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[20191106]

Sonido
(1998/07/14)

binaria商品詳細を見る


日本のユニットbinariaの2010年のベストアルバムです。それまで2枚のミニアルバムを出していて、そこからの抽出と新作を交えたベスト盤になっています。ネットで活動していた やなぎなぎ、永尾ヨシヒサ、xaiとアルゼンチン出身のAnnabelが意気投合して結成されたユニットになっています。やなぎなぎとAnnabelによる二人の女性ボーカルを中心としたエレクトロニカになっています。

1. entrada de sonido
2. レイトナイト
3. 月ノ光リ花
4. ルミネセンス
5. sweet jerryfish
6. リンズの鉛筆
7. erial final
8. alpha-beta
9. fade out
10. refresco
11. ポンコツロボット
12. kobalos
13. 蝶番
14. n o e m a
15. sonido

日本の女性の歌ものとしては良い感じになっていて、エレクトロニカなアレンジもチープな感じですが良くまとまっています。歌やスキャットが中心なのでポップであり、日本語の歌も、日本のインディーズにありがちな独特の癖を持っていながら、それまでに無かった新鮮さも感じます。何よりJ-POPになりそうでなっていないのが好感が持てます。

この後はシングルばかり出していたり、テレビアニメのサウンドトラック等を出しています。それぞれが独自に活動していて、ユニット性が強いので、フルアルバムとしてはこのベストアルバムのみになっています。もっと本腰を入れても良いと思いますが、そこは各自の活動で満足しているのでしょう。

entrada de sonido
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[20191105]

Høns!
(1998/07/14)

Dokkemand商品詳細を見る


アメリカのアーティストMarius Grøtterud Egenesの一人プロジェクトDokkemandの2008年の唯一のフルアルバムになります。エレクトロニカを中心としながら、アコースティック楽器等のサンプリングも加えたフォークトロニカになっています。ゲストボーカルを招いて歌ものになっている曲もあります。

1. Kanaria
2. Lapp
3. Udulat
4. Knapp
5. Eike
6. Klokka Er 76
7. Lupe
8. Hest
9. Stempel
10. Lumpa
11. Teleform
12. Slapp

曲調、音源、どれをとってもエレクトロニカそのものであり、それに歌を加えるという手法は斬新だと思います。エレクトロニカ色が強いですが、アコースティック音源も効果的に使っているのでフォークトロニカと言っても指し使いありません。かなりテクノ色が強めのフォークトロニカです。

電子音もサンプリング音源もいいバランスでミックスされていて、エレクトロニクスとして統一感があります。電子音のエディット、サンプリングのエディット処理を最大限に活かしながらも、歌が映えるようなアレンジにまとめ上げている点が素晴らしいと思います。ポップ性を嫌うテクノミュージシャンもおりますが、テクノ、ポップス、ロックが調和する方向性が現代的だと思いますし、混血、融合していく事で新しい未来は開けていくものです。

Kanaria
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[20191104]

Aquellos Maravillosos Daños
(1998/07/14)

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2017年のアルバムで現在までの最新作になります。メンバーも流動的になっており、Beni Ferreiroのワンマンバンドとして存在しています。ポップなロックンロールな曲調となっており、もはやオルタナですらありません。アレンジも多彩になっていて、演出としては良いと思いますが、毒が無くなってきています。

1. Prisma
2. Generación Fatal
3. Gremlins De Ciudad
4. De Perros Y Lechuzas
5. G7
6. Bloguers De Sofá
7. Gigante
8. Si No Estás
9. Ruleta Rusa
10. La Mujer Maravilla
11. Olla Pra Min

歳をとって丸くなったような感じのポップさで、ロックとしては面白くありません。単なるイギリス、アメリカかぶれのバンドだったのかという印象になっています。自分たちのアイデンディティはどこに行ったのか、と嘆きたくなるほどポップです。これで売れると思っているとしたら大間違いで、多分スペインでも無害なバンドとしての扱いになっているのでしょう。

楽しいでしょうし、アイデアも豊富ではありますが、これまでの男気が無くなっており、単なるおっさんに成り下がってしまったのかという批判は免れないです。アイデアが豊富なのに新しさが微塵も無いという始末。ポップなのは良いでしょう。ストレートな感じもいいでしょう。バンドサウンド以外があってもいいでしょう。しかし、ロックバンドとしての気概は失ってはいけません。

Prisma
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[20191103]

Ø4. El Conjunto Vacío
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。ドラムもまた変わり、ギターも変わっています。スタイルとしては変化はありませんが、演奏が巧みになり、アレンジの幅も広がっています。それによりハードさとポップさが増して、少し気の利いたオルタナに進化しています。デジタルサウンドも少しだけ加える事により、もう学生バンドの延長とは言えなくなってきました。

1. La máquina de fabricar relámpagos
2. Ø4. zumbidos
3. Han Solo
4. Todos los días amanece
5. Sinatra
6. Halloween vs. Samaín
7. Todo
8. Canción para el fin del mundo
9. EX
10. Mi gran evasión
11. HADA

プロフェッショナルになってくるとパンク時代のスタイルが懐かしくなってきます。未熟だったけど何かやってくれそうな期待が持てました。それが熟練されてくると、これ以上は伸びないのかと期待が薄まってしまいます。ある程度完成してくると保守的になりがちですし、冒険しなくなってきます。なんか普通なところに落ち着いてしまったなと言うのが正直な感想です。

それは人間としても面白く無い事ですが、音楽としては尚更です。ある程度スタイルが固まる事によって固定客がつきますが、冒険しない芸術ほど退屈なものはありません。ストリングスを加えたり、お金をかけられようにはなっていますが、大して変わりがありません。ロックと言う衣装は纏っていますが、これが本当にロックなのでしょうか。未熟だったファーストが一番面白かったと思います。

La máquina de fabricar relámpagos
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[20191103]

∞3
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。ドラムがJosé Brunoに変わっています。ドラマー不在の時期だったのか、nanomédicosではブレイクビーツになっていて、デジタルロックになっています。その他は、いつものオルタナ系ですが、アコースティックギターを使ったり、サウンド面での工夫も見られるようになってきました。

1. nanomédicos
2. el mundo perfecto de Kira
3. cientos de motivos
4. Nina Kulagina
5. desastrología
6. E.L.O.
7. ∞3
8. ausencia parcial
9. momentos buenos
10. años luz
11. zumo V

80年代終わりから90年代始め頃のイギリスのスタイルをスペイン語で歌っているだけの事で、何も新鮮味はありませんが、こう言う事を真面目にやっているスペインのお国柄が興味深いです。第三国にはもっと様々なバンドが潜んでいると思いますが、そういう稀有なバンドに焦点を当てる事で何か新しい発見があるかもしれません。メジャーには何一つとして期待が持てない時代ですから、無名のインディーズや自主制作しているアーティストに希望を見出すしかありません。

まるでコピーバンドのようなバンドなので、Beni Ferreiroのワンマンバンドからの脱却が必要だと思います。これもある意味レトロなバンドであり、新鮮味はありませんが、こういう真面目なバンドが一皮剥けたら大化けするかもしれません。信念は曲げる必要はありませんが、新しいブレインが加わる必要があるかと思います。

nanomédicos
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[20191102]

#2. La Transición De Fase
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。レーベルも移籍して、ボーカルのBeni Ferreiro以外のメンバーを一新しています。ベースが Pablo López Juan、ドラムが Álex Penido、ギターのTarci Ávilaの四人組で定着します。メンバーが変われば演奏の質も変わってきますし、もうパンク色は無くなっています。少し80年代っぽいオルタナになっています。

1. Al Otro Lado Del Universo
2. Veranos Del Oso Bipolar
3. Sin Mentiras
4. Desarrollo De La Autoestima
5. #2
6. Azul Casi Transparente
7. Todos Somos Átomos
8. Adán Y Ella
9. El Pase De La Muerte
10. Informe De Daños

若々しかったパンクバンドからいきなり歳食った感じになっています。キーボードがいなくなったのでデジタルサウンドは少なめです。80年代のネオサイケに近い感じのオルタナバンドに変貌しました。時代遅れな感じもしますが、スペインからこんなバンドが登場するなんて面白いと思います。ふた回りくらいしてネオサイケも新鮮かもしれません。

ソリッドバンドスタイルに徹していますが、デジタルな遊びがあっても良いと思います。まだメンバーを新しくして間もないので、そこまで余裕が無いのでしょう。カレッジバンドの延長のような感じもしますが、ここまでシンプルなのもたまには良いかもしれません。演奏達者じゃないところもロックバンドらしくて微笑ましいです。

Al Otro Lado Del Universo
⇒ 続きを読む

[20191102]

Igloo
(1998/07/14)

Igloo商品詳細を見る


スペインのインディーロックバンドIglooの2005年のファーストアルバムです。メンバーはベースの Diego Castr、ドラムのDavid (367)、ギターの Selín、キーボードの Juan-Gil López、ボーカルとギターのBeni Ferreiroの5人組でスタートしています。メロコアパンクにデジタルサウンドを加えたスタイルで、デジタルロックとも言えない感じではありますが、U2っぽいパンクみたいな感じです。

1. Silvia Saint
2. XL
3. Y Todo Lo Demás
4. Una Película Francesa
5. Dime Que Sí
6. Todo Bajo El Cielo
7. Nunca Será Igual
8. El De Antes
9. El Día Que Me Quedé Solo
10. Nanook

パンクバンドにキーボードやシンセが加わるとニューウェイヴみたいに思う人がいますが、キーボードを中心としたストラングラーズは紛れも無くパンクバンドでありました。リード演奏が出来ないバンドバンドにとってキーボードは重要な立場にいました。このバンドでのキーボードは効果音的な立場をとっていますので、あくまでもギターパンクバンドなのですが、パンクバンドでここまでこだわってシンセサイザーを使っているバンドは最近では珍しいです。

パンクと言う固定概念は、破壊の象徴だった本来のパンクの意義を失うものであり、本来はオルタナのように既成のロックへのアンチテーゼであるべきであり、固定概念に縛られない演奏をするべきであり、そう言う意味においては、本当のパンクバンドはポップグループのようなアヴァンギャルド色が強いものであったと思います。しかし、元祖はテレヴィジョンであり、とても紳士的なカレッジバンドでありました。そう言う意味合いにおいて、少し間を置いているスペインではあまり既成概念に縛られないパンクバンドが育っていたようです。

Silvia Saint
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[20191101]

フラメンコとロックやジャズの相性は昔から良く、スパニッシュなポップスも多くあります。
この曲はバイオリンを中心としたフォークトロニカになっていて、フラメントロニクスと名付けました。

電子音は少なめですが、リズム構成はスパニッシュでありながらサンプリング素材を使ったエレクトロニカになっています。フォークトロニカの分野においてはエスニックなものは少なくありませんが、スパニッシュなものはまだごくわずかです。ですからフラメントロニクスと言う名称を提唱させていただきました。

理屈は抜きにして、ロックにとってもスパニッシュにおいても新しい感覚が加わる事が大事であり、伝統と革新が良いバランスで両立出来る事が肝心かと思います。


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