2010年のアルバムで、カセットでの販売でしたが、現在はダウンロード販売もされています。アンビエントに特化した作品で、今回は弾き語りは少なめで、ドローン系のサウンドを収集していたものをまとめあげたもののようで、フィールドレコーディングを加工したようなサウンド、加工しすぎてほぼノイズのようなサウンド、様々組み合わせています。
1. Drowsy
2. Ransom
3. Breach
4. Hollis
5. Carbon
6. Shoals
普段はフォーキーな曲を作って、それをドープな演出にする為にアンビエントなサウンドも凝らしていますが、そのアンビエントな部分だけで作品を作り上げています。これに歌を入れたらいつもの作品になりますが、今回はドローン系のサウンドが主役で、あまりリズム的なものは省かれています。それでもフィールドレコーディング等を加工していますから、独特な動きを持っています。
昔で言うコラージュ
音楽のようなものですが、絶妙なエフェクト処理を施し、ノイズによるオーケストレーションとなっています。それを序章のようにしてBreachでは弾き語りが始まりますが、シューゲイザー系のドローンサウンドを活かした楽曲になっています。もうこの手の分野においては熟練のようなお手並みとなっています。
Carbon / Drowsy