出していけたらもっと面白くなると思います。それにはもっと違う分野からブレインを招き入れる必要があると思いますが、そこまで本気でやる必要もないのか、どうかは彼女達のモチベーション次第というところでしょうか。

Full Album
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