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[20190722] |  | |
名古屋場所は両横綱でもつれましたが、最後まで安定感と集中力を維持した鶴竜が1年ぶりの優勝となりました。白鵬はやはり受けて圧力をかけられるともろかった。おそらくサポーターをしている両腕が万全では無かったと思われます。大関は全員が休場するという悲惨な状況となりました。高安は勝ち越してからの休場でしたが、栃ノ心、豪栄道は来場所角番、貴景勝は大関陥落となりました。来場所二桁勝てれば大関には復帰出来ます。
上位の結果 鶴竜 14勝1敗 優勝 白鵬 12勝3敗 高安 8勝3敗4休 栃ノ心 0勝6敗9休 豪栄道 3勝5敗7休 貴景勝 0勝0敗15休 御嶽海 9勝6敗 玉鷲 5勝10敗 竜電 4勝11敗 阿炎 8勝7敗 朝乃山 7勝8敗 北勝富士 9勝6敗 遠藤 10勝5敗 碧山 8勝7敗 正代 7勝8敗 大栄翔 8勝7敗 逸ノ城 9勝6敗 明生 4勝11敗
先場所優勝の朝乃山は勝ち越しなりませんでしたが、いい経験になったと思います。経験値を積んでいけば強い力士になると思います。技能賞を獲得した炎鵬は勝ち越しまで苦しみましたが、最終的には9勝しました。腕っぷしが強く、反応もよく、まわしを掴んだ腕を軸として遠心力で相手のバランスを崩すという、本当に技能賞ものの技術を持っています。ただ、その形にさせてもらえなくなると勝てません。自分十分になれる立会いが鍵となっていくでしょう。
唯一鶴竜を破った友風は七前目ですが、11勝あげて殊勲賞獲得。遠藤は後半戦善戦して二桁勝ちました。それでも足腰の不安定さ、土俵際での腰のおろしまで出来ていませんので、足腰の強化が一番の課題だと思います。逸ノ城もなんとか9勝まであげましたが、脆い時は脆い。まわしにこだわらず、体を活かした曙のような相撲を身につけるべきだと思います。若手が充実してきていますので、今後の相撲界も大いに期待していきたいと思います。
千秋楽幕内全取組
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