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[20190831]

Softer Glow
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。自主制作とはいえ、この年は堰を切ったようにアルバムをリリースしています。これも無料ダウンロードになっているので、収益は望めません。ちゃんとお金を取れる音楽になっている思いますが、どこか開き直ったかのように、自分の音楽をストレートに表現していますから、収益は気にしないのでしょう。それでも活動していくにはお金がかかりますからプロデュサー業で稼いでいるようですが、本当に儲かっているのかは不明です。

1. Empty House
2. Amazed in Grace
3. A Softer Glow
4. $inger
5. Yet
6. Time Slips
7. Man of Jasmine (w ALAK)
8. Threshold Rides
9. Myspace
10. Nice

ポストパンクのような80年代ポップスのような楽曲。だけど80年代とは違う感覚という不思議な音楽になっています。バンド形式の演奏にシーケンス的なプログラミングという、80年代の頃のようなアレンジ、ギター弾き語りという基本的なスタイルを基本としているので、彼の音楽生の良さも浮き彫りにしながらも、少し斬新なほど他とは違う感じのデジタル処理、まさに彼にしか出来ない音楽になっています。

デジタルサウンドはどちらかというとサイケデリックな装飾的な使い方をしていて、それと80年代風の楽曲という珍しい組み合わせ、リバイバルサウンドをやりたい訳では無く、自分のスタイルを貫いているだけだと思います。だからポップでも独特の世界観を持っています。売れる要素は十分にあるので、レーベルから出してもいいと思いますが、インディーズでも縛りがあるでしょうから自由でいたいのでしょう。

Yet
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[20190831]

michaelMichael
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。打ち込みも含めてバンドスタイルでの演奏になっています。プログラミングも巧みになっていて、曲も本来のシンガーソングライターとしての実力を発揮した本気の作品になっています。しかし、ここからは自主制作で無料ダウンロード形式での発表になっています。

1. Lift Kit
2. Dream Jobs
3. Half as Much
4. Was it Love feat. Vé
5. Laid Eyes
6. We Believe
7. Beauty Gear
8. Born Rite
9. Awkwrd feat. Poppet
10. Stand Aside

プログラミングも曲も洗練されてきて、売れるだけの内容になっているにも関わらず、レーベル販売出来ないという皮肉な現状となりました。曲調は80年代後半のネオアコ、パワーポップっぽい曲調で、作曲能力が本来あるのを封印していたものを取り返すような素晴らしい内容になっています。プログラミングも感覚的には古い感じなのですが、ミキシングも含めてかなり質が高いものになっています。

全体的に古い感じがあるものの、現在のヒットチャートも昔の焼き直しみたいな曲がヒットしていますので、全然勝負出来ると思います。アルバムタイトルが自分の名前になっていますので、ここから新規一転、本来のキャリアを始めた感じになっています。これだけの曲が書けるのですから、実力は申し分無しだと思います。

Full Album

[20190830]

Lxus Shaq
(1998/07/14)

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2014年のミニアルバムで、リミックスも含めてリリースされています。インディーズでもレーベルからのリリースはここまでになり、これ以降は自主制作で活動していきます。それだけ売れるというカテゴリーから逸脱して独自の世界を追求しているのです。

1. Touch Tone
2. Dissolve Us
3. Softley
4. No Known Pleasure
5. Must Redesign
6. Practicing Romantics
7. Touch Tone (Taylor Kohl Remix)
8. Touch Tone (Pregnant Remix)
9. No Known Pleasure (Vanilla Hammer Remix)
10. Must Design (Visiting Houses And Luxury Elite Remix)
11. Touch Tone (Gunenfolta Remix)
12. Softley (Zac Nelson Remix)

デジタル環境での創作になって、前作ではインストでしたが、ここにきて歌もフューチャーしています。ギターも入って自分のスタイルとプログラミングとの調和を目論んだ結果、80年代風、ポストニューウェイヴ的な曲が出来上がりました。しかしそれは80年代のそれとは全く違った異質な独特の世界観となっています。

もっとテクノ的とか、売れるような音楽を作る事も出来る人だと思いますが、それをやらない。自分のやり方を貫く、売れない、どこもリリースしてくれない、それなら自主制作でという強い信念を持っています。どこにも靡かない、媚びない、これほど我の強いミュージシャンは久しくいませんでした。まだ音楽的には未熟ながら、こういう空気の読めないミュージシャンも少しはいなくては面白くなってきません。

Touch Tone
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[20190829]

Ripe Hymns
(1998/07/14)

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Woman Year名義をやめて本名のMichael RJ Saalmanでのファーストアルバムになります。といっても100枚限定での販売でした。現在はダウンロード販売になっています。Woman Year時代の一人多重録音形式とは違って、ここにきてやっとDTMスタイルによるエレクトロニカ作品になっています。

1. Cancel Us
2. Beat Slinks
3. Act Alarmed
4. Far Away Continued
5. Mayday Sage
6. Ripe Hymns
7. Cancerous
8. Ripe Hymns (Pregnant Remix)

電子音でのプログラミングに目覚めた彼は、これまでの手法とは全く違う作風を行なっています。弾き語りもありません。歌無しなのです。まるで素人が初めてシンセサイザーを扱っているような感じで始まり、テクノ一般の作品とは違うアプローチとなっていますが、徐々に凄いシンセワークを浴びせてきます。素人というより、テクノ系ミュージシャンが発想しないような使い方をしてきます。

ミニマルっぽいループも使いますが、普通の発想とは違うので展開が読めないという面白さはあります。マニュピレーターとしてはまだまだ素人同然ですが、御構い無しの怖いもの知らずだからこそ出来る、他とは違うスタイルになっています。これからこなれてきて普通になっていくと個性も無くなってくるのかもしれませんが、不完全でも個性的な音楽を楽しめる作品となっています。

Cancel Us
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[20190828]

May Peace Bewitch You
(1998/07/14)

Woman Year商品詳細を見る


2010年の作品でWoman Yearとしては最後のアルバムになります。カセットで50枚限定販売でしたが現在はダウンロード販売もされています。前作と同様で、自宅で一人で多重録音で製作されていますが、今回はバンド形態での演奏になっています。ゲストも参加していますが、ボーカルとしてなので、一人でバンドアレンジに挑戦しています。

1. Funkify No
2. Manifolds Glorify
3. Bust Doubt
4. Peoples Choir
5. Loser Demon
6. When We Zigged
7. Human Brings
8. Rage Voila
9. Amphisbaena
10. Cedar Tropic
11. Her Brain Rains Poor Me
12. Great Divide
13. Quartz Courts

シーケンスされたリズムもありますが、バンド演奏の部分は生で演奏しています。基本はギターでの弾き語りですが、そこにドラムやベースを重ねて多少デモっぽさを薄めていますが、自宅録音なのでローファイな感じは変わりません。一人多重録音というものはDTMスタイルの時代になると気にならなくなりましたが、DTMに頼らない本格的な一人多重録音というのは珍しくなりました。

ドラムも生で演奏しているので手作り感が生々しいです。DTM環境も最近ではさほどコストもかかりませんが、あえて生演奏にこだわっているのか、バンド作りたくても作れない状況なのか、久々のオタク感がひしひしと伝わってきます。表現者としてはそれなりに才能があると思いますが、一人で生演奏していくには限界があります。トッドラングレンほどの才能と経済力が無いと難しいと思います。でも一人だからこそ個性も発揮されているのは事実だと思います。

Funkify No
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[20190827]

Aeon Centers Faded
(1998/07/14)

Woman Year商品詳細を見る


アメリカのミュージシャンMichael RJ Saalmanの一人プロジェクトWoman Yearの2009年のファーストアルバムです。アコースティックギターでの弾き語りを中心とした一人多重録音によるデモテープのような内容になっています。あまりくわいい情報はありませんが、自宅で録音したようなローファイさです。これでアルバムを出せるというのがインディーズの強みだと思います。

1. Winter. Dads
2. Song
3. Being Really
4. Worship Vs Spaceship
5. Native American Cucumber Bed (Oooou)
6. Anthropology Accepted
7. Raised In Timbers
8. N
9. Make The Trade
10. Lucifer Your
11. Enough Of Getting
12. Junk Dawn Dawg
13. Weird
14. Astral Project Child
15. Mainstream Alternative (Sound One)

一人でやっているので電子音によるプログラミングもあります。しかし、ほぼ生演奏なので、ジャストでは無い、正に本番前のデモのような段階の演奏。これをそのまま本ちゃんとして出すところがアンダーグラウンドの凄いところで、最近はインディーズでもここまで完成度の低い段階での作品は珍しいと思います。

ギターの腕前はある方で、それにより曲のクォリティもしっかりあります。それを一人多重録音しているメモ書きのような段階で少し音を加えた程度の内容です。バンドであれば、ここからいろんなアレンジを考えていくところですが、何分一人でやっていますからこれで良しとするところがアンダーグラウンドの凄いところで、まだ実験的でも無いラフな演奏が収められています。

Make The Trade
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[20190826]

この曲はフュージョンポップと名付けました。
これまでも同じような曲を書いてきましたが、様々な表現をしていました。
それをフュージョンポップという表現に統一しようと思います。

フュージョンというと分数コードなどを用いいた楽曲という認識でいいと思います。
それをソウル系に寄せるとA.0.R.になります。
それをファンク系に寄せるとネオアコだったり、ホワイトソウル的な表現になります。
ロック系に寄せるとプログレとかファンクロック的な表現、
ポップ系に寄せるとニューミュージックとか、ライトフュージョンなどとも呼ばれていました。

統一するとフュージョンポップスでいいと思います。
A.O.Rをよりポップに寄せていたのがウィングス時代のポールマッカートニーです。
スティーヴィーワンダーの影響が強かったと思いますが、
当時子育て休養中だったジョンレノンも横目で見ていて、
カムバック後はそういう曲を書いていました。

それらと同じとは言いません、SAMARQANDならではのポップ感覚を持った
フュージョン系の曲に対してフュージョンポップと呼ぶようにします。
唯一人で宣言しているだけですが、分かり易い言葉だと思います。


[20190825]

Public Flowers
(1998/07/14)

Robin Saville商品詳細を見る


2013年のアルバムで、ソロとしては最新のものになっています。前作よりはアコースティックな音源は少なめで、電子音による現代音楽のような趣があります。あまり流暢では無いループによるミニマルミュージックであり、ところどころで民族音楽的な雰囲気もあります。

1. Bryophyte Society Annual Picnic
2. A Brief Message From Our Ancestors
3. In Konik Mokkin
4. The Long Walk From Sallowes Church
5. Hilary And Dave's Piano #1
6. Nutmeg Saba Cinnamon
7. Hilary And Dave's Piano #2
8. All Who Are Not On The Rock Are In The Sea
9. A Fail All Girl

今回はビート感も強調していないので、ミニマルとしても繋がり合わせが悪いアクセントがあり、そこを強調する事により独特な雰囲気を生み出しています。複雑なループの組み合わせによる構築されたグルーヴは民族音楽的であり、フィールドレコーディング等も交えて、デジタルなのか、アナログなのか明確にならないような不思議で不自然な音楽になっています。

変拍子も交えてプログレ的なミニマル感があり、ゴングの後期作品に似たような感じとジャーマンプログレのような人間味の無さも特徴的と言えるでしょう。特殊な音源は使っていませんが、どの音も尋常では無い存在感を持っています。プログラミングでの一番のキモは音源の選択にあると思っています。音源一つでがらっと印象が違ってきます。音源選びこそがこれからの音楽の未来に大きく関わってくると思います。ありがちな音源に満足しているJ-POP系などでは見えてこない未来がここにはあると思います。

Bryophyte Society Annual Picnic
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[20190825]

Peasgood Nonsuch
(1998/07/14)

Robin Saville商品詳細を見る


イギリスのエレクトリックデュオISANの片割れRobin Savilleの2008年のファーストソロアルバムです。アコースティック楽器を活用したフォークトロニカになっています。リズムボックス系の薄いビートが特徴的な穏やかなエレクトロニカになっています。デジタルでメカニカルな音源なのに、アコースティック楽器のアナログな響きが温もりを与えています。

1. Magpie
2. An Outdoor Planetarium And..
3. ..An Indoor Campsite
4. Colin The Lazy Cormorant (Part 1)
5. Colin The Lazy Cormorant (Part 2)
6. Exultation
7. Murmuration
8. Charm
9. Cloud Pathology

ボサノヴァのリズムを分解したようなビートの作り方でサロン系のフォークトロニカになっています。アコースティック楽器の音源もプログラミングされているので、とても機械的なのですが、フレーズサンプリングの効果でアナログな空気感を持っています。柔なか音が多いというのも特徴的でしょう。

ボサノヴァっぽいのにミニマルな感じというのはフォークトロニカならではの感性だと思います。テクノ以外のジャンルの手法をテクノにデフォルメするという感覚。こういう異種配合、混血による革命性、ロックな感性です。ミニマルの淡々とした感じの流れの中にも起伏があって、ノスタルジックな雰囲気に包まれます。

Magpie
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[20190824]

ISON
(1998/07/14)

Sevdaliza商品詳細を見る


ペルシアの歌姫Sevda AlizadehことSevdalizaの2017年の現在のところ唯一のフルアルバムになります。2013年頃からシングルは数多くリリースしていますが、これが初めてのフルアルバムになります。ダウンテンポなブレイクビーツ、トリップホップなアレンジに妖艶でメランコリックな歌をかぶせています。

1. Shahmaran
2. Libertine
3. Marilyn Monroe
4. Hubris
5. Amandine Insensible
6. Hero
7. Scarlette
8. Bluecid
9. Loves Way
10. Human
11. Do You Feel Real
12. The Language Of Limbo
13. Replaceable
14. Grace
15. When I Reside
16. Angel

90年代的なトリップホップ、ブレイクビーツにオーケストラ系の音源を使って何とかフォークトロニカっぽい感じを出していますが、手法としてはかなり古い感じがします。それでも彼女の歌の存在感があるので何とかなっていますが、もう少しプログラミングは工夫した方がいいかもしれません。ですがノスタルジックでスカンジナビアっぽい感じを出すのには成功していると思います。

ヨーロッパ系のR&Bという感じでしょうか、黒人には無い感性がありますから、それが個性だと思いますが、それほど珍しい感じでも無く、新しさを全く感じられません。もっと民族性を強調した方が魅力的になると思いますが、最初の作品としては十分でしょう。どうしても90年代リバイバルという印象が強いのですが、もう90年代もそれほど古い時代になってしまったのですね。

Full Album
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[20190824]

Skallander
(1998/07/14)

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2008年のアルバムで最後のアルバムになります。ファーストと前作の中間にレコーディングされており、未発表だった曲を集めたものになりますから、こちらをセカンドアルバム、前作をサードアルバムとしています。音楽的にもファーストのダブ的な実験性のものから、ブリットポップなサードアルバムへの過渡期な内容になっています。

1. Sky
2. Angina
3. Fine Words
4. Exodus
5. Daylight
6. Walking
7. Let It Go
8.Colleei
9. Low
10. Nyivisomost
11. Dead Dreaming
12. In the Light of the Dugong

サードアルバムではダブ的なリズムは登場せず、リンゴスターのようなドラムが登場しますが、ここではまだダブのリズムが登場します。実験性もまだあり、それに加えてサイケデリックな雰囲気も足されています。つまり、サイケデリックでブリットポップな曲ばかりがサードアルバムに採用され、ダブ的な曲が除かれていた事になります。

そういう意味では完成度の高いサードアルバムでした。ダブっぽいけどポップに洗練出した曲が残されていましたが、解散前にリリースする事になったのでしょう。けだるい歌い方ではありますが、何とかメロディアスであろうと変化を試みています。当初は80年代にインスパイアされいましたが、70年代っぽい感じに変化しています。そういう意味でも往年のロックファンには魅力的な作品となっています。各々活動している二人のコラボレートだったので、これで終わっていますが、デジタルミュージックに対する革命的とも言える手法を投げかけているデュオでありました。

Sky
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[20190823]

Skallander
(1998/07/14)

Skallander商品詳細を見る


2007年のアルバムです。次に出される作品が2作目だと分かり、これはサードアルバムという事になっています。前作と違って、生演奏してる部分が多く、ポップなブリットフォークな作品になっています。ゲストも数名参加していてバンドっぽさを出しながら部分的にサンプラーを多用しています。

1. Haala
2. Forgiven
3. Dismemberment
4. Flesh Born Constellation
5. Dusting The Gallows
6. Ingrain
7. Misery
8. Future Life
9. Time Is Only A Revolution
10. Surviving In 45 Below

けだるい感じの歌は変わりませんが、楽曲がポップになっているのでいい感じで調和されています。全体的にアコースティックギターを中心としたフォーク系のポップロックになっています。サンプラーも使っているからフォークトロニカと呼んでもいいのかもしれませんが、エレクトロニカの部分があまり感じられないサイケデリックな演出になっています。

かといってアシッドフォークのように病んではいません。ジャズ的なアレンジからエフェクティヴなサウンドも効果的に使っていて、プログレに発展していく過程でのサイケデリックな雰囲気に似て、分かり易くいうとブリットポップな感覚のフォークロックだと認識すればいいと思います。この感覚でのフォークトロニカでの手法を使っていますから、とてもひねくれた変わり者なデュオであります。それでもとても美しい曲を書いています。

Haala
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[20190822]

The Camels
(1998/07/14)

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ニュージーランドの男性デュオSkallanderの2005年のファーストアルバムです。ソロでも活動しているBevan Smithとフリージャズ系バンドでも活動しているMatthew Mitchellによるコラボレートプロジェクトになります。80年代風な楽曲とダブ系ループを即興的に組み合わせた実験的なプロジェクトになっています。

1. Jerusalem
2. State Of The Nation
3. Saint
4. Follow Me
5. Do I Want Another Working Day?
6. Sing Evil Light
7. Phantom Phone Flash
8. The Change
9. The Camels
10. Wasted
11. Space Cream

いくつかのダブっぽいサンプリングループを組み合わせ、けだるい感じの歌のリフレイン、簡素的なジャズトリートメント、歌とギターは生演奏したものを1テイクで録音しており、そこから抜粋してループに繋ぎ合わせています。本格的なアドリブでは無い演奏でありますが、それを組み合わせる感覚を即興的にやるという試みをしているようです。

リズムはダブ系で歌は80年代を意識していて、テクノ感の無いループミュージックになっています。ループコラージュをダブ感覚で組み合わせる、その素材として80年代風の演奏を意識すると言うコンセプト、その結果出来上がったのは、エレクトロニカ系ミュージシャンには作れないような独特の感性を持ったフランケンシュタインのような音楽です。

Jerusalem
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[20190821]

いつも人の作品ばかり紹介してるので、たまには自分の作品を紹介させていただきます。

人の作品に対して偉そうな事ばかり書いていますが、それなら自分はどうなんだと突っ込まれる事もあると思います。自分を晒した上で、人の作品も評価していかなければなりません。

この曲はオーケストラアレンジによる重厚な曲となっています。バンドアレンジにしたり、エレクトロニカなアレンジにしたりして、ハードロックやプログレみたいな曲にする事も可能ですが、あえてオーケストラのみによるアレンジにしました。私の曲の特徴は、基本ひねくれポップであり、メロディアスである事を心がけています。それはいまだにラップのような音楽がもてはやされ、新しさの象徴となっている事に対するアンチテーゼでもあります。いい加減ラップなんて鈍臭い、田舎臭いと正直に感じられるような正しい感覚を取り戻してほしいと思っているのです。

それは別としても、昔からメロディアスである事を心がけています。ハードロック、プログレ、エレクトロニカ、フォークトロニカ、テクノ、民族音楽、ポップバラードなど様々な曲を作っていますが、ヒット性を望む、望まざるに関わらず、アヴァンギャルドな曲であったとしても、メロディアスである事がSAMARQANDの基本としています。それが流行にそぐわなかったとしても、時代を気にせず存在していけると思うからであります。


[20190820]

Ephemera
(1998/07/14)

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2018年のアルバムで現在までの最新作になります。ゲーム用の音楽として製作して未使用になっていたもの、最初の作品Meadowviewに収められていた曲のリミックス等で構成されています。当初はカセット販売でしたが、現在はダウンロード出来ます。リミックスが多い事からテクノ感が強く出ています。

1. Momentary
2. Passages (ambimix)
3. Westerly (minimotorikmix)
4. Impending
5. Bell Garden (ambimix)
6. June 15
7. Snowd
8. Fuzzy Recollection
9. Yellow Skies
10. Cloud Cloak
11. Autumntoadmix
12. Snodrones

ジャケットに写っているのは使用している楽器でしょうか。ギターとリコーダーは生演奏して、サンプリング素材はレコードから取り入れている、と言う事でしょうか。カセットは販売形態か、もしくはループに使っているのか、音的にはテープループの感じはありません。コンパクトエフェクターはあくまでもイメージでしょう。かなりいい機材を使っている印象があります。初期の頃ですからコンパクトエフェクターも使っていたのかもしれませんが。

デジタルエレクトロニカ感が強いので、一般的には受け入れやすい作品だと思います。アコースティック楽器も含まれていますのでフォークトロニカという受け止め方でもいいと思います。アンビエント感もありますが、しっかりリズムがあるミニマル作品になっています。ゲーム音楽にしてはゆったりし過ぎていると思いますが、かなりテクノファンにも寄せた作品です。

Full Album

[20190819]

Seen And Unseen
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。またしても Brian Youngによる写真を使ったSound In Silence cardが付いた200枚限定の作品となっています。Brian Youngにインスパイアされたように曲を作っている、いわばコラボレート作品になっています。トラッドフォーク調の演奏があったりしますが、今回はアンビエント感が強めになっています。

1. Kodama
2. Illuminations (dub)
3. Woolen Sky
4. Cloud Wanderings
5. Dorado
6. Breathing Sea
7. Sleeping Forest

ある意味彼がこれまでやってきた事を全て出し切っているくらいに総括的な内容になっています。全ての手法を出しながら抒情詩的な音楽を作り出しています。偏らずバランスのとれた作品とも言えます。反面、新しい事をやっていないと言う事も言えますが、都度新しく演奏している素材を使っているので新鮮さはあります。

彼の場合は旋律を持った音楽が先にあって、それを装飾するにあたってアンビエントになったりしますので、ドローンサウンドだらけの退屈なアンビエント作品とは違う次元にいます。情景をペイントしていくような感覚でしょうか。表現したいものが明確なのでちゃんと伝わってきます。

Kodama
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[20190818]

The North Wind And The Sun
(1998/07/14)

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2017年のアルバムです。今回はイソップ寓話の北風と太陽を素材にしています。サンプラーを使っていますが、電子音がほぼなく、アコースティックな楽器素材のみで、トラッドフォークのような内容になっています。生演奏されるギターはいつも以上に活躍していて、それに加えて他の楽器類もループとは違う使い方になっています。

1. Signs And Wonders
2. The Singing River
3. Rusted Relic I
4. Virescent
5. Unnamed Lands
6. Aventurine
7. The Beacon Tree
8. Rusted Relic II
9. Silt
10. From The Ashes Of Industry
11. Ramshacklet
12. Rusted Relic III
13. Children of Light

中世的なフォーク調の楽曲なので、いつものミニマル感がありません。アンビエントでもありません。まったく新しい試みに挑戦しています。普通といってしまえばそれまでですが、構成の仕組みなどはアンビエントな感覚を持っていて、普通にトラッドフォークで終わらせていません。ストーリーテリング的なプログレ作品のようであります。

デジタル環境でもこれだけ臨場感を持ったアナログな音を出せると言うのもサンプラーの強みです。今回はいつも以上に生演奏を頑張っていて、テクノ感、現代音楽とは違う表情になっています。抒情詩のような情景が流れていきます。アコースティック楽器が普遍的に主役であり続ける存在であると言うことを、改めて思い知ります。どんなにテクノロジーが発達しても、生楽器の良さは失われないのです。

Signs And Wonders
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[20190818]

Harbor
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。毎回アルバムごとに明確なテーマを設ける事によって、アンビエントでも分かりやすい作品を作っています。今回は港がテーマで、フィールドレコーディングも分かりやすいテーマを伝えています。港なので、波は穏やかでゆったりとした美しい情景が映し出されています。

1. Inlet
2. Harbor
3. Haze Layers
4. Faun (enchantedforestmix)
5. Jade Star
6. Thermals
7. Morrowloops
8. Evergreen Sunset
9. Endless Blue Drift

ギターもドローンサウンドもボリューム奏法を多用しています。音源としてバイオリンのような音を作るのは簡単ですが、アタック音のあるものをボリューム奏法にする事によって、プログレっぽい雰囲気が生まれます。勿論昔みたいにボリュームを手で動かしたり、ボリュームペダルを使わなくても、DTMではプログラミングによって任意なかかり具合を調整出来ます。

波を表現するのにミニマルが効果的ですが、コード進行が明確なので、ミニマルという雰囲気でもありません。本人はコクトーツインズのエコーズへのオマージュであると明言しているので、80年代的なコード感が漂っています。写真のアートワークは自分では無くてBrian Youngに依頼しているあたり音楽に集中しています。アンビエントな緩やかさを持ちつつポップな動きを持った内容になっています。

Inlet
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[20190817]

Expanses
(1998/07/14)

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2014年のアルバムでモスクワのDronarivmレーベルからリリースされています。これも当初は200枚限定でのリリースでしたが、現在はダウンロード販売されています。今回は意図的にアンビエントな内容になっています。しかし、コード感、ビート感があったりしています。それでもゆったりとしたアンビエントな空間になっています。

1. Untitled
2. Untitled
3. Untitled
4. Untitled
5. Untitled
6. Untitled
7. Untitled
8. Untitled
9. Untitled
10. Untitled

曲目の無い10曲に、ダウンロードバージョンはリミックスが含まれています。アンビエントの歴史も長く、現代音楽の時代から70年代頃にはロックミュージシャンも挑戦するようになりました。初期の頃はテープの切り貼りによるテープループが主流でしたが、90年代になると電子音によるドローンサウンドが主流になっていき、アンビエントの固定客も増えてきました。その後サンプラーによるテープ編集の代用で多種多様なジャンルに発展してきました。

彼のスタイルもサンプラー、DTMによるループを主流にしています。それに加えて自分で演奏したパートを導入して、プログレッシヴな展開にしています。ですから、もはやアンビエントというスタイルのみには執着していないのですが、この作品においては、アンビエントというテーマで製作されています。

Untitled 1
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[20190817]

Dustloops: Memory Fragments
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。アルバムタイトルからもわかるように、これまでボツになってきたループ素材を寄せ集めて作られた作品になっているようです。しかもダブっぽいアレンジになっていて、簡単に言うと未発表音源のセルフリミックスのような面持ちになっています。ですから当初は100枚限定販売になっていました。

1. Dust_rds
2. Green Being
3. Rustloop
4. On Golden Swamp
5. Seebreeze
6. Undrwtr
7. Film Day
8. Ambin5
9. Dustloop4
10. Ban_she
11. Dustloop2
12. Night Clatter
13. Herrloop

作品を作るごとに新しいサンプリング素材を用意していましたので、膨大なループ素材が生み出されていた事になります。その中から使われなかったものを寄せ集めた形になっています。使われなかったものなので、これまでに無かったようなリズム、グルーヴ系の素材が多いです。チョッパーベースやソウルフルな女性ボーカルなど、リズムを生み出す素材が多いので、結果的にダブっぽい雰囲気の作品に仕上がっています。

リミックス作品でない限り、彼の作品でこれほどまでにリズムが強調された作品はありません。電子音系の素材も多く、これまで、どれだけテクノ系の音源が廃されてきたかが分かります。リズムが明確ならこうも簡単に作品を作れるのに、これまでどれだけ苦労して作品作りしていいたかも分かります。こう言うタイプの方が売れるのに、あえて捨てていた芸術家気質も伺えます。

Dust_rds
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[20190816]

Incidental Music
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。2011年はアルバムをリリースしていなかったので、この年は2枚アルバムをリリースしています。今回も使用している楽器の種類は多いのですが、テーマに合わせているので、アンビエントな使い方になっています。タイトルにあるように偶発的な音楽というテーマなので、あまり決まり事を決めずに制作しているのでしょう。

1. Three Friends Of Winter
2. Backyard Epiphany
3. Over Treetops
4. Cherry Theme
5. Slow Bloom
6. Green Theme
7. Flotation Theme
8. Rshda
9. Whispered Through Pines

前作がしっかりと作曲された作品でしたので、もっと抽象的な内容にしているようです。ですが、闇雲にランダムに音を並べてはおらず、一定のビート感を持った動きになっています。前作では長めのフレーズを持った演奏でしたが、今回は短めにしたものを使っているのも特徴的です。その分生演奏の部分が活かされてきます。

抽象的なので、ノイズもビートになりにくいものを選んでいたり、前作では使わなかった音源で正反対なものを作ったような印象があります。自分で演奏する限り、無限大に音源は増えていきますので、それらを捨てずに活かしているのでしょう。後はアイデア次第ですから、そこが枯れない限り創作は続いていくのでしょう。

Three Friends Of Winter
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[20190815]

Egress
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。今回は生演奏されたフレーズが長めなので、サンプリングというより、オーディオレコーディングした素材を編集、ループするような手法を主にしているように感じます。アンビエントっぽい雰囲気はありますが、リズム、ビート感も持っているので、かなり動きのある音楽になっています。

1. Emerald Perspective
2. Sept.
3. Woolgathering
4. Butterstorm
5. Rusticlub
6. The Caves Of Summerisle
7. Crmbld
8. Gray Waves
9 . Sleep/Snow

ノイズ系の音も多いですが、明確なコード感を持っており、サンプリングミュージック特有の不自然さを極力省いた編集になっています。音の質感的には不自然なのかもしれませんが、あらかじめ作曲して、それに合わせて演奏、編集した楽曲になっているので、無駄のない流れになっています。

普段なら音に埋もれてしまうようなクリックノイズと弦楽器が同レベルで鳴っています。しかし、ノイズも明確なリズムパターンを持っていると、もはやノイズでは無くなっているのです。ミキシング編集としては不自然な処理をしていると思いますが、それ故に他には無い質感のある音楽になっています。音楽的にもよくアレンジされていて、現代音楽というよりもプログレの領域に入ってきました。

Emerald Perspective
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[20190814]

Prismatic
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。ほとんどの音源を自分で演奏していますが、全てサンプラーに取り込んでプログラミングされたサンプリングミュージックになっています。ある意味ミニマルミュージックですが、そのパターンにはこだわっていません。結果としてアンビエントな雰囲気にもなっていますが、そこも意図するものではありません。

1. Bonfire (Intro)
2. Bells And Thoughts
3. Claude's Ghost
4. Radiance Reflected
5. The Largest Creature That Has Ever Existed
6. Woven
7. Wetlands
8. Thoughts And Bells (3:07am Dub)
9. Bonfire (Tec)
10. A Prayer

最近のサンプラーはプリセット音も豊富で、即戦力となる音源も沢山ありますし、特殊な音源でもサウンドライブラリーとして入手する事が出来ます。それはシンセサイザーの音源では物足りない時に重宝しますが、独自性という意味では物足りなくなります。世界で一つしかない音源とするなら、自分で演奏した音源、素材を録音して使うのが手っ取り早いのです。

Michael Cottoneはグラフィックデザイナーではありますが、楽器の演奏も心得ているという強みを持っています。その利点を最大限に活かした作品となっています。ただ演奏したものでは普通の音楽になってしまいます。サンプラーとしてでなく、ラップトップに直接録音する事で、PC上で目視しながらカットアンドペーストしていく事も可能です。それは音楽的には不自然な感じがしますが、その不自然さに意味を持たせるのがアブストラクトミュージックです。その中でも滑らかな流れを持った作品になっています。

Bonfire (Intro)
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[20190813]

Twig And Twine
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。いつも以上に生演奏の部分が増えていて、動きの多いアンビエントになっています。サンプリング感も強く、アンビエント作品を作るというよりも、サンプリング音源を活かす為の作品作りになっているように感じます。それほど、一つ一つの音が存在感を持っています。

1. Into The Magic Night
2. Autumn Eyes
3. The Promise Of Spring
4. Crystal Window
5. Maplecopter
6. What Birds See
7. Orange Saturday Morning
8. River Bends Park
9. The Green Bridge

演奏された音源も編集され、カットアンドペーストされてアブストラクトな処理をされていますが、流れを持っているので、とても音楽的です。小さな音、クラッチノイズでも主役にしてしまうように配列されているので、どうしてもアンビエントな処理をしていますが、もうアンビエントなどという概念は持っていないのかもしれません。

一般的には他の音に埋もれてしまうような音にスポットライトを当てて、倍音の響きを大事にしています。デジタルで倍音というのはおかしな話ですが、倍音までもサンプリングしてしまえば、デジタルなのにアナログな雰囲気を再現する事が出来ます。生楽器音源が多く使われているので、フォークトロニカとしては完璧です。

Into The Magic Night
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[20190812]

Laminae
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。アルバムごとにレーベルが変わっています。90年代ならまだしも、アンビエント作品だけではいくらインディーズといえど厳しい状況なのでしょう。しかし、レーベルを変えながらもコンスタントに作品を出し続けています。出すごとにデジタル処理の技術も磨かれています。

1. Late Summer
2. A Hidden Stream (Alternate)
3. Fuji Apple
4. Indigo Afternoon
5. The Scarlet Ibis
6. Ume

サンプリング、フィールドレコーディング、実際に演奏と音源には事欠きませんが、アンビエント路線だけではさすがに長続きしないと思いますが、音源が豊富なのでアイデアも尽きません。ロングトーンのパッドサウンド、細かい動きのノイズ系サウンド、演奏されたフレーズのループ、クリアに録音されたフィールドレコーディング素材、これらが合わさって、淡々としながらも表情のある音楽になっています。

ノイズ系の音でもデジタル加工されているので雑音が少ない綺麗な音になっています。ノイズ系なのに雑音が少ないというのも矛盾しているかもしれませんが、サンプリングの仕方が丁寧なのでしょう。雑味が売りのヒップホップ系とは違う繊細な音になっています。行列の出来るラーメン屋の売りが、何時間も煮込まれたスープというパターンが多いのですが、時間をかけて煮込めばいいと信じ込んでいるラーメン屋がいまだに多いです。煮込めば煮込むほど雑味も出てくるのです。コクがあるのにすっきりとしている、ちょうど良い頃合いがあるというのが分かっていない料理人が多すぎる。彼の音楽はちょうど良い頃合いを把握している音楽だと思います。

Late Summer
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[20190811]

The Green Kingdom
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。アンビエント、ノイズ、電子音を極めたサウンドスケープ。そこにギターのフレージングループ。グラフィックデザイナーという肩書きが関係無いほどよく練り込まれた作品になっています。リバースサウンドはテープによる逆回転じゃなくても、デジタルの時代にはリバース処理で簡単に作り出せます。

1. Toy Guitar, Hiss, Anxiety Etc.
2. Amniopod
3. Mei-Li
4. La Poussière Et Mémoires
5. Broken Moonbeam
6. Wind Up Wildlife
7. Miniature Forest
8. Nocturne 2
9. Cherry Sunrise

昔の現代音楽のテープの切り貼りによるアブストラクトなスタイルも、デジタルの時代には簡単に作り出す事が出来ます。簡単過ぎてやる意味すら無いくらいです。しかし、効果音として必要であればやるべきであり、テープの時代には出来なかったような処理も出来ます。現在のテクノロジーで作り上げた、。古き現代音楽の再構築になっています。

昔との大きな違い、他のアーティストとの大きな違いは、楽器の演奏も心得ているという事です。生演奏によりギター、それが単なる現代音楽、アンビエント作品とは違う表情を見せてくれます。現代音楽寄りなプログレ作品のようでありますが、プログレほどまでは形を残そうとはしていません。この微妙な感じが彼の特徴と言えるでしょう。

Toy Guitar, Hiss, Anxiety Etc.
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[20190811]

Meadowview
(1998/07/14)

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アメリカのグラフィックデザイナーMichael Cottoneによる一人プロジェクトThe Green Kingdomの2006年のファーストアルバムです。アンビエントな情景にアコースティック楽器やエレキギターをかぶせるような手法で製作されています。グラフィック感覚で音楽製作しているようですが、他のデザイン系ミュージシャンの作り方とは違う感じがあります。

1. A Hidden Stream
2. Autumn Toadlick
3. Zitherlude
4. Sunlight Through Golden Leaves
5. Vegetable Metamorphosis
6. Auburn Road
7. Goodnight Noises Everywhere
8. Snowdrone

デザイン系でミュージシャンもやる人は大抵ペイント感覚で音を貼り付けていくものですが、この人は楽器も多少心得ているようで、どこでどういう風に楽器が鳴っていたらいいかを把握して製作しているように感じます。アブストラクトな面もありますが、とても情緒的で音楽的です。

アンビエントという概念をちゃんと理解しているようで、現代音楽的な手法なのでしょうが、生演奏の部分も含まれているので、時間軸の流れがとても軽やかです。空間デザインのような趣もありますが、音の向こうに映像が見えてくるような映像作家みたいな感性を持っていると思います。

A Hidden Stream
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[20190810]

We Hum On The Way Home
(1998/07/14)

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2009年のアルバムで、フルアルバムとしては現在までの最新作になります。この後はシングルやミニアルバムしか出していません。今回のテーマは家族で、自分に家族が出来た事で、その心情が描き出されています。アコースティックギターを中心にチェロ、バイオリン、トロンボーンが加わり、ネオクラシカルな雰囲気になっています。

1. Through The Window
2. Family
3. Tragedy Of Our Field
4. A Few Minutes Before The Dawn
5. The Southern Cross
6. Tow Horses
7. Song Before You Came
8. Duck Pond Evening
9. Mom Piano
10. A Cat See The World Spinning Round
11. Homeward Bound

奥さんにあたるMichiru Nakashimaがピアノやクラリネットで参加しています。ミニマルの世界でも家族の暖かな団欒を描き出すことが出来るという、日本ならではの心温まる作品になっています。打ち込みは少なく、生演奏によるリフレインでミニマル感を出し、弦楽器を自由に演奏させるような手法がなされています。

穏やかでゆったりとした空間。音数も少なめでシンプルな構成ながら、広がりのあるスケール、大げさにはならず、等身大の家族というコンパクトなコミュニティーを表現しています。音数を増やす代わりにフィールドレコーディング素材を使ったり、ちょっとした工夫で、派手にはならずとも、物足りなさを感じさせないように配慮されています。

Full Album
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[20190810]

I Dreamt Constellation Sang
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。デビューしてから早々と自分のレーベルNovember Recordsを立ち上げましたが、Lo RecordingsのサブレーベルであるLoAFからセカンドアルバムの発売へとたどり着きます。アコースティック楽器を多様したフォークトロニカな内容になっています。数名のゲストを読んで楽器を演奏してもらっており、それを編集して使用しています。

1. Awaking
2. Stanly Park
3. Childhood
4. Lost Lagoon
5. Sigh
6. The River Has Frozen Over
7. Asleeping In The Sunshine
8. Night Bugs Sing Silently
9. Moonlight
10. Looking For My Constellation
11. Fireworks
12. Starbright Reflected In The Rivers Of Canada
13. Smile And Yawn

毎回コンセプトな作品作りをしていて、前回は眠りにつく為の音楽でしたが、ここでは星座の夢を見ている、寝た後のコンセプトになっています。エレクトロニカ的なミニマルをベースに作り上げて、それに生演奏やサンプリングを重ねていくやり方になっています。ドラムもゲストのmasahiro suzuki が数曲即興的に叩いています。エレクトロニカとジャムセッションするかのような内容になっています。

90年代の終わり頃から時代はブレイクビーツからエレクトロニカへの移行が行われていましたが、日本でも早くから対応しているミュージシャンがいました。その流れを引き継いだ、いかにも日本らしいサウンドメイキングがなされています。その細やかな処理は海外からも注目されていて、この時代にはワールドワイドな流れになっていきます。その中でも、このドライでクールな佇まいは、日本の伝統お家芸と言えるでしょう。

Awaking
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[20190809]

And I Went To Sleep
(1998/07/14)

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日本のアーティストMotohiro Nakashimaの2004年のファーストアルバムです。イギリスのLo Recordingsからのリリースになっています。エレクトロニカ全盛時代、特に日本においてもエレクトロニカ真っ盛りであり、海外からも注目されるアーティストとしてデビューになっています。

1. Meow
2. Tuesday
3. Landlocked
4. Potala
5. Shh
6. Nightfall
7. Rain
8. Yap
9. Siemreap
10. Sob
11. Zzz

サンプラーも多様した典型的なエレクトロニカですが、アコースティックな楽器、エレキギターなど、生演奏している部分もあり、わずかですが、フォークトロニカへの準備も出来ているような内容になっています。現在の耳で聴くと真新しい事はまったくありません。いかにもなエレクトロニカです。しかも日本独特の質感もあり、こじんまりとしています。

ただ、電子音のみにはこだわっておらず、自分で演奏したサンプリング素材のループだったり、細かい芸当は日本のお家芸と言えましょう。全体的にはミニマルな感じなのですが、そのリフレインを破るようなアクセントのつけ方は独特のものがあります。なんちゃって音響派な質感、アンビエント感は薄めです。空気感を持たない空間構造。日本らしいデッドな作品です。

Meow
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