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[20190818]

The North Wind And The Sun
(1998/07/14)

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2017年のアルバムです。今回はイソップ寓話の北風と太陽を素材にしています。サンプラーを使っていますが、電子音がほぼなく、アコースティックな楽器素材のみで、トラッドフォークのような内容になっています。生演奏されるギターはいつも以上に活躍していて、それに加えて他の楽器類もループとは違う使い方になっています。

1. Signs And Wonders
2. The Singing River
3. Rusted Relic I
4. Virescent
5. Unnamed Lands
6. Aventurine
7. The Beacon Tree
8. Rusted Relic II
9. Silt
10. From The Ashes Of Industry
11. Ramshacklet
12. Rusted Relic III
13. Children of Light

中世的なフォーク調の楽曲なので、いつものミニマル感がありません。アンビエントでもありません。まったく新しい試みに挑戦しています。普通といってしまえばそれまでですが、構成の仕組みなどはアンビエントな感覚を持っていて、普通にトラッドフォークで終わらせていません。ストーリーテリング的なプログレ作品のようであります。

デジタル環境でもこれだけ臨場感を持ったアナログな音を出せると言うのもサンプラーの強みです。今回はいつも以上に生演奏を頑張っていて、テクノ感、現代音楽とは違う表情になっています。抒情詩のような情景が流れていきます。アコースティック楽器が普遍的に主役であり続ける存在であると言うことを、改めて思い知ります。どんなにテクノロジーが発達しても、生楽器の良さは失われないのです。

Signs And Wonders
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[20190818]

Harbor
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。毎回アルバムごとに明確なテーマを設ける事によって、アンビエントでも分かりやすい作品を作っています。今回は港がテーマで、フィールドレコーディングも分かりやすいテーマを伝えています。港なので、波は穏やかでゆったりとした美しい情景が映し出されています。

1. Inlet
2. Harbor
3. Haze Layers
4. Faun (enchantedforestmix)
5. Jade Star
6. Thermals
7. Morrowloops
8. Evergreen Sunset
9. Endless Blue Drift

ギターもドローンサウンドもボリューム奏法を多用しています。音源としてバイオリンのような音を作るのは簡単ですが、アタック音のあるものをボリューム奏法にする事によって、プログレっぽい雰囲気が生まれます。勿論昔みたいにボリュームを手で動かしたり、ボリュームペダルを使わなくても、DTMではプログラミングによって任意なかかり具合を調整出来ます。

波を表現するのにミニマルが効果的ですが、コード進行が明確なので、ミニマルという雰囲気でもありません。本人はコクトーツインズのエコーズへのオマージュであると明言しているので、80年代的なコード感が漂っています。写真のアートワークは自分では無くてBrian Youngに依頼しているあたり音楽に集中しています。アンビエントな緩やかさを持ちつつポップな動きを持った内容になっています。

Inlet
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