FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、BIG UP! と SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
BIG UP! SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20190930]

At Play In Borley Rectory
(1998/07/14)

God's Little Eskimo商品詳細を見る


イギリスのアーティストGod's Little Eskimoの2009年のファーストアルバムです。こちらも自主制作でネット配信しているだけのアーティストです。私SAMARQANDと同じような立ち位置の人って結構いるようです。インディーズで活躍しているミュージシャンと比べても何ら遜色の無い音楽性を持っていると思います。

1. Diving Into Ash
2. Forgotten Maps, Forgotten Languages
3. Penguin Eggs
4. In Rhapsodies
5. Marianne, Please Help Get
6. Who's That Calling Your Name?
7. The Edwardian Soldier's Ghost
8. In Salute Of The Body
9. At The Base Of Her Spine
10. The Sea Shall Not Have Them

ピアノやオートハープ、グロッケン、メロディカとかあまりロックでは使ったフォーク調のアコースティックな演奏と、デヴァインコメディーのような歌が独特の世界観を作り上げています。英国らしい雰囲気と非ロックな感じの楽曲、少しばかりのエレクトロニクス。最近ではあまり聴かれないようなスタイルです。

歌声は繊細ですが安定していて巧い部類だと思います。レーベル契約してもおかしく無いくらいです。その音楽性も、完成度も比較するものが少ないですが、少ない音でも物足りなさを感じさせないものがあります。こういう音楽に慣れ親しめていない最近の音楽シーンは貧困としか言いようがありません。

⇒ 続きを読む
スポンサーサイト




[20190929]

Immerse
(1998/07/14)

Periskop商品詳細を見る


2015年のアルバムで現在までの最新作になります。スペインのアンダーグラウンド・シーンから新たに出現してきたレーベルKabalion Recordからのリリースになっています。アナログ盤で3枚組の容量になっています。ダークでアブストラクトなアンビエント作品ですが、地を這うようなビート感があります。

1. Immerse
2. Immerse (Component I)
3. Immerse (Component II)
4. Immerse (Component III)
5. Immerse (Component IV)
6. Immerse (Component V)
7. Immerse (Component VI)
8. Immerse (Component VII)
9. Immerse (Component VIII)
10. Immerse (Component IX)
11. Immerse (Component X)
12. Immerse (Component XI)
13. Immerse (Component XII)

サブマリンノイズというテーマを持っており、Uボートのような潜水艦の映画のサウンドトラックのような作品になっています。ほぼ楽器は演奏していないようで、ドローンサウンドもサンプリングされて使われています。それをダブのようなエフェクト処理により空間性を構築しています。

基本自主制作の人なので、作品として大容量になろうと御構い無しです。現代音楽としては全曲演奏するのに何週間もかかる曲があったりしますが、そういう感覚なのでしょうか。特に新しい事はやっていませんので、最後まで付き合う事も必要無いと思いますが、こういう事を真面目にやる時代はいつまで続くのでしょうか。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190929]

40
(1998/07/14)

Periskop商品詳細を見る


デンマークのアーティストDanny Kreutzfeldtの一人プロジェクトPeriskopの2013年の作品です。サンプリングと電子音でアブストラクトなアンビエント作品を2007年から自主制作でダウンロード販売していましたが、それまでのすべての作品、未発表音源を含んだ総集編になっている作品です。40枚分のアルバムであり、合計32時間20分04秒の壮大な容量となっています。

LP
1 A. I
1 A. II
1 A. III
1 A. IV
1 A. V
1 B. I
1 B. II
1 B. III
1 B. IV
1 B. V
Memory Stick Content
1 A. I
1 A. II
1 A. III
1 A. IV
1 A. V
1 B. I
1 B. II
1 B. III
1 B. IV
1 B. V
2
2. I
2. II
2. III
2. IV
2. V
2. VI
2. VII
2. VIII
3
3. I
3. II
3. III
3. IV
3. V
3. VI
3. VII
Thrust 130
Thrust 130 I
Thrust 130 II
Thrust 130 III
Thrust 130 IV
Thrust 140
Thrust 140 I
Thrust 140 II
Thrust 140 III
Thrust 140 IV
Thrust 140 V
Thrust 140 VI
Thrust 140 VII
Thrust 140 VIII
Polar 1
Polar 1. I
Polar 1. II
Polar 1. III
Polar 1. IV
Polar 1. V
Polar 1. VI
Polar 1. VII
Polar 1. VIII
Polar 1. IX
Polar 2
Polar 2. I
Polar 2. II
Polar 2. III
Polar 2. IV
Polar 2. V
Polar 2. VI
Polar 2. VII
Polar 2. VIII
Polar 2. IX
80/60 1
80/60 I
80/60 II
80/60 III
80/60 IV
80/60 V
80/60 2
80/60 VI
80/60 VII
80/60 VIII
80/60 IX
80/60 X
80/60 XI
80/60 3
80/60 XII
80/60 XIII
80/60 XIV
80/60 XV
80/60 XVI
15
15 I
15 II
15 III
15 IV
15 V
15 VI
125 1
125 I
125 II
125 III
125 IV
125 V
125 VI
125 VII
125 VIII
125 IX
125 X
125 2
125 XI
125 XII
125 XIII
125 XIV
125 XV
125 XVI
125 XVII
125 XVIII
125 XIX
125 XX
Blackout 1
Blackout 1. I
Blackout 1. II
Blackout 1. III
Blackout 1. IV
Blackout 2
Blackout 2. I
Blackout 2. II
Blackout 2. III
Blackout 2. IV
Blackout 2. V
Blackout 2. VI
Blackout 2. VII
Blackout 3
Blackout 3. I
Blackout 3. II
Blackout 3. III
Blackout 3. IV
Blackout 4
Blackout 4. I
Blackout 4. II
Blackout 4. III
Blackout 4. IV
Blackout 4. V
Blackout 4. VI
Blackout 4. VII
Blackout 4. VIII
Melancholia 1
Melancholia 1. I
Melancholia 1. II
Melancholia 1. III
Melancholia 1. IV
Melancholia 1. V
Melancholia 1. VI
Melancholia 1. VII
Melancholia 1. VIII
Melancholia 1. IX
Melancholia 2
Melancholia 2. I
Melancholia 2. II
Melancholia 2. III
Melancholia 2. IV
Melancholia 2. V
Melancholia 2. VI
Melancholia 2. VII
Melancholia 2. VIII
Melancholia 2. IX
Signal 1
Signal 1. I
Signal 1. II
Signal 1. III
Signal 1. IV
Signal 1. V
Signal 1. VI
Signal 1. VII
Signal 2
Signal 2. I
Signal 2. II
Signal 2. III
Signal 2. IV
Signal 2. V
Signal 2. VI
Signal 2. VII
Signal 2. VIII
Signal 2. IX
Signal 3
Signal 3. I
Signal 3. II
Signal 3. III
Signal 3. IV
Signal 3. V
Signal 3. VI
Signal 3. VII
Signal 3. VIII
Signal 3. IX
Signal 3. X
Signal 4
Signal 4. I
Signal 4. II
Signal 4. III
Signal 4. IV
Signal 4. V
Signal 4. VI
Signal 4. VII
Signal 4. VIII
Signal 4. IX
Signal 4. X
Signal 4. XI
Signal 5
Signal 5. I
Signal 5. II
Signal 5. III
Signal 5. IV
Signal 5. V
Signal 5. VI
Signal 5. VII
Signal 5. VIII
Signal 5. IX
Signal 5. X
Dubworks 1
Dubworks 1. I
Dubworks 1. II
Dubworks 1. III
Dubworks 1. IV
Dubworks 1. V
Dubworks 1. VI
Dubworks 1. VII
Dubworks 1. VIII
Dubworks 1. IX
Dubworks 1. X
Dubworks 1. XI
Dubworks 2
Dubworks 2. I
Dubworks 2. II
Dubworks 2. III
Dubworks 2. IV
Dubworks 2. V
Dubworks 2. VI
Dubworks 2. VII
Dubworks 2. VIII
Dubworks 2. IX
Dubworks 3
Dubworks 3. I
Dubworks 3. II
Dubworks 3. III
Dubworks 3. IV
Dubworks 3. V
Dubworks 3. VI
Dubworks 3. VII
Dubworks 3. VIII
Dubworks 4
Dubworks 4. I
Dubworks 4. II
Dubworks 4. III
Dubworks 4. IV
Dubworks 4. V
Dubworks 4. VI
Dubworks 4. VII
Dubworks 4. VIII
Submerge 1
Submerge 1. I
Submerge 1. II
Submerge 1. III
Submerge 1. IV
Submerge 1. V
Submerge 1. VI
Submerge 2
Submerge 2. I
Submerge 2. II
Submerge 2. III
Submerge 2. IV
Submerge 2. V
Submerge 3
Submerge 3. I
Submerge 3. II
Submerge 3. III
Submerge 3. IV
Submerge 4
Submerge 4. I
Submerge 4. II
Submerge 4. III
Submerge 4. IV
Burst 1
Burst 1. I
Burst 1. II
Burst 1. III
Burst 1. IV
Burst 1. V
Burst 1. VI
Burst 1. VII
Burst 2
Burst 2. I
Burst 2. II
Burst 2. III
Burst 2. IV
Burst 2. V
Burst 2. VI
Burst 2. VII
Burst 2. VIII
Burst 2. IX
Burst 3
Burst 3. I
Burst 3. II
Burst 3. III
Burst 3. IV
Burst 3. V
Burst 3. VI
Burst 3. VII
Burst 3. VIII
Burst 3. IX
Burst 3. X
Burst 3. XI
Noiseworks 1
Noiseworks 1. I (Edges And Noise)
Noiseworks 1. II (Shattered Currents)
Noiseworks 1. III (Rather Thin)
Noiseworks 1. IV (Underplane)
Noiseworks 2
Noiseworks 2. I (Disruption)
Noiseworks 2. II (Corruption)
Noiseworks 3
Noiseworks 3. I (Abruption)
Noiseworks 3. II (Eruption)
Aarhus
Aarhus I
Aarhus II
Aarhus III
Aarhus IV
Aarhus V
Aarhus VI
Aarhus VII
Aarhus VIII
Aarhus IX
Aarhus X
Aarhus XI
Aarhus XI
The Light Within
The Light Within

一つ一つの作品を紹介するには、情報が薄く、この総集編で全て紹介するのが手っ取り早いので、まとめて紹介します。現状、このまとまった作品でしか内容を確認出来ません。これまでの曲名は数字の羅列になっていましたが、作品をまとめるに当たって、アルバムタイトルから番号で整理されています。

曲調はアンビエントだけでは無く、ブレイクビーツっぽい曲調もあります。ダークでノイジーなドイツっぽい雰囲気で、デジタルシューゲイザーのような雰囲気もあります。ほぼサンプリング素材を多用した手法ですが、売れない音楽ではありません。この総集編はレーベルからもリリースされています。しかし、これ全部聴くのは大変です。

LP
⇒ 続きを読む

[20190928]

Long, Lointain
(1998/07/14)

GoGooo商品詳細を見る


フランスで写真家、ビデオアーティストとして活躍するGabriel Hernandezの一人プロジェクトGoGoooの2007年の唯一のフルアルバムです。この後はダウンロードのみのミニアルバムを作っていきますが、CDとしてのリリースはこれだけになります。ギター作品を作りたかったが演奏が出来ない、そこで電子音楽の世界に興味を抱くようになります。

1. Derrière...
2. Calme
3. Echappée
4. Près De L'Arbre
5. Je Ne Te Vois Plus
6. Affleurement
7. Les Nuages Flottent
8. Lueur
9. Là
10. Partir Loin

フィールドレコーディングをペイントのように貼り付けて、ギターなどはゲストに演奏してもらっています。フィールドレコーディングにより発生しているノイズを感覚的に音楽的に配置して、ちょっとしたアンビエントな内容になっていますが、コンクリートミュージックのような性質をもっています。

楽器の演奏は出来ないが、音楽作品を作りたい。音楽分野以外からの発想は時に大胆な発送を生み出すものです。普通のミュージシャンにはない発想、それはミュージシャン側からも大いに期待するところでありますが、この手の作品はこれまでもあまたの数が出ており、さほど新しい発見は見つけられません。フィールドレコーディングというと街の喧騒を録音したものとかになりますが、彼の場合は自分で何かの作業をしている音を録音しているので、それが彼にとっての演奏のようなものになっています。しかし、もう一つ工夫が欲しいところです。

Derrière...
⇒ 続きを読む

[20190928]

ソウル系の曲です。SAMARQANDの曲の中ではソウル系は得意技になっていますが、フュージョン的なアレンジが加わった事によって、これまでとは違った新しい形のソウルミュージックになっています。

基本的に私はハードロック、プログレッシヴロック、フュージョンが基盤となっています。リズムアンドブルースは馴染みがありますが、ソウルミュージックは未開拓の分野でした。しかし、80年代のソウルとロックの融合という試みが私を開花させました。私にとっては新鮮な分野であり、それを追求する事で新しい曲作りが出来るようになりました。ただソウルミュージックというのでは無く、あくまでもロックとしてソウルミュージックを消化する事がかっこ良かったのです。

それからはソウル系の曲はかなり得意な分野となりました。同じコード進行でもいくらでも曲が作れるようになりました。そんな中でも今回はライトフュージョンなアレンジとエレクトロニクスなアレンジにより、これまでにない感じの曲を作れました。フュージョンをポップにしたロックとなるとアメリカンプログレのような感じになってしまうのですが、そこにソウルとエレクトロニカの要素を加える事によって、あまり開発されていない分野の曲調になっています。それと少しばかりのエスニックな要素も加わっています。それにより、今までありそうで無かったようなSAMARQANDならではの曲になっています。


[20190927]

Fuck The Hell Yeah!
(1998/07/14)

Robert Le Magnifique商品詳細を見る


2016年のアルバムで現在までの最新作になります。前作から8年のインターバルがあります。コラボレーションとか他の方面で活動していましたが、その間に培ったものはよりアメリカナイズされたものになっています。ラテン系のリズムを取り入れたりと工夫も見られますが、アルバムタイトルにも現れているようにアメリカ的なノリを強調した内容になっています。

1. The Good Old Days
2. Play Time (Casemate XXVI)
3. Cinq Minutes
4. Le Bar Des Amis
5. Un Interlude
6. Ø60ep3
7. Here We Are My Friend
8. Deux Dix Treize
9. Do It Together
10. Fuck The Hell Yeah
11. R.O.A.D.
12.The Ring (ULS)

フランスは日本と同様で、伝統文化を持ちながらもアメリカやイギリスから輸入された音楽を敬愛するところがあります。どこもそうなんでしょうが、最近はそこまで後追いのような傾向は少なくなっていると思っていました。ほぼ同時進行の肩並びになっているものと思っていましたが、この人の場合は少し遅れたアメリカへの追従を行なっています。どれも少し前に流行ったようなスタイルなのですが、編集センスにより古臭く感じさせないという微妙な立ち位置にいます。

完全にアメリカナイズされた音源だけを使ってい訳では無く、独特なセンスでの素材選びも個性となって現れています。そこを強調すれば良いのに、どうしてもパーティーチューンにしてしまいがちなところはDJならではの性でしょうか。それでもポップにまとめ上げるセンスは見事だと思います。常にDJとしてオーディエンスと向き合っているからこそ独り善がりにならずに済んでいるのでしょう。しかし、もう少し変態的なところを強調した方がフランスらしい個性が出せると思います。

The Good Old Days
⇒ 続きを読む

[20190926]

Oh Yeah Baby...
(1998/07/14)

Robert Le Magnifique商品詳細を見る


2008年のアルバムです。コラボレートすることが多く、前作から4年のインターバルがあります。その為か、ジャズ色が薄れてロック色が強くなっています。この人もジャズでのブレイクビーツを面倒くさがるようになってしまったようです。ロックっぽい方が売れるでしょうし、簡単に作れますから安易な方向に流れてしまいました。

1. Hello Malo
2. Nina
3. Reulf
4. Bad'Z Pixel
5. Twenty Eight Love Song
6. Oh Yeah Baby...
7. La Route du Rob
8. No Buzz Anymore
9. Ma Main Dans Ta gueule
10. Its So Sad
11. No Wasting Time
12. Anges Recyclés

ゲストや自身でもギターを弾いており、それをサンプリングしてブレイクビーツにしています。ビッグビート系のパーティーチューンのようなヒップホップ作品になっています。その意図がタイトルに現れていますが、もうやり尽くされた手法です。しかしその中でも独自の編集感覚を発揮しており、何ものでもない独自のスタイルを確立しています。どちらかというとアートオブノイズに近いと思います。それ以降のテクニックを駆使したアートオブノイズという感じです。

アートオブノイズの登場は衝撃的でしたが、すぐにオールドスタイルとなり、なんとか挽回しようとしましたが古臭い感覚のままでした。しかし、新しい感覚を身につけていたら、その後も売れていたでしょう。Robert Le Magnifiqueがやっているサンプリングミュージックは正に新しい感覚を身につけたアートオブノイズなのです。ですから古臭い感じと新しい感覚が同時に存在するような内容になっています。

Hello Malo
⇒ 続きを読む

[20190925]

Kinky Attractive Muse
(1998/07/14)

Robert Le Magnifique商品詳細を見る


2004年のアルバムです。ジャズの素材をブレイクビーツにするというスタイルの他にロック系の素材も使ったヒップホップな作品になっています。数名のラッパーをフューチャーした曲もあり、時代錯誤なところもありますが、素材選びのセンス、編集技術のセンスは飛び抜けていますからかっこいい作品になっています。

1. K.A.M
2. Diet Pop
3. Rico Flam II (la vengeance)
4. Breaker
5. Dash Ultra
6. Pok!
7. Fantasy
8. Dech'val
9. Akadroiid
10. Aaaahhhhh
11. Impasse D.
12. Tableau 30

ジャズとブレイクビーツという相性は必ずしも良いわけではありませんので、やっている人は少ないです。ドラムンベースの時代に数人やる人がいました。ブレイクビーツの新しい可能性を感じました。これが次の時代のスタイルだと思いました。しかし、ジャズ素材をブレイクビーツにするのは大変難しく、ほとんどの人が敬遠していたようで流行りませんでした。そこに挑戦するというのは大変勇気があると思います。

ただ、ジャズだけでは無く、今回はロックやポップスの素材も大胆に使っています。ジミーペイジのギターリフはサンプリングすると他の楽器も入ってきますから、自分で演奏しているようです。あまり長くありませんがフレーズサンプリングを多用していますので、ビッグビートの系列に入ると思いますが、DJの人なのでオールドスクールなヒップホップスタイルもあり、今回はバラエティーに富んでいます。

K.A.M.
⇒ 続きを読む

[20190924]

Robert Le Magnifique
(1998/07/14)

Robert Le Magnifique商品詳細を見る


フランスのアーティストFranck Robertの一人プロジェクトRobert Le Magnifiqueの2002年のファーストアルバムです。彼は基本ベーシストでありますが、電子音楽と出会い、自分の弾くベースやジャズ系のサンプリング素材を元にブレイクビーツな作品を作り上げました。フランスは流行を後追いする傾向があり、少し遅れ気味でのブレイクビーツですが、ジャズ系素材という点では個性的な内容になっています。

1. Pom Pom Ace
2. Fresher
3. No Problem Guys
4. On This Road
5. Rico Flam
6. At Work
7. Cheap TV
8. Buzz In My Head

スウィングするジャズはブレイクビーツに用いるのは難しいものですが、ジャングルやドラムンベースの登場で6拍子系の素材も用いられるようになります。なのでブレイクビーツの世界でもジャズ系の素材は攻め込んだ領域でありますが、そこまで攻め込んだアーティストは少ない方です。しかもRobert Le Magnifiqueはスウィングする素材を4拍子という枠組みに見事にはめ込むという偉業を成し遂げています。

普通にブレイクビーツなのに素材がスウィングしているので、独特のグルーヴ感が生まれています。かなり難しい作業を経て制作されていると思いますが、タイムストレッチを巧みに活用しながらまとめあげられています。ターンテーブルも使っているでしょか、オールドスクールなヒップホップの手法でかなり斬新な内容となっています。ギターやベースはアコースティックだったりするので、フォークトロニカとしても斬新な作品になっていると思います。

Pom Pom Ace
⇒ 続きを読む

[20190923]

両横綱が不在となって大混戦となりましたが、最終的に御嶽海、貴景勝と隠岐の海が3敗で千秋楽を迎えました。貴景勝は二桁勝って大関復帰を手にして隠岐の海を破り、優勝決定戦へ。御嶽海も遠藤を退け優勝決定戦へ。貴景勝は立会いで失敗したのか、引いてしまって御嶽海が2度目の優勝を手にしました。関脇の地位ですが3場所連続で二桁勝たなければ大関にはなれません。それでも来場所優勝出来れば可能性は出てきますが、それに準ずる結果だったら横審に委ねられる事になります。

幕内上位の結果
鶴竜 4勝4敗7休
白鵬 0勝2敗13休
豪栄道 10勝5敗
栃ノ心 6勝9敗
御嶽海 12勝3敗 優勝
貴景勝 12勝3敗
遠藤 8勝7敗
阿炎 9勝6敗
北勝富士 9勝6敗
碧山 5勝10敗
朝乃山 10勝5敗
逸ノ城 1勝4敗10休
大栄翔 8勝7敗
友風 7勝8敗
正代 3勝12敗
玉鷲 7勝8敗
竜電 7勝8敗
千代大龍 2勝13敗


角番だった豪栄道は勝ち越して脱出、栃ノ心はまだ傷が癒えておらず負け越し、大関陥落が決定しました。それでも貴景勝と同じく、来場所二桁勝てば大関復帰出来ますので、早く怪我を治さなければなりません。遠藤は三役の位置で二桁勝てるチャンスがありましたが、後半戦はスタミナ切れだったのか叶わず。朝乃山は横綱、大関に勝っての二桁ですから、上位定着は問題ないと思います。このまま伸びていけば順当に上に上がっていけると思います。新入幕の剣翔は二桁勝って敢闘賞を受賞。顔つきから貫禄があります。炎鵬は苦労しながらも勝ち越し、どうしても相手に十分になられると負けてしまいます。相手に十分にならせない立会いが鍵となっていくでしょう。

今年はこれまですべて違う力士が優勝しています。来場所は荒れる九州場所、誰がどのようなドラマを見せてくれるでしょうか。

千秋楽幕内全取組
⇒ 続きを読む

[20190922]

Madame Patate
(1998/07/14)

Madame Patate商品詳細を見る


フランス出身でベルギーでDJとして活動しているEmilie Siautの一人プロジェクトMadame Patateの2012年の唯一のフルアルバムです。フィールドレコーディングとアコースティック楽器の生演奏によるオーガニックでフォーキーな作品になっています。マンドリンやガットギターなどでヨーロピアンフォークをエスプリっぽい感じで演奏しています。

1. Street Life
2. Mignonne (Bird's Song Ritournelle)
3. C'Est Geni'O
4. Ballade Pluie
5. Nuisette
6. Emile Memento Mori
7. Monsters
8. Merci Nestor !
9. Mélodie Pour Charlotte
10. Valse
11. Berceuse Pour Accordéon Asthmatique
12. Les Hiboux Ne Sont Pas Ce Que L'Ont Croit
13. Mercredi Memento Mori

フィールドレコーディングとトイピアノのような音源のループ、マンドリンなどは生演奏していますが、演奏はさほど巧みではなく、おぼつかない感じで演奏していますが、それとサウンドループの組み合わせが妙なほのぼの感を生み出して独特の世界観を作り出しています。電子音はあまり無く、サンプリング編集でフォークトロニカっぽい感じに仕上げています。

フィールドレコーディングのファジーな感じの空気感に、このおぼつかない演奏が溶け込んでいて、なかなか真似しにくい個性を醸し出しています。サンプリングループの素材も柔らかい音を選んでおり、デジタル編集しているのにほのぼのとしたチャーミングな世界となっています。DJをしているのに、まったく踊らせないような音楽を作るとはかなりの偏屈者かもしれません。

Street Life
⇒ 続きを読む

[20190922]

これまでサイケデリックをイメージして曲を作っていましたが、サイケデリックな曲としては仕上げていませんでした。
今回は正統的な王道サイケデリックな曲になっています。
王道パターンでオリジナリティを出すのが一番難しい事なので、これまでの曲で試行錯誤しながら王道パターンでもSAMARQAND色を出せるように訓練していました。
その結果王道パターンでもSAMARQANDらしい楽曲を完成させる事に成功しました。

やり尽くされている王道パターンでも新しい可能性を見出せると言う自身を持てました。
王道パターンは良い曲を書ける構造を持っていますが、やり尽くされているので新しさを生み出すのが難しいという双刃の剣という危険性も持っています。
しかし、今回の経験を元にこれからは様々なパターンの中でも、攻めながらもポップセンスを出せるように精進してまいります。やがてはジャンルに囚われないSAMARQANDというジャンルを確立させていきたいと思います。


[20190921]

Traversa
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2018年のアルバムで現在までの最新作になります。前作同様Ghostly Internationalからのリリースで、リズムをしっかり打ち立てたアレンジになっています。前作よりも歌を大事にしていて、よりコンパクトにポップにまとめあげています。ですからインストものでも歌を感じさせる作りになっています。

1. Knapsack
2. Swiss Bicycle
3. Harbor Drive
4. Aerostat
5. Town Square
6. Terraformer
7. Gondolier
8. Maglev

普通にエレクトロポップな感じがしますが、特徴的だと思うのはベースの動きです。テクノ系ではドラムパターンとベースの動きを重要視していますが、彼が作るベースラインはポップ生を重視した作りの中でスクェアプッシャーのようなフュージョンライクな動きをたまに見せます。かなり懐の深いアーティストだという事が分かります。

今回はダンス系というよりミディアムテンポの緩やかなビートを中心に旅をしているようなジャーニー感覚を持たせています。パッドサウンドもあまりアンビエントな雰囲気を感じさせずに必要なところに必要な音を配置したクールな作品になっています。初期の頃のスクアプッシャーをもっとポップにしたような感じです。さりげなく器用な編集をしており、センスの良さが伺えます。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190921]

Abysma
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2017年のアルバムです。Geoticでは自主制作を貫いてきましたが、ここにきて初めてレーベルからのリリースとなりました。インディーズではありますがGhostly Internationalからのリリースです。これまでもレーベルからの打診はあったようですが、必要性を感じていませんでしたが、マネージャーに勧められて今回初めてレーベルリリースに踏み切りました。

1. Sunspell
2. Actually Smiling
3. Nav
4. Billionth Remnant
5. Laura Corporeal
6. Vaulted Ceiling, Painted Sky
7. Perish Song
8. Valiance

サウンド面にも大きな変化が現れています。これまでのアンビエントは雰囲気は持ちながらもエレクトロダンスミュージック、つまりビートを強調した内容になっています。これではBathsとたいして変わりはないように思いますが、Bathsはアクティブリスニング、Geoticはパッシブリスニングと本人は区別しています。これは作者の感情的な問題であり、それにより二つのプロジェクトが存在同時進行していたのです。

今回は歌、スキャットも入ってポップな内容になっています。とても外交的な作りになっていると思いますが、音源の選び方などGeoticならではのこだわりはあるようです。レーベルの助けもあり、万人受けする内容にもなっていて、知名度が一気に駆け上がりました。普通にエレクトロニカ作品として楽しめ、本人もこれまでにないくらい活発に活動していく事になります。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190920]

Neptune
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2015年のアルバムです。純粋なアンビエント作品になっています。Bathsではインディーズからブレイクビーツな作品をリリースしていますが、Geoticではアンビエントを中心にした自由な作品を自主制作でリリースしています。Geoticでの作品も売れるような内容だと思いますが、あえて自主制作によりBathsでは出来ないような事を自由にやっています。

1. Buckler of Molten Butterflies
2. Neptune

自由と言っても闇雲に適当な事をやっている訳ではありません。しっかりテーマを設けて練り込まれた作品を作り上げています。Bathsよりは売れないと思いますが、そこそこの知名度がありますからレーベルからもリリース出来るでしょう。しかしあえて自主制作する事によって純粋にやりたい事をやれる領域を自分の中に持たせているのです。

これまでも完全なアンビエント作品はありましたが、それもテーマに従って作られたものであり、今回も長尺な曲を2曲だけ用意しています。ほぼドローンサウンドのみですが、コード感は持っているので、調和した響きのアンビエントとなっています。アンビエントもコアなファンがいますが、さすがに同じことの繰り返し、かなり長いスタンスによりミニマルな感じですが、退屈です。環境音楽として捉えた方がよさそうです。

Buckler of Molten Butterflies
⇒ 続きを読む

[20190919]

Sunset Mountain (Eon Isle)
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2014年のアルバムです。Eon Isleシリーズ第二弾で、Morning Shoreではギターを中心に作られていましたが、今回はヴォイス系音源で構成されています。第三弾としてピアノ作品にする予定のEvening Skyはまだリリースされていません。ヴォイス系なのでどうしても聖歌のようなコーラスワークになっています。

1. Up a Narrow Trail In the Woods
2. We Can Conquer Small Fears
3. Flit Around the Rivulets
4. Hidden Springs, Floating Leaves
5. Slow, Fading Heat
6. Piggybacking
7. In the Amber Hour
8. Monks Off Somewhere
9. Share Wordless Company
10. Reach the Broad Expanse
11. Blush With the Sky
12. Weightlessness

ヴォイス系サウンドはパッドサウンドに類系されますので、アンビエントな雰囲気になっていますが、彼にとって少年期の夏に過ごした夕暮れは神聖なイメージのようです。ヴォイス音源のループ的な使い方はしておらず、コーラス曲として作曲した楽曲をヴォイス系サンプリングだけで作っています。

聖歌的な雰囲気はありますが、ポップコーラスな手法も使っているので、ただ自分のイメージを具現化しているだけのようです。なので前回も朝のイメージとは言い難い感じがありましたが、今回も夕暮れというイメージとも言い難いところがあります。ここまで静粛な気持ちで夕暮れを迎えるなんて、少年の感性とは思えないからです。よっぽど特別な体験をしたのではないでしょうか。

Up a Narrow Trail In the Woods
⇒ 続きを読む

[20190918]

Morning Shore (Eon Isle)
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2014年のアルバムです。Eon Isleシリーズとなっていて、最初の作品としてはギターループによる海辺の朝を描いたコンセプトアルバムになっています。アンビエントな雰囲気ですが、ギターアクションがプログレ的であり、朝というより夕方のイメージを感じてしまいます。母親である画家のJude Wiesenfeldによるジャケットとのイメージとは少し印象が違います。

1. Adventurists 
2. Wake With the Day 
3. Early Drive to a Private Lagoon 
4. Vibrant Blues and Greens 
5. Swim Twice 
6.In So Little Clothing 
7. Handholding 
8. Laugh From the Water to the Shade 
9. Lay In Warm Sand All Afternoon 
10. Vast Ocean View 
11. Happy With So Little to Do 
12. Before the Moon 

イメージとしては少年時代の夏の思い出をノスタルジックに描いているようで、朝のまどろみのような雰囲気でしょうか。ギターはマリブで録音されており、海のイメージを描くのにそこまでするとはかなり裕福なところがあるみたいです。そうでないと自主制作だけで勝負する勇気も無いでしょう。

自主制作でもこれだけの完成度を作れる、さほど利益を求めていない、などの条件が満たないと現時点で自主制作だけここまで作品を作り続けられる人はいないと思います。しかしネット環境がもっと進化していったら、この垣根は低くなると思います。ネット販売するにしてもある程度の出費が必要ですし、それだけの収入だけでは生活出来ない事が考えられます。しかし、近い未来にレコード会社は廃れていく予感をさせてくれるアーティストです。

Full Album

[20190917]

Mend
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2010年のアルバムです。いつものギターを生演奏してループさせ、アンビエントなサウンドとミックスさせた内容になっています。今回は同じギタープレイの素材から組み合わせを変えて曲にしているような、ギターの音色に統一感があります。同じ人が同じセッティングで演奏してもここまで同じにはなりませんので、おそらく同じパフォーマンスからの抜粋になっていると思われます。

1. Unwind
2. Beaming Husband
3. Find Your Peace
4. Time Passes In A Slow Sundown
5. Disrobe And Come To Bed
6. Get Held
7. Sleep And We'll Transition
8. Into Some Spirit World
9. Our Awe
10. The Sprawling, Glorious Newness
11. I'll Have Come And Gone With You
12. Through The Lush And Undiscovered
13. And Upon Awakening
14. We've Mended

ギターサウンドが全く同じなので、組曲のような雰囲気になっています。フレージングも似ていますし、サウンドセッティングもほぼ同じで、パートが違うだけで別の曲として並べられていますが、全体通して1曲とも言えるような統一感があります。前半はほぼ同じ曲のように感じます。

自主制作で活動していますので、自由に作品作り出来る環境にいますが、ここまでプロデュース能力があり、作品ごとにコンセプトを持って楽しみながら製作しているという羨ましい状況にいます。インデイーズなら許される範囲にはいると思いますが、インディーズだとしてもそれなりに縛りがあります。もうレーベルに所属する時代も終わるのかもしれません。マーケティングという問題さえ解決出来ればレコード会社の必要性も無くなってくるのでしょう。間で利益を搾取する輩が無くなるというのは痛快であります。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190916]

初日に敗れた白鵬はそのまま休場しました。日本国籍を取れた事で気が緩んだのか、それでも休場したという事はまだ引退は考えていないようです。鶴竜は順調でしたが、3連敗してしまったので休場してしまいました。大関陣も不甲斐ないので、上位陣は無残な場所となりました。栃ノ心はまだ怪我が思わしく無いようですが、角番なのでなんとか出場していて痛々しいです。とにかく勝ち越したいところ。逸ノ城は鶴竜戦で腕を痛めて休場となりました。

中日までの上位の成
鶴竜 4勝4敗1休
白鵬 0勝2敗7休
豪栄道 5勝3敗
栃ノ心 3勝5敗
御嶽海 6勝2敗
貴景勝 6勝2敗
遠藤 6勝2敗
阿炎 5勝3敗
北勝富士 2勝6敗
碧山 1勝7敗
朝乃山 6勝2敗
逸ノ城 1勝4敗4休
大栄翔 3勝5敗
友風 5勝3敗
正代 2勝6敗
玉鷲 5勝3敗
千代大龍 2勝6敗
竜電 3勝5敗


貴景勝は2敗してしまいましたが、両横綱が休場した事で順当にいけば二桁まで行けると思います。調子がいいのは朝乃山で、上位でも通用する相撲、大関クラスの実力を身につけていると思います。遠藤も小結で順調な成績、二桁勝って大関取りに挑戦してほしいところですが、3場所連続二桁が求められますので、どうなるか分かりません。

平幕の隠岐の海が何となく一人で勝ちっ放しになっています。本人も気持ちよくなっているみたいですが、後半は上位と当たるでしょうからあまり期待していませんが、優勝する運が向いている力士にはこの何んとなくが思わぬ方向に行く事もありますので何とも言えません。この人の崩れ方次第で優勝の行方が伺えるというキーマンになっている事に違いはないでしょう。

中日幕内全取組

[20190915]

Realms
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2010年のアルバムです。本格的なアンビエント作品になっています。これまでのポップでミニマルな手法ではなく、ドローンサウンドのみという王道アンビエント作品になっています。宗教的なテーマがあるからなのか、これまでとは違うアプローチになっています。

1. The Hell
2. The Hungry Ghost
3. The Animal
4. The Human
5. The Jealous God
6. The God

自主制作でダウンロード販売のみになっていますから、何をやっても自由ではありますが、思い切った方向転換になっています。退屈にならないアンビエントポップというのを推奨していましたが、ここにきて退屈なアンビエント作品を作られてしまうと、援護射撃の甲斐がありません。内容的にもさほど新しい事をやっているわけでもありませんし、気まぐれとしか言いようがありません。

本人にとってはそれなりに考えがあっての事だと思いますが、ただ延々とドローンサウンドを垂れ流しされてしまうと退屈としか言いようがありません。90年代はアンビエント作品ももてはやされましたが、そういう時代でもありません。環境音楽としてもさほど感じるものがありません。

Full Album

[20190915]

Hearth
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2009年のアルバムです。生演奏したループの組み合わせという手法は前作と同じですが、今回はアンビエントな雰囲気も作っています。前作はループ手法のプロトタイプだったと思います。今作ではその手法を更に広げて本来のアンビエントな作品に昇華しています。現代音楽をポップに洗練させているようにも感じます。

1. At Our Cabin In The Woods
2. I Find Your Warmth Infectious
3. Smiles And Experiments In The Vanilla Kitchen
4. Time Melts Like Snow Off The Porch
5 . The Logs Burn Slower Here
6. We Forget The Days Of The Week
7. Our Windows Glow, Safe From Frozen Trees
8. Filling Our Lives With Each Other
9. Sleeping Forever; We're Gods On Miles Of Clouds
10. I’m Learning Who You Are

ミニマルなフレーズをループさせる訳ですが、前作よりも短い小節でループさせているのでミニマル感も明確です。それに加えてアンビエントなPadサウンドと組み合わせて、空間の構築も完成度を増しています。主にギターを演奏してループさせており、後期Gongのようなミニマルタイプのプログレに近い感じになっています。

ループのつなぎ目はわからないように丁寧に作られていますが、アクセントをつなぎ目に入れているのでテクノ感も増しています。これによりエレクトロニカ作品としても注目を集めるようになります。ポップな構造を持っているので、アンビエントの退屈な感じも解消されていますし、音楽的にも見事な作品に仕上げています。

At Our Cabin In The Woods
⇒ 続きを読む

[20190914]

Duchenne Smile
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


2009年のアルバムです。今回は自分で生演奏した素材をループさせるミニマル作品になっていて、アンビエント色は薄めです。かなりポップな雰囲気であり、ループにしていなければ普通のポップソングとして成り立つような曲ばかりです。コード進行も明確であり、主旋律こそありませんが、素晴らしいポップセンスが伺えます。

1. Simplehearted
2. Igloo
3. Buried Library
4. Gryffindor Mixer
5. Nanotech Serenade
6. Meadow
7. Vegetable Garden
8. Midnight; Strolling The Treehouse Network
9. Pokémon Potluck
10. Mysticism And Spaceflight

ループといってもこれまでのようないかにもくっつけました的な処理感が無く、ただリフレインで演奏しているような自然な感じになっており、つなぎ目がわからないほど丁寧に作られています。本来ループさせるのならこうあるべきですが、ヒップホップ系の人達が面白がってつぎはぎな感じにするのが当たり前になっていましたが、本来は音楽的にもこの自然が感じが王道だと思います。

しかし、つぎはぎ感が無いのならループにする必要も無い、自然な感じがするのなら生演奏した方が手っ取り早いというのが西洋的な考えだと思います。日本人の精密なプログラミングに対して西洋人は時間の無駄だと思うフシがあるのです。その西洋人がこんなに丁寧な処理をしているという事にまず驚きます。実際に生演奏している素材ですから、全て生演奏で構成してもおかしく無い感じですが、ループにする事によってどこかミニマル的なひっかかりを感じてしまう音楽になっています。気にしなければそれだけですが、普通の音楽作品とは異質な感じが微妙にするところがミソです。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190914]

Eyes
(1998/07/14)

Geotic商品詳細を見る


アメリカのミュージシャンWilliam Boris Wiesenfeldの一人プロジェクトGeoticの2008年のファーストアルバムです。別名義Bathsではエレクトロニカでポップな曲を作っていますが、ここではアンビエントな雰囲気の作品になっています。自主制作でダウンロード販売で勝負しています。レーベル販売しているBathsによる知名度があるので、ダウンロード販売だけでも注目されています。

1. Evening Hot Spring (Fanfiction)
2. Dirt (Lonely In Big Bear)
3. Middle School Sleepaways (Yosemite)
4. Wind (Trip To Coachella)
5. Nighttime Aquatics (Catalina)
6. Dew (Yosemite When No One's Looking)
7. Wildest Motions (Youth)
8. Light (Waiting On Iceland)
9. People Watching (Halloween Parades)
10. Greenery Beyond Clouds (The Ooccas' City In The Sky)

アンビエントといってもミニマルでコード感もしっかりしていて、ポップな内容になっています。私が提唱しているアンビエントポップに近い雰囲気があると思います。重厚で長尺なイメージのアンビエントをもっと軽やかでコンパクトにしたものをアンビエントポップと提唱しています。SAMARQAND流のアンビエントポップには歌も入ってきますので、これに歌が入ってくれば完璧です。

歌が入ったり、ポップでコンパクトだったりするとアンビエントの定義から外れてしまいますので、あえてアンビエントポップという名称をつけています。ここで聴かれる音楽もアンビエントという定義から外れていると思いますが、雰囲気としてはアンビエントを感じますので、アンビエントポップという言葉が分かり易いと思います。曲名にはサブタイトルがついていて、どこかを旅しているようなイメージで曲を作っているようです。

Evening Hot Spring (Fanfiction)
⇒ 続きを読む

[20190913]

サイケデリックな曲をブリットポップアレンジでまとめ上げました。革新的なブリットポップを想定しているので少しライトフュージョンっぽい感じになっています。

サイケデリックというテーマを設けて曲を作っていますが、様々な要素が混じり合っているので、いつものSAMARQAND節に変わりはないのですが、サイケデリックというイメージを持つ事によって、いつもとは少し違うアプローチが生まれます。そのちょっとした違いが作曲する側としては重要で、新しいアイデアが浮かび上がってくるので、自分的に設けているテーマであって、聴く側の人はそういうイメージに囚われる必要もなく、SAMARQAND流ポップロックを楽しんでいただければと思います。


[20190912]


(1998/07/14)

Low Roar
商品詳細を見る


2017年のアルバムで現在までの最新作になります。ほぼエレクトロニカなアレンジになっていて、女性ボーカルJófríður Ákadóttirなどが参加しています。トムヨークのような悲哀の歌声が魅力でしたが、エレクトロニクス化されていくに従って歌い方にも変化が見られます。トムヨークもエレクトロニカなど実験的な事に挑戦していましたが、トムヨークも獲得できなかったような領域に入っています。

1. Don't Be So Serious
2. Bones
3. St. Eriksplan
4. Give Me An Answer
5. Waiting (10 Years)
6. Without You
7. Gosia
8. Once In A Long, Long While...
9. Crawl Back
10. Poznan
11. Miserably
12. 13
13. I Won't Be Long

明らかに弾き語りとは違う作曲法になってきています。部分的には弾き語りできる感じですが、かなり分解して再構築したような構成になっています。前作はアイルランドっぽい感じになっていましたが、ここではそれにさらに輪をかけて独自の歌世界を表現しています。様々な事を吸収しながら進化していっているのが良く分かります。

歌声も繊細でありながらも悲哀だけでは無い感情が表現されています。無機質なエレクトロニカのアレンジの中で感情的にならずに冷静でありながらも、人間味溢れる曲線を描き、総体的に感じられるのは一大抒情詩であり、ポップスとしてのボーカル作品として新しい境地を開拓しているように感じます。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190911]

0
(1998/07/14)

Low Roar商品詳細を見る


2014年の作品です。アナログ盤で2枚組になっています。アイスランドのレイキャヴィクに移り住み、地元のミュージシャンの協力を経て完成させています。ストリングス、エレクトロニクスなど、これまでの弾き語りにとどまらない大胆なアレンジに挑戦しています。

1. Breathe In
2. Easy Way Out
3. Nobody Loves Me Like You
4. I'll Keep Coming
5. Half Asleep
6. Please Don't Stop (Chapter 1)
7. I'm Leaving
8. In The Morning
9. Phantoms
10. Anything You Need
11. Dreamer
12. Vampire On My Fridge
13. Please Don't Stop (Chapter 2)

曲調も民族音楽等のサイケな雰囲気を持っていて、デジタルプログラミング等によるアレンジにより、これまでとは違う歌い方になっていたり、新しい境地に入ろうとしています。ただ、それが彼の歌声を活かしきれているかというとそうとも言い切れません。新しいスタイルを身につけようとしている姿勢は感じますが、前作で受けた彼の魅力は中和して薄まったようにも感じます。

日本にとってはアイスランドというと未開の地のようなイメージを持ってしまいますが、最近ではかなり新鋭的なミュージシャンが育っており、そこで受けた影響が強く現れています。その中でも素晴らしい仕事をしていると思いますが、まだこの先に獲得出来るであろう何かがあると思わせるものを感じます。それだけ伸びしろのあるミュージシャンだと思います。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190910]

Low Roar
(1998/07/14)

Low Roar商品詳細を見る


アメリカのインディーズフォークバンドAudrye SessionsのRyan Karazijaの一人プロジェクトLow Roarの2011年のファーストアルバムです。切ないほどのバラード系フォークソングをA.O.R.もしくはレディオヘッドのような悲哀を帯びた歌声で歌っています。なぜこれほどの歌声がインディーズに埋もれているのか疑問に思えてくるほどです。

1. Give Up
2. Just A Habit
3. Nobody Else
4. Patience
5. Low Roar
6. Friends Make Garbage (Good Friends Take It Out)
7. The Painter
8. Help Me
9. Puzzle
10. Rolling Over
11. Because We Have To
12. Tonight, Tonight, Tonight

ライブではアコースティックギターで弾き語りしていますが、ここではエレキギターでの弾き語りになっています。そこにゲストミュージシャンによるストリングスやキーボードなどがより美しさを演出してくれています。曲も素晴らしく美しく、この歌声にぴったりのバラード系ばかりになっています。アップテンポの曲が必要無いくらいの完成度です。ずっとこの歌声に満たされていたくなります。

プログラミングは少なめで、バラードにふさわしくほぼドラムレスです。これで歌が全面に出てきます。これだけで十分なのですが、アレンジの方もしっかりと存在感を出しながらも歌を見事にサポートしています。出しゃばらないアレンジでありながらも無くてはならないくらいの美しい演出になっています。これだけセンス良く自分をプロデュース出来る才能を持ち合わせていながら、インディーズに甘んじていなければならないという、メジャーシーンの不甲斐なさを痛烈に感じさせるくらい素晴らしい作品です。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20190909]

嵐が迫る秋場所初日がスタート。初日から白鵬が破れるという波乱で幕を明けました。関脇に陥落した貴景勝は危なかったですが、なんとか白星。角番の栃ノ心は黒星スタートとなりました。炎鵬は好調さを持続しており、巧みさと力強さが光る取り組みを見せました。

初日上位の対戦結果
◯鶴竜 叩き込み 遠藤
◯北勝富士 寄り切り 白鵬
碧山 押し出し 豪栄道◯
栃ノ心 上手投げ 逸ノ城◯
御嶽海 押し出し 朝乃山◯
大栄翔 突き落とし 貴景勝◯
阿炎 叩き込み 友風◯
◯玉鷲 送り出し 正代
千代大龍 寄り切り 竜電◯
志摩ノ海 寄り切り 妙義龍◯
琴奨菊 寄り切り 隠岐の海◯
◯宝富士 寄り切り 琴恵光
◯照強 押し出し 琴勇輝


日本国籍を取得した白鵬でしたが、日本人としての初めての勝ち星を逃しています。先場所優勝の鶴竜は好調のようですが、この明暗が後半戦、どのように流れていくのか分かりません。鍵は中堅どころの活躍にかかってくると思います。新入幕、返り入幕も多いですが、今場所も誰が優勝してもおかしくない状況であり、最後まで目が離せません。

初日幕内全取り組み

[20190908]

Sweaty Psalms
(1998/07/14)

Klive商品詳細を見る


アイスランドのバンドSword of ChaosのメンバーUlfur Hanssonの一人プロジェクトKliveの2008年の唯一のアルバムです。旅行した時に録音したフィールドレコーディング等を使ったアブストラクトなコラージュ作品になっています。サンプラーというより、ソフトに取り込んだオーディオ音源でループを作ってつなぎ合わせているようです。

1. Ljósvaki
2. Sweaty Psalms
3. Sundance
4. Giants
5. Langoliers
6. Mardi Gras
7. Common Wealth
8. Panacea
9. Wookiee
10. Blck
11. Vultures

決して踊れるようなリズムではありませんが、ブレイクビーツのように並び替えて独自のリズムパターンを作り出しています。ブレイクビーツやドラムンベースにもいくつかのパターンがありますが、もう出尽くしています。エレクトロニカにしてもだいたいお決まりのパターンがありますから、独自のパターンに飢えてきてしまいます。

そういう渇望に対して音源自体が持つグルーヴ感を大事にしたリズム構成は新鮮であります。サンプリングミュージックだとしても正しい在り方だと思います。パターン化する事によってジャンルを明確にしようとする昨今のミュージックシーンにおいて、ジャンルに分別化されることを拒否するかのような挑戦的な作品だと思います。このアルバムだけで終わってしまうのはもったいない。

Wailing Corpuscles
⇒ 続きを読む

[20190908]

この曲はサイケデリックな曲を書いてからハードロックにアレンジしました。
ブルースを元にハードロックを作ったツェッペリンがハードロックの元祖ですが、
オルガンジャズからアートロック、クラシックの融合というプログレ志向のあった
ディープパープルやユーライアヒープはツェッペリンの影響でハードロックに方向転換していきます。
しかし、曲の端端にサイケな雰囲気を漂わせていました。

トラッドフォークも織り交ぜたツェッペリンもプログレのように進化していきますが、
当時はハードロックもプログレも線引きは持っていないバンドがほとんどでした。
その後脱ブルースなメタリックなハードロックになっていきサイケ色は消えていきました。

70年代初期の感じをこよなく愛する私としては、そのものをやるのでは無く、
同じような経緯で作曲する事によって、現代でも通用するようなハードロックを目指してサイケな曲をイメージして様々な方向性を模索しています。それだけにこだわっている訳ではありませんが、このテーマによって今回はハードロックに仕上げてみました。


HOME NEXT
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ