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[20190420]

Around Midnight
(1998/07/14)

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2014年のアルバムで現在までの最新作になっています。Olga Wallisの歌を中心とした作品作りになっていて、Olga Wallisはほぼ正式メンバーになりつつあります。フォークプログレのようであり、シンセポップのようであり、かなり普通の音楽を作るようになっていますが、フィールドレコーディング素材もしっかり活かす手法は前作よりも多くなっています。

1. Bring In The Sheep
2. Oliver Lover
3. The Bookcatchers' Song
4. Think Straight
5. Night Of The Iguana
6. The Song Of The Runaway Singer
7. Last Night I Turned Into A Cat
8. The Pigeon Tree
9. My Sleeper
10. Look At The Moons!

フィールドレコーディングの素材も音楽的に活用するので、表現力はより豊かになっています。普通に曲も作れるという事は大きな強みであり、難解な音楽を作っていた人が作る普通の音楽は最初はぎこちなくなる可能性がありますが、かなりこなれてきたと思います。音楽そのものも音楽ではない情景を表現しようとして発展してきましたから、楽器ではない音を取り入れる事でよりストレートに伝わるようになります。

ストレート過ぎると幼稚に感じるものですが、そこはセンスの問題が大きく、的を得た表現となっていれば至極納得するものです。逆に分かりにくくする事に何の意味があるのか疑問に思います。人に伝えるという行いにおいての音楽ならば、難解にする意味は無いと思います。それはただの独りよがりです。単純にストレート過ぎると幼稚に感じる事はありますが、そこは表現の仕方のセンスだと思います。彼らにもやっとそのセンスが磨かれてきた感があります。

Sturmwind
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[20190420]

Port Out Starboard Home
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。Olga Wallisのボーカルを中心とした曲作りになっていて、楽器の占めるパートというか、コード進行を持った曲作りに進化してきていましたが、より具体的にその流れを推し進めています。旅行をテーマとした内容になっていて、フィールドレコーディング素材、電子音、リズムボックス的なドラムも入っていたり、テクノポップとフォークが融合した、ある意味フォークトロニカとも捉えられる内容になってきました。

1. Good Day Good Bye
2. Patience
3. Someday Today
4. A Snared Dwarf
5. Giant's Hill
6. Howard Is Not At Home
7. The Centipede Song
8. A Gall Ill Sow
9. Young Man With A Horn
10. Port Out Starboard Home
11. The Lord Is My Shepherd

音源、パートとしてフィールドレコーディング素材を使う、サンプラーを使っているようなものですが、PC編集する事によって制作面でも余裕が出てきのか、奇抜な音楽よりもOlga Wallisの歌をフューチャーする事に集中するようになっています。ギター、ベースもループではなく、ちゃんと演奏するようになっています。要するにロック、ポップスは現代音楽までも含めての集大成的な許容量を持っているという次元まで行き着いたと悟ったのでありましょう。

わざわざ原始的な現代音楽だけにこだわる必要も無くなった。現代音楽をポップにまとめる事の方がより面白いという事実にたどり着いたのではないか。わざわざ難解な音楽にする必要もなく、同じものを表現するのであればポップである事の方がより多くの人の耳に届ける事が出来る。その限られた数分間に何が出来るか、そういう境地にたてば、ポップである事は恥じるべき事では無くなってくるのです。

Good Day Good Bye
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