2019年のアルバムで現在までの最新作になります。また違うメンバーによるバンド演奏で、どちらかと言うと以前のスタイルに似た雰囲気に戻っていますが、明るい感じのトラッドフォークになっています。よく知られているトラッドフォークの雰囲気をなぞりながらオリジナルの曲作りに更なる新しい表現力をもたらしています。
1. False Flesh
2. The Evernew Tongue
3. Europe
4. Comments
5. A Keen
6. The Stranger With The Scythe
7. Actors
8. Common Clay
9. Learning Is Eternal
10. The Untrue Womb
新しい事に挑戦するにしても、実験的な事をやるにしても、トラッドフォークというフォーマットから外れる事がありません。だから何でも出来るという強みもありますが、大して変わらないという反面もあります。ここの線引きが難しいところで、トラッドフォークから大きく外れてしまったらもう普通のポップスになってしまいますから、この絶妙な立ち位置が一番良いのでしょう。
純粋なカントリーシンガーはいると思いますが、純粋なトラッドフォークだけで勝負して、これだけ作品を残しているミュージシャンは数少ないと思います。もうこの道では生き字引みたいな存在になっていくしかないでしょう。全く違うタイプのアーティストと共演するとかもありかと思います。コラボ作品も多いですし、ぱっとその場で演奏が始められると言うフォークの良さがこのデジタル時代に表現できていると言うのも凄い事だと思います。
False Flesh
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