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Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、BIG UP! と SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
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[20191031]

Porvenir
(1998/07/14)

Le Parody商品詳細を見る


2019年のアルバムで現在までの最新作になります。ワーナーとの契約は1枚限りでインディーズに移籍しています。しかしサウンド面はさらに進化して完成度を増しています。エレクトロニクスの部分が増えてラテンエレクトロニカになっています。現代的で都会的なサウンドとスペインの伝統的な官能的な音楽が見事に融合しています。

1. Flores
2. Plata Fina
3. La Piedra
4. El Junco
5. La Puerta
6. Alepo
7. La Fuente
8. Europa

まだジプシーがスペインに移り住む前のスペインの音楽。それは中東の音楽に近いものであり、シルクロードの道は様々な文化を流通していた事が分かります。スペインと言ってもいくつかの国が統合された総称であり、合衆国のようなもので、地方によって様々な文化があり、それらルーツミュージックとエレクトロニクスを融合させるという試みは、スペイン本国のみに限らず、世界的にも通用する音楽として昇華されています。

サンプラーも活躍していますが、それ以上に電子音の出番が増えています。これまではサンプリング素材の力を借りている部分もありましたが、それに頼らずともスパニッシュな雰囲気を作れるようになっています。なぜこれほどまでの才能をワーナーは手放すのか、大手メジャー企業にはアーティストを育てるという気概と能力が失せているように感じます。現在、一番才能が必要なのは企業であり、資質が問われているのも企業側でありましょう。ミュージシャンにとってはセルフプロデュース能力が必須になってきています。

Flores
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[20191030]

Hondo
(1998/07/14)

Le Parody商品詳細を見る


2015年のアルバムです。自主制作していたのが、いきなりメジャーのワーナーと契約してからの作品になります。メジャーになり、売れ線に走るのかと思いきや、民族音楽性を前面に出したマニアックな内容になっています。エスノテクノのようなドープさとポップさを出して、本国スペインでは知名度が上がりますが、流石にワールドワイドでやっていくにはマニアックになり過ぎています。

1. Hemos Venido A Deshacerlo
2. Por El Camino Largo
3. Hondo Agujero
4. Corazón Monstruoso
5. Saetas En El Aire
6. Quise Ser
7. Dejadla Sola
8. El Agua Es Clara
9. Ríos De Lamentos
10. Peligroso Criminal
11. Cae, Cae, Cae

メジャーになった事でゲストミュージシャンも雇っていますが、サンプラーによる雰囲気作りがキモになっています。曲調も民族性が強いですが、サンプリング素材もそういうものを選択して民族楽器の響きを大事にしています。スペインと言ってもフラメンコばかりでは無く、土着のフォークソングがあります。どの地方のものをやっているのか、詳しくは分かりませんが、少しアラビックな感じがしますので、西側の地方のように推測します。

スペインも昔イスラムに占領されていた地域がありますので、その影響のある音楽だと思われます。そこにデジタルサウンドが加わる事には拒絶反応は無く、トリップホップ的なロック色が反映しています。フォークトロニカがあらゆる分野に浸透している事を感じさせる作品だと思います。色気と毒があり、ロックとしても、テクノとしても完成度の高い内容になっていると思います。

Hemos Venido A Deshacerlo
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[20191029]

Cásala
(1998/07/14)

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スペインの男女デュオLe Parodyの2012年のファーストアルバムです。自主制作でリリースされていますが、サウンドトラックというサブタイトルが付いています。女性シンガーでウクレレやバンジョーを演奏する Sole Parodyとトランペット等を演奏する Frank Santiusteの二人組で、サンプリングを中心としたポップなサウンドになっています。

1. Amum Andadad
2. Love Me
3. Pain Killer
4. Pity Party
5. Family Trip
6. Tip Toe
7. Your Nation
8. West Deserts
9. Your Song
10. Your Bodies

民族音楽的な要素も取り入れながらもポップに仕上げています。スペイン語が中心ですが、英語で歌っている曲もあります。自主制作とは思えないほどの完成度があります。基本はウクレレやバンジョーによる弾き語りですが、かなりサンプラーを多用したフォークトロニカになっています。トランペットの出番は少なめです。

かなり郷愁を覚えるようなメランコリックな旋律と、コミカルでポップなアレンジが新人とは思えないほどの熟練された感じに仕上げています。プログラミングセンスも堂々としていて、インディーズとしてももったいないくらいの実力を持っています。スペインでもしっかり売れるような要素を持っていますし、後は売り方次第だと思います。

Amum Andadad
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[20191028]

複雑化して増大していくプログレは破城して最後に取った行動はアメリカナイズしていく事だった。ハードロックもしかり。アメリカンプログレは複雑化をシンプルに見せる術を持っていました。ジャーニーやカンサス、カナダのラッシュなどが代表ですが、それにより生き残る事ができました。UKやエイジア、レインボーなど売れることは出来ましたが、本来のハードロック、プログレファンからはそっぽを向かれました。

本来忌み嫌うべきアメリカンプログレでしたが、現在ではそのポップさは見習うべき点が多くあります。フュージョンとロックを融合させるという点においても参考になります。ですから忌み嫌うべき点を避けながら、手法だけを取り入れることは有効だと思います。そういう意味合いで作られた曲になっています。


[20191027]

Absaroka
(1998/07/14)

Raining Leaf商品詳細を見る


2016年のアルバムで現在までの最新作になります。フィールドレコーディング多用した内容になっていて、新しい分野に挑戦しています。サンプラーによるコラージュ作品の延長でフィールドレコーディングまで手を出してきました。女性ボーカルを使ったオルタナエレクトロニカな曲もあったり、新境地を切り拓いております。

1. Dawn
2. Ophelia
3. Water Lily
4. There Will Be A Light
5. Absaroka
6. Black Glass
7. Crescent

SE、フィールドレコーディングが増えた分、メロディーを担う音源が減らされています。音楽的にはシンプルになった分、わかりやすく曲がフォーカスされるようになり、インディーズの枠組みからハミ出そうとしているようにも感じます。それでもダークな雰囲気は持っていますが、ダウナーなダークさはオルタナとしては売れる要素ですから、申し分ありません。

シンプルすぎる現代音楽は商業的ではありませんが、複雑すぎる現代音楽もしかりです。ちょうどいい感じでまとめるのが一番なのですが、それが一番難しい事です。自己主張しようとするとどうしても複雑になってしまいます。そこを冷静に判断出来ることがプロのあるべき姿でありますし、それが出来ているという事が成長を伺わせます。ある意味洗練されていると思います。

Water Lily
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[20191027]

Beware Of Yesterday
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。容量的にはミニアルバムであり、ダウンロード販売のみであり、インディーズでありながらもダウンロードのみにするのはレーベルの意味がよくわかりませんが、単なる税金対策の為のレーベルなのでしょうか。ダウンロード販売にしてもいろいろと販売形式を吟味する必要があるようです。

1. A Reflection
2. Electrode
3. Broken Star
4. Landau
5. Beware Of Yesterday
6. Loop (Nanou 2)

いつもながらアンビエントな音源を使っていますが、ミニマルなコラージュ作品になっていて、細かい動きのある曲になっています。単なるサンプリングミュージックが詩的な情緒性を持っている仕上がりになっているだけなのかもしれません。やはりいつもながら静と動の対比が秀逸です。

いたずらにサンプリング音源をコラージュしているだけでは無く、ちゃんとした流れを持っているので説得力があります。今回はアコースティックな音源は少なく、エレクトロニカなデジタル処理された音源が強調されています。ロック的な人なので、しっかりと毒を持っている事で完成度が増しております。

Broken Star
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[20191026]

Gemini
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。Chapel Yardレーベルに移籍してからの作品です。自身で発足したようなレーベルなのか不明ですが、ほぼ彼に近しい人達で構成されています。またしてもアンビエントな作品になっていますので、最初の作品だけが異色な感じになってきました。

1. When The Leaf Turns
2. Gemini
3. Attack Of The Drones
4. Battles Of Amsterdam
5. Ballad Of Ariel Tweto
6. Mantra
7. Frozen Landscape
8. Radom
9. Emulator
10. The Fall Of St Mary's
11. Sceptic
12. Dying Embers Of Autumn

アンビエント作品という事でドローンサウンドが多めに出てくるのですが、シューゲイザーのようなノイズ系の音源も多用しています。今回秋がテーマなのか、ノスタルジックな雰囲気の中でロックなサウンドも出てくるというところが特徴と言えるでしょう。現代音楽家と呼べるほどのセンスを持っていますが、基本ロックな人だと思います。

アコースティックな優しい響きの音源を使いながらも、どこかダークな雰囲気を持った、大自然の中に潜む悪魔を呼び起こすような音楽です。とてもケルトな英国的トラディショナルな雰囲気を感じさせつつ、近代化していく大英帝国の闇も映し出しているような音楽です。アンビエントな雰囲気のままトリップホップしていきます。

Full Album

[20191026]

Winter Solstice
(1998/07/14)

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2012年の作品です。こちらはダウンロード販売のみで、アンビエントな長尺な曲が4曲となっています。これでバンドでは無く、一人プロジェクトだとわかりますが、その正体は不明です。本名が明かされていません。謎多きRaining Leafですが、アコースティックな音源だったり、歪んだ音だったりを好んだドローンサウンドになっています。

1. Winter Solstice
2. Sunblind
3. Waterfall # 9
4. Los albores del Norte

アンビエントな内容ですが、打楽器系の音源も入っていたりと掟破りな内容になっています。アンビエントだという定義にこだわるアーティストもいますが、こだわりを捨ている事から新しいものが生まれるものです。実際に生演奏しているような部分もあり、アナログ時代のアンビエント作品に近い感覚で、それまでに無かった、現在としても新しい感覚の作品としています。

長尺のミニマルミュージック、本域での現代音楽として捉えた方が早いのかもしれませんが、ロック的な要素も持っている事から、かなり新しい世代の現代音楽として認識すべきアーティストだと思います。メロウさとダークネス、静寂と喧騒、陰と陽という対比がしっかり出来ているという意味合いにおいて、一流のミュージシャンだと認めるべきアーティストだと思います。

Winter Solstice
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[20191025]

Rain On Leaf
(1998/07/14)

Raining Leaf商品詳細を見る


イギリスのアーティストRaining Leafの2012年のファーストアルバムです。オカルティックにハードエッジなロックを叩き込んできたかと思えば、時にメロウにもなります。総合してやっている事はオルタナっぽいスタイルですが、バンド的な演奏とエレクトロニクスが混じりあっていて、昔のオルタナとは違います。

1. A New Day Dawns
2. Black Gown
3. Walking Up A Hill
4. Water Fly
5. Maria Metropolis
6. Apogean Tide
7. It Hasn't Rained For Weeks Part 1
8. We Used To Play War In The Woods
9. Rain On Leaf
10. Chapel Yard
11. Trade Winds
12. Death March For A Fallen Angel
13. It Hasn't Rained For Weeks Part 2
14. Disciple
15. Home Time

バンドなのか、個人なのかの詳細な情報も不明で、よくわかっていないのですが、バンドでの演奏のようにも聴けますが、サンプリングで作っているとしても不思議ではありません。それだけデジタル処理されていますし、バンドである必要もないと思いますが、バンドでやっているとしたら、結構革新的なバンドだと思います。

ハードだけで無く、メロウなところ、ポップだったりしますが、オルタナの癖で、どこか他人事のようなクールさがあります。冷めているというか、感情を素直に表現していないような感じがあります。テクノだとしたら、それはそれでいいでしょう。しかし、ハードロックだとするとこの冷めた感じはオルタナとしか表現のしようがありません。

A New Day Dawns
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[20191024]

Sharp Edges
(1998/07/14)

Same Actor商品詳細を見る


イギリスのアーティストChris Cookの一人プロジェクトSame Actorの2005年のファーストアルバムです。この後は自主制作で活動していて、あまり作品は流通していません。シタール等のインドの民族楽器を中心としたアブストラクトなサンプリングミュージックになっています。つまりインド系フォークトロニカになります。民族音楽系フォークトロニカという事になりますが、テクノ色が強いです。

1. Light Years
2. Nothing Yet
3. Dulcimer Scramble Suit
4. Red Yellow Porpoise
5. Celeriac
6. Sharp Edges
7. Tread Carefully
8. Hammer
9. Extreme Pumpkin
10. Squash
11. Morph
12. Take A Bow
13. Deforestation

手法としてはブレイクビーツに近く、音源としてインド系民族楽器をフレーズサンプリングしたものを多用しています。実際にシタールなどは自分で演奏したものをサンプリングしているようです。それだけでは無く、エレキギターなども演奏しているようです。自分で演奏したものをサンプリング素材としているので、それは無限に音源が尽きる事は無いでしょう。

ただ、やっている事はブレイクビーツなので民族音楽的要素は音源だけになります。それだけで印象は大きく変わりますが、民族音楽とテクノを融合したエスニックテクノとは別物だと思います。民族音楽の要素は音楽的には全く反映されていません。あくまでも他とは違う要素としての音源だけの拝借です。個性的な感じはしますが、そこがまだ弱いところでしょうか。

Light Years
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[20191023]

Industries In The Trees
(1998/07/14)

Julien Mier商品詳細を見る


2019年のアルバムで現在までの最新作になります。自主制作でビニール盤での限定販売、ダウンロード販売でのリリースとなっています。サンプラーを多用したミニマルフォークトロニカになっていて、ゲストによる生演奏も含まれています。かなり時間をかけて制作されているようで、完成度は上がっています。

1. Wet Paper Trails
2. Barbed Wire
3. Ghostnets
4. Rooftop Possum Politics
5. Feathered Stars
6. Memories On Soil
7. Industries In The Trees
8. Giants Of The Earth
9. Diamond Sleeper
10. Beautiful Tree, Tall Bridge

ミニマルなエレクトロニカに生歌が入っていたりしてポップではありますが、かなり複雑なリズム構築、演出がなされていて、短めの曲ばかりですが、ドラマティックになっています。使っている音源もバラエティーに富んでいて、サウンド処理もメリハリがあって効果的です。サンプリングを使っているという印象を強く与えながらも滑らかです。

フォークトロニカ作品としても群を抜いているプログラミングであり、よくあるような音源でも個性的に聴こえます。それだけミキシングにも時間をかけていると思います。ミニマルっぽいですが、とても音楽的でドラマティックな展開、現代音楽としても通用するような見事な作品です。

Wet Paper Trails
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[20191022]

Excerpts & Outtakes
(1998/07/14)

Julien Mier商品詳細を見る


2016年の作品で、未発表音源でまとめられています。ほとんどがミニアルバムやシングルばっかりリリースしているので、ついでに2017年のExcerpts & Outtakes Vol. 2も紹介します。自主制作でネット販売のみになっているので、ほぼ出回っていない作品になります。

1. Migrations
2. Off Grid
3. Rippled Portrait
4. Covered In Ash
5. Finally Daylight
6. Vanished
7. Unfortunately
Vol. 2
1. Melting Landslide
2. Wonderful Wave
3. Napalm Trees
4. Interstellar Dust
5. Adventure Waits
6. Pollen Bullets

未発表音源といえどもいつものスタイルと変わりありません。変化として電子音のみでは無く、サンプラー音源も組み合わせるようになっています。そうする事によって音の粒立ちが良くなっています。アンビエント系の電子音のみだと、音が溶け込みやすいので粒立ちを良くさせるのが大変になってきますが、サンプラー音源を使用する事によって、それが解消されます。

これまで様々なインディーズレーベルからEPやシングルばかりリリースしていて、その後自主制作でネット販売という手段をとるようになっていきます。その手始めとしてこの未発表音源をリリースしています。Vol. 2は2017年のリリースで、アコースティック楽器や歌なども取り入れたフォークトロニカっぽい事をやっています。音源としても、それまでの柔らかな音源だけでは無く、アグレッシヴな音源も使うようになっています。

Migrations
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[20191021]

Out Of The Cloud
(1998/07/14)

Julien Mier商品詳細を見る


オランダのアーティストJulien Mierの2015年のファーストアルバムです。容量としてはミニアルバムですが、彼のほとんどの作品がミニアルバムほどの容量となっています。アンビエントのような繊細な音源によるビートメイクによるエレクトロニカになっています。

1. Birds On Bridges
2. Timid Feathered Creatures
3. We're Like Clockwork
4. Inner Imprint
5. Nearby
6. Turn The Tide
7. Dappled Damp
8. Out Of The Cloud

柔らかで細い音源を好んで使用していて、本来はビートを強調しにくいような音を組み合わせた複雑なミニマルビートが特徴です。エレクトロニカとしては正統派とも言えるでしょうし、音響派的な印象の強いエレクトロニカの初期の頃ような感じではありますが、ここまで軽快なビートを作っているのは珍しいと思います。

残響音が深めのアンビエントな雰囲気なのですが、残響音を短めにする事でビートを作りやすくしています。とても繊細に計算された組み合わせになっています。残響音が深めなのに、短めなので、音が混じり合わずに、一つ一つの音が際立って聴こえます。ミキシング技術も優れていると思います。見事な作品です。

Birds On Bridges
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[20191020]

トランペット音源を中心にしたバートバカラックのようなアメリカンポップスを洗練させたSAMARQAND流ポップスに仕上げました。非ロックなアレンジですがSAMARQANDというフィルターを通る事でロックとして成立されていきます。トランペットと言ってもあまりビブラートをかけないクラシック的な演奏と、ジャズ的なビブラートを活用した演奏がありますし、エフェクターを通したマイルス的なトランペットも再現しています。


[20191020]

Magic Spooky Ears
(1998/07/14)

K-Conjog商品詳細を見る


2018年のアルバムで現在までの最新作になります。完全に洗練されたダンス系エレクトロニクスになっています。これまではアンビエントだったり、コラージュミュージックのような実験的な事もやってきましたが、ここまでポジティヴにユーロビートなダンスミュージックを恥ずかしくも無くやりきるというのもある意味すごいです。

1. What Begin Began
2. Kingpink
3. Same Old Grace
4. Millennials Otters
5. Love Walks on Unexpected Ways
6. Replica
7. Old Enough to Look Young
8. Monotone
9. Cheeks
10. Falcon

中には歌ものもあって、いかにも売れ線な音楽に仕上げています。しかし、如何せん、どれも古い手法ばかりなので特に新鮮さは感じませんが、今まで培ってきた細かいプログラミング等は他には無いもので、古臭さを感じさせずにいます。これが不思議な事で、ちょっとした事、ちょっとした処理で軽薄さを感じさせないというマジックがあります。

売れ線の音楽ではありますが、これが売れるかというと実際にはそういうわけにはいかず、やはりサムシングニューなものが一つでも無いと人は食いつきません。これまでよりは売れていますが、アピールするにはもう一つ足りていません。さりげなくアコースティックや民族音楽も取り入れていますが、少し毒が足りていないのです。

Same Old Grace
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[20191019]

Set Your Spirit Freak
(1998/07/14)

K-Conjog商品詳細を見る


2012年のアルバムです。タイトルも英語を使うようになり、イタリアのローカルなアーティストから世界に目を向けるようになりました。レーベルも変えた事により、作品が流通するようになっています。内容的にもフォークトロニカな作風で、ポップなだけではなく、情緒性も備わっています。

1. It Is Possible To Set Our Spirit Freak?
2. Nobody Knows
3. Mono No Aware
4. Untitled 155
5. Qwerty
6. Thinking About Robin
7. Jabberwock
8. Uno Is Walking
9. Lake Minor
10. Meanings (Trying To Set My Spirit Freak...For You!)

フィールドレコーディング、アコースティック楽器の使用、民族音楽からのサンプリングなどフォークトロニカでやられているあらゆる手法を試みています。ビーツはブレイクビーツのような作りですが、かなり凝ったリズムを構築しています。新しいものはありませんし、イタリアらしさも全く感じませんし、個性が無いのに他とは違う独自の空気感を持っています。

情緒的なビッグビートのような趣もあり、組み合わせとしては新しいのかもしれません。情緒的になってもダークさはありませんし、凝っているのに理屈っぽい感じになっていないのがすごいところかもしれません。かなり敷居の低いところであらゆる事をやっているというのもテクノミュージシャンらしく無くて良いところだと思います。理屈をごねるよにまず行動という模範的な人だと思います。

It Is Possible To Set Our Spirit Freak?
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[20191019]

Il Nuovo È Al Passo Coi Tempi
(1998/07/14)

K-Conjog商品詳細を見る


2009年のアルバムです。正式なファーストアルバムとなっています。サンプラーを駆使したアブストラクトな音源にギターなどの音をミックスさせています。どうもペットを題材にしているような内容になっています。音楽はポップで明るい感じなのでマニアックな風格を感じさせませんが、実験的な事をやっています。

1. Attenti Al Cane
2. Ippopotami
3. La Naturale Decadenza Delle Cose... È Un B-Movie!
4. Cultura Pop (È Solo Una Questione Di Contesto)
5. Uno Stupido
6. Per Un Pugno Di Fagioli
7. Distesa
8. Il Pensiero Resta Sempre Da Solo
9. Una Canzone Semplice

陽気だったり、ポップだったりすると軽く見られがちですが、ビートルズと同じで、ポップな中で前衛的な事をやるのが一番難しいのです。難しい事を難解に作る方が楽だし分かり易いでしょう。人は分からない事には意味も無く哲学的なものを感じるかもしれませんが、分かり易いポップな方法論の中で伝える事の方が本当はクレバーな事だと思います。難解にしてしまうのは、本当は本人もよく理解していないからこその防御なのだと思います。

アメリカなら陽気な曲も受け入れやすいでしょうが、ヨーロッパ圏では陰のある雰囲気、ダウナーな感じの方が受けます。しかし、イタリアは別物なのでしょうか、陽気といってもパリピのような軽薄なものではありません。それなりのセンスは持っていると思います。ただ、時代は単純で軽薄なものの方が売れる時代になっています。そこに乗っかりながらやりたい事をやる、それは難しい事ですが、それが一番賢いやり方かもしれません。

Millenials Otters live @Giardini Luzzati
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[20191018]

The Day
(1998/07/14)

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イタリアのアーティストFabrizio Sommaの一人プロジェクトK-Conjogの2005年のファーストアルバムです。ダウンロード販売のみだったので現在は流通されていません。エレクトロニカですが、インディートロニカと呼ばれていました。1日を題材にしたコンセプトアルバムになっています。

1. Welcome (In The Morning)
2. 24h?
3. Sunfun
4. Hidden By Clouds
5. P.M.
6. When The Sun Goes Up And Down
7. Moonstars
8. Reprise (...And Goodnight)

イタリアのインディーズSine3pmからのリリースで、CD化されていないので現在は入手困難です。思いっきりエレクトロニカ、テクノしているので、新しい事はやっていませんが、イタリアでここまで純粋にエレクトロニクスを徹底している人も珍しいです。インディーズなので斬新な人もいればまともすぎる人もいるのでしょう。

特に特徴もありませんが、割とポジティヴで明るい感じのエレクトロニカなので大衆性はあると思います。ヨーロッパではもっと影のある感じの方が受けると思いますが、ラテン系の明るい性格が音楽に反映されていると思います。ですが、ラテン的な音楽性は微塵もありません。

Chapter II

[20191016]

Da Fishing Hands
(1998/07/14)

Inge Thomson商品詳細を見る


2015年のアルバムで現在までの最新作になります。ギターやアコーディオンなどマルチに楽器を演奏しながら弾き語るケルト系ミュージシャンです。ほぼアコースティック楽器での演奏ですが、電子音やエフェクティヴなサウンドを効果的に使っていますので、伝統音楽のスタイルだけにこだわっているようではありません。

1. Here We’ve Landed
2. Wind & Weather/The Fishermen & The Sea
3. Lise’s
4. The Snowstorm
5. Dark Stacks
6. Paper Sea
7. East O’Buness
8. Satellites
9. Hands For Da Haff (Feat. Kuna)
10. Song For Sheep Rock.

英国では国民的な音楽であるケルトやトラッドフォークは後のフォークソング全般のルーツであり、そこから様々なポップスへと進化していきますが、60年代後半、アメリカのフォークブームに刺激され、イギリスでもトラッドフォークブームが巻き起こります。フォークロックのようにロックとフォークの融合が図られ、新しい感覚でフォークソングの可能性へ挑戦が行われました。中にはジャズとの融合を試みるものもいました。

そうしたフォーク改革は後のプログレとして完成度を高めていきます。そうした意思を持ってケルトミュージックに新しい風を起こそうとする姿勢が感じられます。伝統音楽としても通用するし、ポップスとしても通用するような仕上がりになっています。これは今に始まった事ではありませんので、手本となる音楽はいくらでもあったでしょうが、とても新鮮で瑞々しい作品になっていると思います。

Here We've Landed
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[20191016]

Shipwrecks & Static
(1998/07/14)

Inge Thomson商品詳細を見る


スコットランドの女性シンガーInge Thomsonの2010年のファーストソロアルバムです。フォークグループDrop the BoxやHarem Scaremなどを経てソロシンガーとして活動するようになりますが、コラボレート作品にもいくつか参加していく事になります。ケルト系の音楽性を持ちながらも、ポップロックとして作品となっています。

1. John
2. Cycle
3. Fighting Song
4. Cradle Song
5. Tin Man
6. Where do I Sign?
7. Scoundrel Clouds
8. Take my Time
9. Girl with the Swan’s Head
10. Marie Celeste
11. How Far?
12. Norseman’s Bride

ギターやアコーディオンなどマルチに楽器を演奏しながら歌います。今作ではエレキギターなどはゲストに演奏してもらっていますが、デジタルプログラミングも駆使してロック色が強く、ケルトな雰囲気は薄めになっています。次回作でケルト色を全面に出すようになりますが、最初に名前を売るにはこうしたポップロックな方法論を選択しています。

ケルト系のロックも多く存在しますが、ここまでロックの手法を取り入れているのは少ないと思います。なので、この手法を極めていってもいいと思いますが、ケルトを主軸に据えた作品作りへと進んでいきます。どちらにしても目指すべき道は一つだと思いますし、最終的にどこに落ち着いていくのかは見えていませんが、フォークトロニカとしても斬新な作品になっていると思います。

John
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[20191015]

ピアノ曲のバラッドです。
当初はピアノ音源だけでアレンジをまとめようと思っていましたが、
さすがに似たような波形の音だけだと音の粒だちがよくないので、
弦楽器も加えてピアノ室内四重奏としました。
久々のドラムレスなので、歌が全面に出てきてしまうので、歌の処理にも気を使いました。


[20191014]

Covers
(1998/07/14)

Alpha Couple商品詳細を見る


2012年のミニアルバムで、現在までの最新作、もしくは最後の作品となっています。これ以降の作品はリリースされていません、活動もしているのか不明です。面白いユニットではありましたが、活動し続けるだけのモチベーションを持ち合わせていなかったのか、男女デュオだから情のもつれか、など、いろいろ推測は出来ますが、こういうデュオがいた事を気にとめる人も少ない事でしょう。

1. Lucky
2. Mariah
3. A Walk Through Central Park (With Or Without You)
4. Wenn Ich Mir Was Wünschen Dürfte
5. Lucky
6. Mariah
7. A Walk Through Central Park (With Or Without You)
8. Wenn Ich Mir Was Wünschen Dürfte

タイトルからするとカバーアルバムみたいですが、カバーというより、人の曲をサンプリングして使用しているだけです。フィールドレコーディングにノイズ、それに今回はエレキギターも使用しています。歌は歪ませて呪いのような歌になっています。音楽って研磨していけばどんどんシンプルになっていくものです。つまり旋律をデフォルメしていく現代音楽のようなものになっています。

インディーズからのリリースですが、当初25枚限定が75枚になり、現在はダウンロード販売のみになっています。まだダウンロード販売だけでは市場に形跡を残すのは難しい状況で、しかもほぼ自主制作に近い形だと、まだ相手にされないようなところがあります。よっぽど話題にならない限り、その手法で成功するのは難しいでしょう。しかし、こうしたジャブがいずれTKOしていく時代が訪れるのは近いと思います。ネットの速度がもっと高速化されていけば、MP3、ハイレゾ程度の質よりもよくなるでしょうし、そうなるとCDのサンプリングレートでは満足されなくなるので、ダウンロード販売が主流になっていくはずです。その時に、こうした魁がいたという事で再評価されて欲しいものです。

Lucky
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[20191013]

WHNZ:27:NJNYC
(1998/07/14)

Alpha Couple商品詳細を見る


2011年のアルバムです。これはインディーズからのリリースになっています。フィールドレコーディングと自宅で録音したようなアコースティックギターに歌、自主制作の作品よりもローファイな感じになっています。まるでデモテープみたいです。それでもインディーズでリリース出来ると言う懐の深さを感じさせます。

1. A Walk Through Central Park
2. 15 Americans (Rothko On The Other Side Of The Room)
3. Jasper Johns (DJ Aubrey Beardsley Remix)
4. Car Song

新曲は2曲で、後はリミックスとバージョン違いの曲があります。自主制作で限定販売だった前作よりもラフですが、これでやっと日の目に会えました。このアシッドな雰囲気こそが彼らのやりたかった事なのでしょう。古いラジオ放送などを録音していたのかどうかわかりませんが、そういう現代的では無い空気感を現代音楽風に演出しています。

歌も祈りみたいになっています。ブラックマジックのような感じをあまり宗教的に感じさせないように表現しています。新しい事をやっているわけではありませんが、独特の作風は時代を超越して存在します。実験性はより強くなっていますし、かなり挑戦的な作品になっていると思います。

A Walk Through Central Park
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[20191013]

Stalingrad
(1998/07/14)

Alpha Couple商品詳細を見る


カナダの男女デュオAlpha Coupleの2011年のファーストフルアルバムです。自主制作で当初50枚限定で販売されていて、現在は数曲のみダウンロード販売されています。メンバーはKristel JaxとMark Wohlgemuthの二人で、フィールドレコーディング系のサンプリング素材を用いて、アコースティックでサイケデリックなサウンドを作っています。

1. Boozecan
2. The Single
3. Subject: Yup
4. Edna Pontellier
5. Penguin Classics, 1984
6. Edna & Ginny At The Beach
7. Four Eyed Monster
8. Jasper Johns
9. Rothko On The Other Side Of The Room
10. Stealing Ink
11. 4k

ミニマルな現代音楽系のサウンドトリートメントに浮遊感のある女性ボーカル、フィールドレコーディング素材は何か既成のものをサンプリングしたような感じがします。ラジオ放送の録音のようなもの、非楽器な音も重要な要素となっています。歌はフォーキーでまともなので、雰囲気作りが全てのようなところがあります。

カナダからこれほど実験的でアシッドな雰囲気のアーティストは珍しいと思います。さすがインディーズです。底辺では志の高いミュージシャンがうごめいています。ヨーロッパ系のレーベルだったら拾ってくれるかもしれないので、そこはマネージメント力が必要ですが、えてしてこう言うタイプのミュージシャンは宣伝力が疎かったりします。

The Single
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[20191012]

フュージョンと言うとジャズとロックの融合と認識されていると思いますが、それに加えてファンクソウルの要素も含まれています。ですからフュージョン的なアレンジでもソウルミュージックとは相性が良く、ソフトにポップにするとA.O.R.になりますが、今回はソウルファンク系の色合いを強めて、A.O.R.には無いエモーショナルな楽曲に仕上げました。


[20191012]

Inner Roads And Outer Paths
(1998/07/14)

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2019年のアルバムで現在までの最新作になっています。此の期に及んでもアナログ盤で700枚限定での販売になっています。ダウンロード販売もされています。アコースティック楽器によるトラッドフォークな内容になっています。アコースティックギターを弾いているのはゲストのChristopher Greenですが、後は全て Matthew Daviesによるものです。

1. Bric-à-brac Shop
2. Evacuees At Arrow House
3. Thistle And Briar
4. A Nest in the Warehouse Roof
5. Inner Roads And Outer Paths
6. The Last Days Of The Great House
7. Broken Spires And Ruined Arches
8. Holloways
9. Paths Beyond The Towns
10. Following The River
11. End Of The Branch Line
12. The Fair Arrives
13. Earthworks And Trackways

日本で故郷のヘレフォードシャーについての郷愁を作品にしたThe Land And The Gardenがありましたが、こちらはその故郷に戻って、思い出を再確認しながら制作されたものになっています。淡い思い出も明確に思い出されるものもあったでしょう。アコースティック楽器、オーケストラ音源に加えて電子音も含めています。電子音はサンプリング音源がリアルで無い感じのがいくつかあるから電子音に聴こえてしまうものもあります。そう言う意味において立派なフォークトロニカになっていると思います。

サンプリング音源もマルチサンプリングといって、音の強弱の違いに合わせた演奏を録音した大容量の音源があり、かなりリアルな音を再現出来るようになっています。そういうものはかなり高価になりますが、オーケストラ音源を一つ持っていると重宝します。ものが違えば演奏している人も違いますから、いくつか集めて、合わせて使えばかなりリアルなオーケストレーションが作れます。DTMでも追求すればお金がかかるのです。でも本物のオーケストラを雇うよりは安くなるし、思い通りに演奏させる事が出来ます。本物の響きには叶わないもののその違いに気づかないほどリアルな作品になっています。

Bric-à-brac Shop
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[20191011]

The Soundtrack To The Hospice
(1998/07/14)

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2018年の作品で、ロバート・エイクマンの短編小説「ホスピス」のサウンドトラックとしてクリスマスのラジオ番組で放送されました。当初はカセットで100枚限定で販売されていましたが、現在はダウンロード販売もされています。四幕からなる物語で、それぞれのサウンドトラックとして4つのパートに分かれています。

1. Parts 1 & 2
2. Parts 3 & 4

オーケストラ音源としてクラシックやフォーク的な音楽となっています。BBCが関わっているので本物のオーケストラを使っている感じもありますが、サウンドトラックとしてかなり加工されています。エレクトロニカだけでは無い音楽も作れると言う評価から請け負った作品のようですが、見事にその期待に応えています。

楽器の特色をしっかり把握した効果的な使い方、もうエレクトロニカ作品は作らなくてもいいと思えるくらい見事な作曲能力を発揮しています。音楽を聴いているだけで物語性を感じさせるような描写、展開がもっと聴いていたいという欲求を促します。ラジオ番組用なのでサウンドトラックとしては短いと感じます。しかし、それだけ中身が詰まっています。

Full Album

[20191010]

The Consumer Programme
(1998/07/14)

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2017年のアルバムです。インディーズレーベルからのリリースですが、アナログ盤として500枚限定での販売でした。しかし現在はダウンロード販売もされています。再びシンセポップな内容になっています。情緒的にもなっていませんが、テクノポップでもありません。

1. The Leisure Centre
2. Kosmos 582
3. Roced
4. Osten 80
5. The Intermission
6. The Consumer Programme
7. Popular Mechanics
8. Galaeth1&2
9. Lloeren
10. Soced
11. Astrogator
12. A Hillman To Berlin

子供向けのテレビ番組用の音楽のようなイメージで制作されているみたいで、コンピューター感はありますが、かなりポップな作りになっていて、シンセポップとエレクトロニカの中間のような感じです。元々のスタイルを少し進化させたようなものでしょう。イギリスに戻って少し落ち着いたので、元の木阿弥になったのでしょう。

レトロ感も復活して、あくまでもこのスタイルを貫くつもりなのかもしれませんが、他のスタイルでも素晴らしい作品を作れたと言う実績は覆せません。今回は限定販売でしたので、今後どのように変化していくか予想がつきません。自由に制作活動してもよいとは思いますが、レトロ感覚にはこだわって欲しくありません。

Full Album

[20191009]

Plant life
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。これも自主制作でダウンロード販売のみになっています。シンセポップでありますが、イギリスに戻ったからなのか、作風が変わっています。情緒的になっているのです。前作のフォーキーな感じとエレクトロニカが合わさり、独自の世界観を作るようになっています。

1. Plant Life
2. Ecotone
3. Abraxial
4. Siglen
5. Gresynu
6. Life Cycle
7. Plastic Trees
8. Blomes
9. Whorl 1&2
10. Sprites

レーベル契約も出来るようにはなっていますが、とても私的な作品なのか、慌しい中でのリリースだったからなのか、これは自主制作となっています。曲も短めで、全体としてはミニアルバムな感じですが、統一感があり、立派なアルバムだと思います。オーケストラ作品を作るよりはシンセサウンドで作った方が楽ではあります。

情緒的でありますが、ポップであり、アコースティック楽器はありませんが、フォークトロニカ的な独特なエレクトロニカになっています。日本での経験もあり、イギリスに戻ってもどちらでも無い独自の世界観を作れるようになっています。もうレトロ感覚とは言わせない、けれど情緒的だからどこか人間味のあるエレクトロニカになっています。

Full Album

[20191008]

The Land And The Garden
(1998/07/14)

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2015年のアルバムです。名古屋に10年住んでいましたが、ホームシックにかかり、イギリスに住んでいた子供の頃のヘレフォードシャーの風景を思い浮かべながら制作された作品になっています。全てオーケストラ音源で作られており、牧歌的なフォークソングになっています。

1. Walking On A Bearing
2. Butterflies, Bees And Other Insects
3. Collecting Pebbles And Stones
4. Wall Of Ivy
5. Hedgerows And Conservation
6. Villages, Hamlets And Fetes
7. Fences, Railway Lines And Other Obstacles
8. The Road Through The Village
9. A Stone Path
10. Hiking Attire
11. Rural Etiquette
12. Through The Gate
13. Sunrise At Trig Point
14. Bracken And Grassland

電子音は入っていませんが、全てサンプラーのオーケストラ音源で出来ていますので、ある意味フォークトロニカです。日本で郷愁にかられ制作されましたが、ついにはイギリスに戻り、そこで完成させています。子供の頃過ごした風景はその人の人生に大きな影響を残しますが、音楽としてここまで再現してしまうと、それはもう一つの記憶として再構築された事でしょう。

淡い記憶を鮮明にさせるものを形にする事によって、本来の記憶よりも美化されているように感じます。しかし、それがその人の印象なのですから、想いと言うものがどれほどファンタジックなものなのかが伺えます。まったくテクノ感が無い、これまでとは違った作風ですが、とても心温まる作品となっています。

Walking On A Bearing
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