2002年のアルバムです。リミックスなどもされて、多少デジタル処理もマシになってきましたが、このバンドのキモは何と言っても、生演奏している民族
音楽の部分であり、デジタル処理している3人にメンバーでは無いという奇妙なところです。ユーロビートに負けない正確な演奏はデジタル処理がいらないくらいです。
1. Пчёлы
2. Велик День
3. В Роще
4. Росы
5. Ящер
6. Пчёлы 2
7. Дятел
8. Гео
9. Nãna
10. Перепёлка
シンセサウンドがあまりにもつまらないので、民族楽器の響きが際立っています。サンプラーもいらないくらいです。それほどロシア的では無く、西アジア、東ヨーロッパのオリエンタルな雰囲気を持った民族
音楽であり、そこはケルトミュージックにも繋がるところがあります。デジタルサウンドがもっとかっこいよかったらと残念な感じがしますが、このイモっぽさも彼らの特徴とも言えます。
民族
音楽を広めるための手段としてシンセも使っているという感じで、そこで注目はされますが、人畜無害なシンセサウンドは邪魔なだけです。リミックスされた事で多少勉強はしたみたいですが、もう少しいろんな
音楽を聴いた方がいいと思います。ロシアにも参考に出来るミュージシャンはいると思います。あまりにも片田舎感が拭えない、それが彼らの売りだとしたら、とんでもない勘違いです。
Пчёлы