2012年のアルバムで現在までの最新作になります。前作から10年のインターバルがありますが、その間何をやっていたのか、全くもって情報がありません。シングル等は出していましたが、地道にローカルな活動をしていたようです。流石に10年も経っているので、ミックス的にはマシになっています。プリセット音に頼るにしても、プリセット音も良くなっているからでしょうか。
1. Жито
2. Старый
3. Сказка Про Лису
4. Искорка
5. Стол
6. Коток
7. Сказка Про Коня
8. Балабай
9. Лося
10. Молодец
11. Сказка Про Горошинку
12. Гамелан
13. Родина
やはり民族
音楽の部分が素晴らしいので、デジタルサウンドが追いついていませんが、単純なユードビートにまとめるという事が無くなっているので、そこは進歩したと思います。民族
音楽と対比させる為にデジタルっぽいアレンジをそのまんま使うより、楽曲を活かしていくアレンジになってきたと思います。どうしても治らないのがパッドサウンドで、綺麗すぎるパッドサウンドが印象を悪くしています。
民族
音楽なので、白玉コードは控えた方がいいという発想が無いようです。民族
音楽はモード
音楽なので、和音は極力減らした方が良くなるという発想は70年代には定着していますが、そこまでの認識を持ったスタッフが周りにいなかったようです。まるでデジタル初心者、ポップス系もよく聴いていなかった人達かもしれません。それでも10年以上活動して、リミックスもしてもらって、どうすればかっこよくなるか、いい加減分かってもいいと思います。どうしても田舎のおじさんが作ったとしか思えないところがぬぐえません。
Жито