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[20200107]

The Fiery Margin
(1998/07/14)

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2019年のアルバムで現在までの最新作になります。また違うメンバーによるバンド演奏で、どちらかと言うと以前のスタイルに似た雰囲気に戻っていますが、明るい感じのトラッドフォークになっています。よく知られているトラッドフォークの雰囲気をなぞりながらオリジナルの曲作りに更なる新しい表現力をもたらしています。

1. False Flesh
2. The Evernew Tongue
3. Europe
4. Comments
5. A Keen
6. The Stranger With The Scythe
7. Actors
8. Common Clay
9. Learning Is Eternal
10. The Untrue Womb

新しい事に挑戦するにしても、実験的な事をやるにしても、トラッドフォークというフォーマットから外れる事がありません。だから何でも出来るという強みもありますが、大して変わらないという反面もあります。ここの線引きが難しいところで、トラッドフォークから大きく外れてしまったらもう普通のポップスになってしまいますから、この絶妙な立ち位置が一番良いのでしょう。

純粋なカントリーシンガーはいると思いますが、純粋なトラッドフォークだけで勝負して、これだけ作品を残しているミュージシャンは数少ないと思います。もうこの道では生き字引みたいな存在になっていくしかないでしょう。全く違うタイプのアーティストと共演するとかもありかと思います。コラボ作品も多いですし、ぱっとその場で演奏が始められると言うフォークの良さがこのデジタル時代に表現できていると言うのも凄い事だと思います。

False Flesh
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[20200106]

Pangs
(1998/07/14)

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2017年のアルバムです。バンドスタイルになりましたが、メンバーが変われば、これまでのバンド演奏とは違う印象となります。かなりスタジオミュージシャン的なテクニックを持った演奏になっています。それはトラッドフォークらしくない演奏でもありますが、フォークロックとするなら又一歩攻めた形になります。

1. Pangs
2. No Dawn Song
3. An Altar In The Glade
4. The Breach
5. The Angry Laughing God
6. Wormwood And Gall
7. The Downward Road
8. Scarce Of Fishing
9. Vespers Chime
10. Songs Of The Marvels

これまでの演奏、音質に比べれば、60年代と70年代くらいの違いがあります。シンセも使っていますが効果音程度の使い方です。それでもシンセを使う時はトラッドフォークの伝統から飛躍しようとしている時です。それでもどこを取ってもトラッドフォークにしか聴こえないというところが彼の凄いところです。ベースとなる部分がまったくブレないのです。

本当に攻めるならもっと現代的なアレンジにする事も出来るはずですが、ブレない基盤が必要以上には変化させません。それでも、これまでにないくらいポップでジャズ、ロック寄りにはなっています。広く売れるためにはファンの幅も広げなければならないでしょうから、これくらいの変化はあって当然だと思います。そうする事によってトラッドフォークも新たな息吹を授かる事になります。

Pangs
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[20200105]

Alasdair Roberts
(1998/07/14)

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2015年のアルバムです。初めて自分の名前をアルバムタイトルに持ってきました。初心に返ってとか、心機一転とかの意味合いがあるのでしょうか、これまでのバンドスタイルから、ほぼアコースティックギターによる弾き語りに戻り、他の楽器もほぼ自分で演奏して、ゲストも最小限に抑えています。それにより歌を大事に表現しています。

1. The Way Unfavoured
2. Honour Song
3. The Problem Of Freedom
4. Artless One
5. Hurricane Brown
6. The Final Diviner
7. In Dispraise Of Hunger
8. The Mossy Shrine
9. This Uneven Thing
10. Roomful Of Relics

曲調もストレートなトラッドフォークであり、ポップ性、ロック色も無くして、赤裸々なくらいにトラッドフォークと向き合っています。やはり原点回帰という心境なのでしょう。バンド演奏が無い分、ギターの演奏、アレンジに重きを置いています。中世的な雰囲気もありながら、大衆音楽であるという意思も強く伝わってきます。

そう言う意味において、トラッドフォークも本来はポピュラー音楽であり、伝統を守ると言うより、より表現の幅を広げようとしている前向きな姿勢も感じさせてくれます。伝統の呪縛に縛られたトラッドフォークでは無く、現在進行形の活きた音楽としてトラッドと向き合っているのがよく分かります。とても誠実なミュージシャンだと思います。

The Way Unfavoured
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[20200105]

A Wonder Working Stone
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。バンドとしての演奏が前提となった作曲になってきて、バンドとしても結束された演奏になっています。エレキギターやホーンも入って、まるでキンクスの作品を彷彿とさせるようなフォークロックになっています。私たちはキンクスやツェッペリンによってトラッドフォークにも慣れ親しんできました。ですから70年代ロックを知るものには親しみ易い作品になっていると思います。

1. The Merry Wake
2. The Year Of The Burning
3. Fusion Of Horizons
4. The Wheels Of The World / The Conundrum
5. The End Of Breeding
6. Song Composed In December / The Bluebell Polka / Rap Y Clychau Glas
7. Brother Seed
8. Gave The Green Blessing
9. Scandal And Trance / We Shall Walk Through The Streets Of The City
10. The Laverock In The Blackthorn / Oganaich An Oir-Fhuilt Bhuidhe / Neil Gow's Lament For His Second Wife

エレキやホーンが入るだけでダイナミックスが違います。曲に勢いも出てきますし、サビも活きてきます。カバー曲もありますが、メドレー形式の曲など、バンドとして演奏を楽しんでいます。まるでパブで演奏しているような、イギリスの酒場の喧騒を呼び起こします。行った事ないけど。イギリスはライブハウスよりパブでのバンド演奏が大半で、特に地方はパブが社交の場になっています。

そんなパブでイギリス国民は昔からトラッドフォークやケルトにも慣れ親しんでいますから、正に国民的な音楽なのです。ザフーじゃ無くてキンクスが国民的なバンドと言われている所以です。日本で言う演歌のようなもので、昔は日本でも流しが酒場を歌って歩いていました。そう言う文化を失っている点で演歌はかなり衰退していると思います。日本人のラップはある意味田舎臭い演歌のようなものですが、若者がもっと盛り上げていく気概があってもいいと思います。

The Merry Wake
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[20200104]

Too Long In This Condition
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。トラッドフォークのカバーもあり、よりトラッドらしい雰囲気をバンドで再構築しています。ポップさは後退しましたが、バンドとしていろんな可能性を試しながら、よりトラッドの改革に取り組んでいます。彼のアルバムのジャケットにはよくフクロウが描かれていますが、森の主人として象徴的な存在なのでしょう。

1. The Daemon Lover
2. Young Emily
3. Long Lankin
4. The Two Sisters
5. Little Sir Hugh
6. Kilmahog Saturday Afternoon
7. The Golden Vanity
8. The Burning Of Auchindoun
9. The Lover's Ghost
10. What Put The Blood On Your Right Shoulder, Son?
11. Barbara Allen

ギターだけの弾き語りとは違って、バンド演奏だといろんな表情をつけることが出来ます。フォークソングと言えばイギリスや北欧などの民謡の事ですが、イギリス独特の伝統に根ざしているのがトラッドフォークです。これにアジアから来た音楽を生業としてきた少数民族が交わってケルトの形成にもつながっていきます。この独特な癖みたいなものは、その民族性が大きく関わっていると思われます。

フィドルと呼ばれるバイオリンの活用も民族音楽性からきています。フレットの無いバイオリンはクォーターなどの中間音を奏でやすく、民族音楽は大抵音階を重視するモード奏法となっています。和音楽器よりもバイオリンのような楽器が表現しやすかったのです。しかもジャズ的な即興演奏も得意としていましたから、トラッドフォークがジャズのメソッドを取り入れるのもおかしな事では無いのです。伝統音楽といっても、もっとごちゃ混ぜにしてもいいくらいの柔軟性を持っていると思います。

The Daemon Lover
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[20200104]

Spoils
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。ポップな感じのままサイケに発展するのでは無く、ロックバンド的に発展して長めの曲調になっています。これこそフォークロックです。シンセサイザーも登場してきます。でもまったくデジタル臭くならない使い方をしています。新しい事をやろうなんて事は思っていないと思いますが、彼らなりに新しい事への挑戦はしていると思います。

1. The Flyting Of Grief & Joy (Eternal Return)
2. You Muses Assist
3. So Bored Was I (Dark Triad)
4. Unyoked Oxen Turn
5. The Book Of Doves
6. Ned Ludd's Rant (For A World Rebarbarised)
7. Hazel Forks
8. Under No Enchantment (But My Own)

違うジャンルになろうという気も全く無いようですが、使う楽器が違えば印象がガラリと変わります。トラッドフォークだからこの楽器を使わなければならないという呪縛から解き放たれた時から、トラッドフォークの新しい歴史は始まるのです。70年代初期にあったトラッドフォーク革命は完成されておらず、その置き土産は沢山あります。そこまではやっていませんが、現役の彼にはそこまでやる期待を持ってしまいます。

問題は彼やその仲間がどこまで許せるのかでしょう。伝統音楽は保守的な人達によって守られてきました。そう言う人達も納得させながら革命を起こすのは至難の技です。パンク的に破壊から行っていくのが手っ取り早いですが、敵も多く作ってしまいます。でもそれがロックミュージシャンのあるべき姿ですから、フォークロックを目指すなら、そこまでやって欲しいところです。

The Flyting Of Grief & Joy (Eternal Return)
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[20200103]

The Amber Gatherers
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。トラッドフォークの雰囲気を残しながらも曲調がポップになっています。コブシが無くなったわけではありませんが、コブシが少なくなったのが要因でしょうか。サイケなアレンジも無くなり、素直なアレンジになっているのも要因でしょう。普通にポップスファンにも親しみやすくなっています。

1. Riddle Me This
2. Where Twines The Path
3. Waxwing
4. I Had A Kiss Of The King's Hand
5. The Cruel War
6. Let Me Lie And Bleed Awhile
7. Firewater
8. River Rhine
9. I Have A Charm
10. The Old Men Of The Shells
11. The Calfless Cow

これまでもロック、ポップスの作品の中でトラッドフォーク調の曲が紹介されてきました。ロッドスチュワート、ウィングスなどはヒット曲も出しています。世界的にも売れていましたが、本国イギリスでは別格に売れるほど国民的な音楽であります。幅広い年代にも売れるにはポップ性も必要で、その部分はクリアしてきたと思います。ヒット性という事になると浸透性が有るかどうかになってきます。

シンプルで地味でもありますが、誰もが口ずさめるというポップスの条件は満たしていますから、どれほど人々に親しまれられるかが鍵となってきます。デジタルのこの時代にどれほどオンエアーされるかで違ってくると思いますが、イギリス国内では売れる要素を十分に持っていると思います。売れなければただのローカルなミュージシャンで終わってしまいますから、売り方が重要でしょう。ネット社会も存分に利用して欲しいと思います。

Riddle Me This
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[20200102]

No Earthly Man
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。バンド演奏になっていますが、曲が長めに設定されており、プログレッシヴなフォークロックになっています。トラッドフォークですから、曲自体はシンプルに繰り返しなのですが、演奏面での盛り上がり方がプログレッシヴになっています。ジャズ的なインプロヴィゼーションにサイケな雰囲気になっています。

1. Lord Ronald
2. Molly Bawn
3. The Cruel Mother
4. On The Banks Of Red Roses
5. The Two Brothers
6. Admiral Cole
7. Sweet William
8. A Lyke wake Dirge

フォークロックはアメリカで発生しましたが、イギリスではトラッドフォークを革新的にロック、ジャズと融合させたりしていたブームがありました。ケルトとは少し違った伝統的なトラッドフォークに新しい息吹を与えようとするムーヴメントがありました。そのムーヴメントが無ければツエッペリンの天国への階段なども誕生していなかったのです。

現在のトラッドフォークに新しい息吹を与えようとすると、デジタルサウンドを導入するなどでしょうが、デジタルサウンドは使わずに、バンド演奏のみで勝負しています。70年代初期のそれとほぼ変わりない手法ですが、デジタルに毒された若い世代がこういう音楽をやるという事に意義があると思います。

Lord Ronald
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[20200101]



A Happy New Years
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。



[20200101]

Farewell Sorrow
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。Appendix Outは正式に解散となり、本格的にソロ活動に入りました。今回はギターだけの弾き語りだけでは無く、バンド演奏になっています。ピアノ、ベース、ドラム、マンドリン、バイオリンなど、ケルトの形態に似たバンド編成です。トラッドをベースにしながらもフォークロックになっていて、70年代前半のトラッドフォークブームの頃を彷彿とさせます。

1. Farewell Sorrow
2. Join Our Lusty Chorus
3. Carousing
4. I Fell In Love
5. I Went Hunting
6. Down Where The Willow Wands Weep
7. When A Man's In Love He Feels No Cold
8. Come, My Darling Polly
9. The Whole House Is Singing
10. I Walked Abroad In An Evil Hour
11. I Am A Young Man
12. Slowly Growing Old

フォークギターの場合、ギターのピッキング、フィンガリングなどの腕前が露骨にその人の実力として評価されるところがありますが、この人はかなり卓越した実力を持っていて、それに見合うミュージシャンが集まっています。フォークソングは地味に聴こえますが、演奏力によってその出来栄えは大きく違うと思います。

日本でも学生フォークが流行った時期がありました。パンクのようにヘタウマでも許されましたが、演奏がしっかりしていた岡林や吉田拓郎などは神として崇められていました。フォークの世界は電気で増幅されているロックとは違って、シビアにその演奏、実力がストレートに伝わってきます。下手でも曲が良ければ許されるところもありますが、この人の場合はかなりの実力者だと思います。

Farewell Sorrow
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