2012年のアルバムです。限定販売やコラボレートが続いていましたが、何とか普通にリリース出来るようになっています。この作品はロードアイランド州プロビデンスのスワンポイント墓地にあるハワードフィリップスラブクラフトの実際の墓の上に即興
音楽を収めています。亡霊と呼応するかの如く、おどろおどろしいコーラスを奏でています。
1. I Am Providence
2. Chthonic Spiral
3. Tributaries of the Styx Under Providence
4. Swan Point Petrichor
5. Grave Trudge
6. I Am Providence Pt. 2
悪魔の儀式のような
音楽をよりリアルな形で表現する為に墓地でレコーディング。亡霊達とジャムセッションをしているかのようです。実際にオカルト志向でない限り、こういう発想は生まれないでしょう。本当にそういう人達なのかもしれません。シャレでは済まされない事です。
即興演奏を主とする彼らですが、即興を極めるのは、天から何かが降りてきたような状態での演奏を良しとします。ジャズミュージシャンはその為ドラッグに溺れたりしていました。彼らもその状態での演奏を理想としているのでしょうか。その為のシチュエーションとして墓地での演奏という発想になったのでしょう。
Full Album