2010年のアルバムで、現在までの最新作になります。がこれ以降作品のリリースは無いので最後の作品かもしれません。ブルガリア語、ルーマニア語、ジプシーの伝統的な詩を用いてポーランド、ブルガリア、ルーマニア、インド、そしてロマなどの伝統
音楽をトリップホップにアレンジしています。ほぼ全作と変わりはありませんが、自分達で作っている曲もあります。
1. Stąd Do Miłego
2. Ktoby
3. MolihTa
4. Uado
5. Topola
6. Romani Ćhaj
7. Kukiełka
8. Nazad
9. Svatba
10. Słońce I Księżyc
11. Zima
12. Ktoby /Alt Version/
13. Jek Wyjda Na Pole
民族
音楽とダブのリズムが合わせ易いようで、それを発展させていくとトリップホップになっていきます。民族楽器とエレクトロニクスの融合という意味においてはフォークトロニカなのですが、手法が古い90年代のやり方なのでフォークトロニカと呼んでいいいのか難しいところです。バンドとしての演奏も重視していて、時にジャズ的な演奏になる事もあり、プログラミングの部分では後進国の体を成しています。
伝統
音楽を現代的にアレンジして紹介するというバンドはローカルには結構いて、その中では割といい感じに仕上がっています。ホーミーなどもサンプリングでは無いようで、ユーラシア大陸全ての伝統
音楽をミックスさせたようなスタイル、プログラミングの部分においては、もっと最新のやり方でやれば印象も違ってくると思います。どちらがいいかは彼らのセンスの問題であり、そこを柔軟に取り入れていけばもっと続いていたのかもしれません。
Stąd do Miłego